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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第268話 『決着』 感想2:乙骨の危機ってリカ絡みだと思うけど、ここに来てリカの「外付け術式」というイレギュラーな設定が物語の終幕にとって大きな意味をもつのかもしれない。

2024-09-02 07:15:54 | 呪術廻戦
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意外とあっさり決着がついたVS宿儺戦だったけど、あれだけ騒げば後始末も大変になる。

その筆頭が、どうやら「乙骨の救済」らしい。

  憂太 テメェ コノヤロー!!

なんて罵声を浴びせることができる存在といえばリカくらいだろうから、問題は、リカがどういう形で乙骨のことをいたぶっているなり、呪っているなりしているのか、ってことなんだろうな。

まぁ、リカは単純に乙骨がとにかく生死不明の状態になっていて、憤っているだけなのかもしれないけれど。。。


そもそも、乙骨が五条に成り代わった時は、リカはついてこなかったわけだけど。

あれは、リカが憑いているのは、乙骨の魂ではなく乙骨の身体だからだよね。

里香が成仏したあと乙骨に残した「外付けの術式」が、里香ならぬ「リカ」だったわけで。

いわば里香の中の術式だけが純化されてとりだされた「呪い」だった。


で、そういえば、乙骨が五条に移った時、確か、リカを使ったコピー術式の限界である5分を待たずして、動けなくなっていた。

乙骨にとっても想定外の出来事だったようだけど。

でも、リカが何からかの形で関わっていることは多分、まちがいなかったのだろう。

あのときはとにかくVS宿儺戦の継続のほうが優先されたから、乙骨のことは放置されたままになったけど、どうやら、あのまま乙骨は生き残っているらしい。

どういう形でかは、はっきりしないけど


乙骨が五条の体に移った「乙骨五条」は、そもそも乙骨が、首を切り落として倒した羂索の肉体をリカに食わせて、羂索の「肉体を渡る術式」をコピー術式として発動させて実行した。

一応、物理的に、乙骨の脳を五条の頭に移すことが必要なようだけど。

その間、乙骨の生死とか、リカの状態とか、非常に気になるわけだけど、それはとりあえず置いておくとして。

「身体を渡る術式」の効果については、コピー術式発動の時間制限である5分間に縛られるはずだった。

問題は、この身体を渡る術式が、一度きりの発動で身体の移動を完成させるのか、それとも、身体の移動を維持するためには適宜かけ直さなければならないのか、事前にわからなかったこと。

乙骨は決死の覚悟で望んだから、その違いを気にしていなかったけど、どうやらリカは気にしたらしい。

だから、何らかの形で、リカが、コピー術式の発動を制限時間が来る前に、停止、というか「凍結」させた、ってことなのだろうな。

多分、時間停止?

どうしてそんなことがリカに可能なのかはわからないけど。

でも九十九や羂索は反転術式の延長上で重力も操っていたから、羂索から奪った術式として「反重力機構」とかつかって、時間を止めたのかも。

そうまでしてしたのは、乙骨が死んだら、彼の外付け術式であるリカも消失してしまうからなんだろうね。

今回、消える前の裏梅によれば、受肉体の場合は、その肉体から呪いが取り出されてしまえば、呪いとしての存在を維持することができなくなるということだから、リカの場合は、そのような受肉体がなくても存在できる呪いの変異種?ってことになる。

まぁ、それが「愛」のなせる技なのだろうけど。

でも、もともと里香を呪いにしたのも乙骨が望んだからだったことを思うと、リカ自体は、乙骨の術式を取り出したら呪いの形をしているものになったものと思ってもいいはずで。

あれ、でもそうなると、里香を呪いとしてこの世にとどまらせることができたのと同じように、乙骨の場合、五条悟を呪いとして残存させることもできるんじゃないの?

で、リカからしたら、その呪いとなったゴジョウサトルと乙骨に対して競合する存在になるってこと?

うーん、わからなくなってきた。

でもだとしたら、もしかして、呪いの形で五条悟が復活?するなんて可能性もあったりして。
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