(感想1、感想2、感想3、感想4、感想6、感動7、感想8もあります)
最終話まで来てはっきりしたことは、結局、この物語の主人公は、両面宿儺であった、ということ。
いや、そんなこと、ずっと前からわかっていたよ!っていう人は多いのもわかってるんだけどねw
でもさ、この1年あまり、ずっとVS宿儺戦をしてきたわけで、その間、宿儺はずっと本誌に登場し続けていた、という単純な事実が、もう雄弁に語っている。
宿儺だけ、出ずっぱりだったんだよ、休憩タイムなしw
連載的には、途中でVS羂索戦が挟まれたから、そのときだけは登場しなかったけど、でも、その時間に東京では高専呪術師の誰かとずっと戦っていた。
それくらい、ずっと宿儺にフォーカスを当ててきたあとに、最後の最後で、人間に対しては言えなかった本心を、何故かここに来て突然復活wした呪霊の真人に対して述べたという演出。
しかもその言葉からすれば、改心した宿儺も今後登場しうる!ということでしょ?
もう完全に宿儺の復活ありきの締めじゃん。
炭治郎の身体を奪ってでも生きながらえようとした鬼舞辻無惨を最後にはちゃんと祓った『鬼滅の刃』とは完全に逆張り。
死んだと思ったら、ちゃんと復活ルートが用意され、かつそれを明確に示唆して終わっているのだから。
しかも虎杖の、一応、お墨付きなわけだし。
もうホント、作者にとって宿儺は、ヒソカと戸愚呂兄を足して2で割ったような、狡猾さとパワーを足して2で割ったような、愛してやまない最高のヴィランなんだろうなw
そういう意味では、五条悟と戦っていたとき伏黒の姿でいたのは、作者的にはスマートな狡猾さを強調したヒソカへのオマージュだったんだろうなw
で、五条との戦いが終わったらおもむろに受肉体に転じた、パワー重視の戸愚呂兄へのオマージュw
ホント、宿儺が好きすぎで困るw
だいたいさ、そうやって虎杖との戦いの最後では、戸愚呂兄のように、生き残りを拒んだわけじゃん。
いや、宿儺、お前、虎杖の「俺と一緒に生きる?」という誘い、全力で「俺は呪いだ!」って言って断ってたじゃん!って。
でもそれは、宿儺も痩せ我慢してた!ってことw
もしかしたら、その時点で、いやまだ指1本残ってるから、呪いとしては生存にワンチャンあるかも!と思ってたのかもしれない。
こちらには天元という人質もあるし!と。
むしろ天元のほうが、宿儺を消滅させないために、宿儺の残穢に残ることを選び、宿儺を完全に祓うことをできないようにしたのかもしれない。
いや、だって天元と宿儺って、どう考えても、平安時代に、いい仲だったんでしょ?きっと?
男女の色恋の仲だったのかもしれないし、単に、呪術師と巫女としていいバディだったのかもしれないし。
最後の、宿儺の指を押さえている手って、あれ、天元でしょ?
ある意味、ようやく夫婦になれた、ってことなんじゃないの?
天元が、宿儺の即身仏を保持していたのもそういうことだよね?
不老の術式を発動した自分の永遠の伴侶としての宿儺の即身仏。
感想4にも書いたように、その天元と裏梅のどちらをとるか、と選択を迫られる大事件に直面したときがあったのだろうし。。。
そういう意味では、現在、宿儺の残穢には天元が残っているのだから、ようやく、千年の時を超えて、今、ふたりは同じ時空を共有することができたってこと!
だったら、裏梅亡きあとの宿儺が、今度は、天元のために動く、という「デレ」を見せてもおかしくはないよね?
指1本分の呪いでしかないから、能力的にはかなり小さくなっているから。
なんなら、リカみたいに、顕現時間が5分とか限定で能力を発揮する、宿儺が憑いた新主人公が、続編では誕生するのかもしれない。(漫画的にはありそー!w)
もしかしたら、羂索は、このために千年を、天元とは異なる形で生き延びたのかもしれないし。
虎杖悠仁という器まで用意して宿儺の復活を画策したわけだし。
だって、虎杖がいなかったら、指20本を一人の人間の中に集約させるなんてことはできなかったわけでしょ?
・・・と、ここまで考えると、結局、死滅回游の計画も、半分くらいは、宿儺と天元を再会させる、ってことにあったような気がしてくるなぁ。
あー、そうか、きっと、「宿儺、天元、羂索」の関係は、「五条、家入、夏油」の関係と同等で、さらに言えば「虎杖、釘崎、伏黒」の関係と同じ、ってことなんだろうな。
だから、宿儺と天元の喧嘩別れを、千年かけて修復しようとしたのが羂索だった!ってことじゃないかな。
自分で書いててなんだけど、これはすごい納得w
真相はきっとこれだな。
ていうか、作者がやりたかった「廻戦」の「廻る」意味って、そういうことだったんだろうなぁ。。。
最終話まで来てはっきりしたことは、結局、この物語の主人公は、両面宿儺であった、ということ。
いや、そんなこと、ずっと前からわかっていたよ!っていう人は多いのもわかってるんだけどねw
でもさ、この1年あまり、ずっとVS宿儺戦をしてきたわけで、その間、宿儺はずっと本誌に登場し続けていた、という単純な事実が、もう雄弁に語っている。
宿儺だけ、出ずっぱりだったんだよ、休憩タイムなしw
連載的には、途中でVS羂索戦が挟まれたから、そのときだけは登場しなかったけど、でも、その時間に東京では高専呪術師の誰かとずっと戦っていた。
それくらい、ずっと宿儺にフォーカスを当ててきたあとに、最後の最後で、人間に対しては言えなかった本心を、何故かここに来て突然復活wした呪霊の真人に対して述べたという演出。
しかもその言葉からすれば、改心した宿儺も今後登場しうる!ということでしょ?
もう完全に宿儺の復活ありきの締めじゃん。
炭治郎の身体を奪ってでも生きながらえようとした鬼舞辻無惨を最後にはちゃんと祓った『鬼滅の刃』とは完全に逆張り。
死んだと思ったら、ちゃんと復活ルートが用意され、かつそれを明確に示唆して終わっているのだから。
しかも虎杖の、一応、お墨付きなわけだし。
もうホント、作者にとって宿儺は、ヒソカと戸愚呂兄を足して2で割ったような、狡猾さとパワーを足して2で割ったような、愛してやまない最高のヴィランなんだろうなw
そういう意味では、五条悟と戦っていたとき伏黒の姿でいたのは、作者的にはスマートな狡猾さを強調したヒソカへのオマージュだったんだろうなw
で、五条との戦いが終わったらおもむろに受肉体に転じた、パワー重視の戸愚呂兄へのオマージュw
ホント、宿儺が好きすぎで困るw
だいたいさ、そうやって虎杖との戦いの最後では、戸愚呂兄のように、生き残りを拒んだわけじゃん。
いや、宿儺、お前、虎杖の「俺と一緒に生きる?」という誘い、全力で「俺は呪いだ!」って言って断ってたじゃん!って。
でもそれは、宿儺も痩せ我慢してた!ってことw
もしかしたら、その時点で、いやまだ指1本残ってるから、呪いとしては生存にワンチャンあるかも!と思ってたのかもしれない。
こちらには天元という人質もあるし!と。
むしろ天元のほうが、宿儺を消滅させないために、宿儺の残穢に残ることを選び、宿儺を完全に祓うことをできないようにしたのかもしれない。
いや、だって天元と宿儺って、どう考えても、平安時代に、いい仲だったんでしょ?きっと?
男女の色恋の仲だったのかもしれないし、単に、呪術師と巫女としていいバディだったのかもしれないし。
最後の、宿儺の指を押さえている手って、あれ、天元でしょ?
ある意味、ようやく夫婦になれた、ってことなんじゃないの?
天元が、宿儺の即身仏を保持していたのもそういうことだよね?
不老の術式を発動した自分の永遠の伴侶としての宿儺の即身仏。
感想4にも書いたように、その天元と裏梅のどちらをとるか、と選択を迫られる大事件に直面したときがあったのだろうし。。。
そういう意味では、現在、宿儺の残穢には天元が残っているのだから、ようやく、千年の時を超えて、今、ふたりは同じ時空を共有することができたってこと!
だったら、裏梅亡きあとの宿儺が、今度は、天元のために動く、という「デレ」を見せてもおかしくはないよね?
指1本分の呪いでしかないから、能力的にはかなり小さくなっているから。
なんなら、リカみたいに、顕現時間が5分とか限定で能力を発揮する、宿儺が憑いた新主人公が、続編では誕生するのかもしれない。(漫画的にはありそー!w)
もしかしたら、羂索は、このために千年を、天元とは異なる形で生き延びたのかもしれないし。
虎杖悠仁という器まで用意して宿儺の復活を画策したわけだし。
だって、虎杖がいなかったら、指20本を一人の人間の中に集約させるなんてことはできなかったわけでしょ?
・・・と、ここまで考えると、結局、死滅回游の計画も、半分くらいは、宿儺と天元を再会させる、ってことにあったような気がしてくるなぁ。
あー、そうか、きっと、「宿儺、天元、羂索」の関係は、「五条、家入、夏油」の関係と同等で、さらに言えば「虎杖、釘崎、伏黒」の関係と同じ、ってことなんだろうな。
だから、宿儺と天元の喧嘩別れを、千年かけて修復しようとしたのが羂索だった!ってことじゃないかな。
自分で書いててなんだけど、これはすごい納得w
真相はきっとこれだな。
ていうか、作者がやりたかった「廻戦」の「廻る」意味って、そういうことだったんだろうなぁ。。。