BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第271話 展開予想3:結局、伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭」は、完成せずに終わるのか?

2024-09-25 23:27:23 | 呪術廻戦
展開予想1展開予想2、もあります)

『呪術廻戦』の大一番であった、VS宿儺戦では、伏黒は、宿儺に身体を奪われていたため、虎杖同様、主人公の一人だったにも関わらず、一切活躍する場がなかった。

それに伴って、結局、彼の領域展開である「嵌合暗翳庭」も完成を見ることがなかった。

思うに、領域展開のポイントは、相手の術者に対して、領域内に付与した術式が「必中」になる点が、最大の実用的なメリットである。

裏返すと、そのような領域展開を使わないと倒せそうにない強敵が現れない限り、領域展開の技能を磨く機会はないと見てよいだろう。

五条悟にしても「無量空処」を進化させる機会となったのは、伏黒甚爾や両面宿儺との死闘だった。

裏返すと、圧倒的脅威となる敵の呪術師や呪霊が現れない限り、領域展開の技がみがかれることはないといってよいのだろう。

その意味では、宿儺もそれなりに驚いていたように、VS宿儺戦に備えたため、高専関係の呪術師は2ヶ月ほどの間に、みな急速に実力を上げることができた。

虎杖など、簡易領域を会得し、反転術式を覚え、領域展開まで習得していた。

大きな戦争があると軍事技術の転用を見据えて科学技術が大いに発展する、というのと大差ない。

ひとつには、個々の呪術師の本気度が違うこと。

いまひとつは、共通の敵である宿儺を倒すために、互いに協力しあって、必要とあらば普段は秘匿情報扱いされていた術式の説明などを互いにしていた。

こうしたVS宿儺戦の経験は、今後の呪術界に活かされるのだろうか?

かわいそうなのは、伏黒が全くこの流れを経験することができなかったことだ。

もしも伏黒が宿儺戦に呪術師として参戦することになっていたのなら、領域展開「嵌合暗翳庭」を完成させ、場合によったら、マコーラwも調伏していたのかもしれない。

もちろん、もしかしたら、宿儺に身体を奪われていたときの経験が身体には残っていて、それが実は伏黒のスーパーパワーアップにつながっているのかもしれないけれど。

なにしろ、虎杖も、宿儺の術式が身体に刻まれて使えるようになっていたわけだし。

そうなると、最終話で、いきなり「嵌合暗翳庭」を使って、強敵であろう迷惑呪術師を祓うこともあるのかもしれない。

ていうか、「嵌合暗翳庭」の完成形、見てみたかったなぁ。

是非、最終話で見せてほしい。

そうそう、ついでに、虎杖の領域展開についても、最終話での情報開示を求むw

だって、その説明がないと、どうして虎杖が宿儺に勝てたのか、本当のところ、わからないので。

まだまだ説明してほしいことはたくさんあるけど、とにかく、伏黒と虎杖の領域展開については、最後にはっきりさせてほしい。

だってどう考えても、日車はもちろん、伏黒も虎杖も、特級呪術師の候補でしょ?

ていうか、日車はすぐにも特級になりそうだけど。

そういう、これからの呪術界の片鱗くらいは見せてほしいところ、最終話では。

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【推しの子】 第161話 『未来』 感想2:アクアの今の一番はルビー、でもその後はどうする?

2024-09-25 18:19:27 | 推しの子
感想1もあります)

今回の話で一番アクアを高ぶらせたのは、結局、ルビーの未来は絶対守る!ってことだったわけだけど。

その高ぶりは、どこから、なぜ生まれるのか?

アイと同じ悲惨な末路を迎えさせたくないのは当然として、

中の人である「さりな」に再び、夢の途中で絶命させたくない、というのもあるだろうし、

それらを総合したうえで、妹のルビーを助けたい、ということもあるのだろう。

でも、いずれもかなりの部分「吾郎」の意識に引きずられたものだよね?

じゃあ、アクアとしてはどうしたいのか?

以前にあった、吾郎の意識とアクアの意識の対立、みたいな、二重人格的状況が、カミキが消えることで、終結した場合、アクアとしてはどうしたいのか?

ルビーは妹だから、家族愛の下で別格の存在として棚上げしておくとして、

今回の言い方だと、さしあたっては、かなとつきあう形になるのかもしれない。

その一方で、あかねとも、これまでのことを精算してフラットなところから関係を築き直したい意向もあるようだから、今すぐは無理でも、その先があるのかもしれない。

もちろん、未来には、新たな第3者が現れるのかもしれない。

そのとき、つまり、アクアがメディアとか芸能界とか世間とかいったものから解放された未来で、アクアはどうするのだろう?

というのも、とりあえず外科医になる、という目標は、相当、前世の吾郎の意識に毒された未来のように思えて、アクアはアクアで、解放されたのち、全く違う道に進んでもいいと思うのだよね。

それこそ、アイにとらわれない、トラウマのない、自由な演技ができる役者として、再スタートしてもいいのではないか。

芸能界を浄化する、とまではいわないけど、芸能界の中でアクアらしさを追求する道もあるのかな、と。

ここまでは、アクアはとにかく、誰かのためにしか生きていないので、生き方という点で、これまでの、吾郎から続く負債を返したなら、自由なあり方を目指してもいいのではと。

意外と、いちごプロをデカくするところから始めるのかもしれないけれど。

なんかね、そろそろ、アクアに対しても、これまでのしがらみに囚われない「未来」が描かれてもいいんではないか、と。

意外と、あかねと大学生、かなとは役者として、という関係の作り方でもいいんではないかと。

幸い、映画製作で、多くの知人を得ることができたので。

今回、彼らにまで言及はなかったけど、そういう薄く広い関係が作れるくらい、緊張の緩んだアクアを見てみたいよね、物語の最後には。

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【推しの子】 第161話 『未来』 感想:カミキを倒すためにともに墜落死を選ぶアクア! 絶対、次回、姫川が助けに駆けつけるよね?!

2024-09-25 11:48:45 | 推しの子
感想2もあります)

前回、カミキヒカルが、悪魔の囁きによって多くの人をそそのかし、殺人に手を染めさせてきた事実を糾弾したアクア。

ツクヨミによれば、どうやらそれは、星野アイを凌駕するかもしれない才能を消し続けることで、アイのナンバーワンの地位を人工的に不動のものにしようとする、歪んだ「アイ信仰」の賜物だったみたい。

問題は、カミキヒカルに、アクア同様、人を引き付けるカリスマがあり、そのため、彼の「星野アイ信仰」の思想や容易に伝播し、人々をそそのかしてきた、ということ。

むしろ、いつからか、その考えは逆転し、他者に他人の命を奪わせることがそのまま彼の快楽となり、欲を満たすことにつながった。

そうツクヨミは分析する。

いや、ツクヨミ、おまえどこから現れたんだよ、というツッコミはとりあえず置いておいて。

星野アイ信仰の頂点と自負するカミキからすると、ルビーすら殺害対象になる。

どのみち、朽ちていくルビーはトップに居続けられないし、と。

アイこそが永遠、多分、アイドルとしての頂点で殺害されたからこそ、アイの凄さは永遠だという論理。

さらにカミキが詰め寄るは、アクアが仮にカミキを殺したら、ルビーも「殺人者の妹」というレッテルを貼られ、早晩、社会的に抹殺される。

そうカミキはみる。

理由は「メディアと世間は真実を求めない」から。

あー、これは確かにそうで、振り返れば、この作品はずっと、このどうしようもなくただ紅葉することだけを求めるメディアと世間と戦う歴史だった。

アイしかり、かなしかり、あかねしかり、・・・

だから、そのメディアの論理もわかったうえで、アクアが取った手段は、

カミキに向けていたナイフを使って、いきなり自分の腹を刺したこと。

アクアが用意したのは

カミキとアクアの間で、カミキの告発映画に逆上したカミキが脚本担当のアクアとトラブルになり、刃傷沙汰の末、ともに崖から転落し、死亡!

というシナリオ。

まさにその「真実などどこ吹く風のメディアを世間」を逆手に取った醜聞による解決。

そうすればルビーには塁が及ぶこともない。

なぜならただの刃傷沙汰だから。


ということで、まさに崖から転落せん、としたところで終わり。

さて、アクアとカミキはそのまま転落するのか?

それとも、以前からこうした事態を予見していたあかねが、何らかの策を講じていたのか?

なんとなくだけど、ここは姫川あたりが乱入しそう。

だって、姫川にとっても、カミキは、憎むべき実父だから。

アクアだけに、こんなクソ野郎の始末を任せたりはしない、・・・とか、いって、とりあえず、仲裁に入りそう。

すでに腹を刺したアクアが心配だけど、一応、前世の医者の知識で、致命傷にはならないところを刺していた、と信じたい。

それにしても今回、はっきりしたけど、ホントにこの漫画は、テレビとか週刊誌のようなマスメディアや、世間を騙るソーシャルメディアとか、そうした同仕様もナサまで利用した金儲けを企む芸能界とか、とにかくそうした「メディアの悪意」に対する反感が、物語のドライブになっていたんだな、と思う。

そう思うと、あかねのリアリティショーの話も、かなの映画監督スキャンダルにしても、MEMちょの年齢詐欺炎上にしても、全部、このときのために用意されていたんだな、と感じる。

ということで、次回、アクアはカミキとともに墜落するのか?

いや、マジで、姫川、救いに来るよね?

俺だけ、部外者にするな!とかかっこいいセリフをはきながら、ぜひ参戦してほしい!


それにしても、今のアクアにとって、ルビーが全てなんだな。

ルビーの未来なのか、さりなの未来なのか。

その意味では、自分の腹を刺したのは、アクアなのか、吾郎なのか。

でも、吾郎でなければ、ここまで実父のカミキを突き放したりもしないのだろうな。



感想2へ)

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葬送のフリーレン 第134話 『逆探知』 感想:あっさり探知魔法を見破られたフリーレンw 次回はマジで「影なる戦士」と戦闘かな?

2024-09-25 11:17:00 | フリーレン
前回までに、ちゃっかり支払いのときに払った銀貨に探知魔法を忍ばせて「影なる戦士」の居場所を突き止めるべく追跡していたフリーレン一行。

しかし、今回、最後に、やはりヤリ手の魔法使いであるシスター・ロレに見破られ、逆探知されてしまった。

フリーレン、完全に戦闘モードw

しかし、逆探知を即座にわかってしまうフリーレンってやっぱりハンパない。

集合していた酒場の店主ヴォルフと露天商ガゼレの3人で、フリーレン一行の3人と臨戦態勢へ。

さぁ、これから、3オン3の戦いだぜ!

・・・ってところで今回は終了。

一応、次号は休載なく掲載されるようだから、これでもいいけど、なんともいいところで終わった。


それまでのところは、例のドワーフの英雄ラーゼンことヴァルロスと神父クレマティスが情報の確認をしつつ、他愛のない会話をこなす。

しかし、統一帝国時代の避難経路の確認のために、途中で水没していた箇所を20分潜れば向こう側にたどり着けるヴァルロス、やっぱりやばいっすw

でもそのヴァルロスに今や実力は上、と称されるレーヴェってどれだけ強いのか。。。



・・・と、こんな具合に、今回は、「影なる戦士の生活。日常。人生。」の紹介がされたのがほとんど。

しかしどいつもこいつも個人主義者で、これ、ちゃんと連携できるのかね?・・・と思いつつ、でもまぁ、魔法協会の魔法使いたちも似たようなものか、と嘆息w

とりあえず、次回の戦闘を待つしかないのだが、途中で、ロレが傭兵シュリットとも接触していたから、ロレたち3人がフリーレン一行の3人とやり合っている途中でシュリットも乱入してくる可能性があるのかな・・・とも思ったり。

とまれ、ぼちぼち話を進めてほしいのだが、いかんせん、影なる戦士たちは人数が多いので、今後も複数地点の描写が続きそうで、きれいに筋が終えるか心配w

デンケンとか、デンデとか、今頃、何してるんだろう?

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彼女、お借りします 第346話 『名前と彼女』 感想:もしかしてちづるの実父の名字が「水原」だったりする?

2024-09-25 11:11:17 | かのかり
前回、この共同生活もあと一週間、ってことで噛み締めモードに入り、今回、いよいよ千鶴の実家での共同生活も終りを迎えるという段になって・・・

いやはや、ようやく、気づきましたか。

水原千鶴はレンカノの「源氏名」で、本名は、一ノ瀬ちづる、であることにw

いやいや、いくらなんでこのイベント、遅すぎでしょ?

そして、結局、今回は、一ノ瀬、とは呼べずじまい。

ていうか、一ノ瀬家に間借りしておきながら、水原といい続けられる神経がむしろ信じられないけど。

せめて、名前の方の千鶴だったら「ちづる」と音は同じだから、なんとかなっただろうにね。。。

あー、でも実は「水原」って、消えた実父の名字で、子どものころは「水原ちづる」だったときもあった、とかいう話への前ぶりだったりするのかな?

まぁ、最後まで実父に触れずじまいってこともないだろうから、タイミング的にはこのあたりかもしれないね。

さて真相は?

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トニカクカワイイ 第288話 『38万4千kmの瞳』 感想:司は故・輝夜の「祈りの半身」なのかね?

2024-09-25 11:10:58 | トニカクカワイイ
前回、要と綾の両親が離婚する!って話だったので、その話の続きかと思ってたら、

いきなり、1400年前の輝夜が消えるシーンで始まった。

しかも、輝夜の「か弱い人間のことを知りたい」という願いを託す相手として、どうやら司を選んでいたようで。

そうなると、現代の輝夜もまた、いつか、司を「わが半身」のように考える日が来るのだろうか?

・・・と思っていたら、やっぱり、例の有栖川家の離婚の話になった。

で、ひとしきり、綾とどうでもいい話をしてその場は収まったのだが。

夜になって、じゃあ、要をなだめに行こうと言うことになってる途中で、

司が、ナサが実質的な要の父だった、という、おー!!!と思わず歓声を上げたくなるようなスイートな話をし始めた。

で、はたと気付いたのが、なるほど、そのような必ずしも血筋にとらわれない家族のあり方を、司もまたこれまでの1400年の人生で見続けてきたんだ、それはきっと、故・輝夜の祈りの実践でもあったんだな、ってことに気づいて、メタ的におー!!!、と思った。

いや、今回の構成、地味によくできててすごいなぁ、と。

まぁ、最後はいつも通り、要がナサくんと司のラブラブシーンに参入する、ってことで、終わったのだけどw

人の営みとはかくなるもの。

その様々なあり方をきっと、司はその目で見てきたのだろうなぁ、と。

しかしそんな悠久の旅をしてきた司から全幅の信頼と無限の愛情を注いでもらえるナサくんって、やっぱり大人物だよね。。。

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カッコウの許嫁 第221羽目 『かわいいのでオッケーです』 感想:あー、ここから凪と幸の道は分かれていくんだ。。。

2024-09-25 11:10:39 | カッコウ
前回、幸から部活の選択を手伝ってくれと頼まれた凪。

で、演劇部、軽音部、ダンス部とまわって、結論として幸に告げたのは、自分と違って、幸は「華やかな場所に行け!」といって、ダンス部を勧めた。

で、そこで言った理由が、幸はエリカの妹なんだ、というもの。

そうか、凪も幸が実妹ではないことを意識し始めたということだね。

ということで、これでようやく幸も、妹からヒロインへとランクアップw

まぁ、確かに演劇部は棒読み丸出しだしw、軽音部はあいちゃんとキャラがかぶる路線だから、消去法でもダンス部だった気はするけど。

ということで、次回はまた、ひろの回? それともエリカの回?

ぼちぼち、決定的な何かがほしいところだね。

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天国大魔境 第67話 『三倉まなか③』 感想:この謎のマント怪人、ミクラがキルコに与えたスーパーガンに反応しているさちおだよね?

2024-09-25 11:10:17 | 天国大魔境
前回から続く「三倉まなか」の第3回。

というか、新しい天国が築かれるまでの、ミクラたちの苦難の旅が続くのだろうけど。

街は頭の中にある、なんて、完全にミクラ=園長が言っていること、宗教だな。

そういう意味では、園長には確かに信念はあった、ってことか。

アラナー(ナインティ=90歳)だけどw

しかし、さすがに、ミクラの時代の話と、キルコとマルの時代の話を並行して進めるのには無理があるなぁ、と思ってたら、

なんと、キルコの前に現れたマント怪人が、いきなり高機動で動いて、キルガンの光線を避けていた。

しかも事前察知をしたように。

さて、このマントの下にいるのはさちおなのか、
それとも、最後にミクラを襲っていたwさちおがミクラと産ませた子どもなのか。
はたまた、脳が移植された高機動ロボット?なのか。

いずれにせよ、そのマント怪人の話とナタの話を突き合わせるような機会が生じるのかな?

依然として、話の矛先が見えなくて辛いのだが、次回あたり、ちゃんと物語は過去と現在でつながるんだよね?

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