BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法少女まどか☆マギカ 第10話 ニコ動版の修正等

2011-03-19 22:40:32 | まどマギ
まどマギ10話、ニコ動で修正版を見た。

シャフトの本気に驚いた。

もっとも、修正版といってるのは、もっぱらネットユーザーで、
シャフトしては、おかしかったところを直しているだけのようだが。
それにしてもね。

今までは、制作が放送直前のギリギリまで行っていることについては、
あまり気にしたことはなかったのだけど、
今回のを見ると、プロ魂ってものはホントにあるのだな、と思った。

この画力に賭ける熱意という点でも、まどマギは10年代のスタートを飾る作品になるのだろうなと痛感。

これでは、確かにBD版ではどれだけ修正を加えてくるんだ?という気になるのもわかる。
すごいよ、ホントに。

物語の感想については前に書いたとおりだけど、やはり

ほむほむ vs QB

の構図が明確になった

あと、まどかの性格がループごとに微妙に違うのも。

いや、それをいったら、マミ、さやか、杏子、らの関わり方も微妙に異なるから、
ホント、ゲームのように、各ループごとに、微妙にパラメータが変わっているように見える。

随所に埋め込まれた分岐点をどう選択するかで、ENDが変わってしまう。
そのプレイヤーがほむほむ、ということだよね。

で、そのループを動やったら抜けられるか。

それは、ほむほむがまどかを救うことができた時ということになるのだろうが、
問題は、それが、まどかの契約を回避するということが前提条件になるのかどうか。

いまのところ、ほむほむの方針は、その一点に集中している。
ついでにいえば、誰にも頼らない、ということも。

その、いわば意固地なままで、ループを突破することができるのか、

それとも、ほむほむの考える「一人で」に代わる条件を見出すことができるのか。

杏子との共闘をQBが阻止したのは、実際、二人が協力すればワルプルギスの夜に勝てるかも、
とQBが思ったからだろうし。

だから、当然、期待として高まるのは、魔法少女達による共闘だよね。

ただ、それはもうこのループでは期待することができない。。。のか。

もう一つは、まどかが魔法少女として契約したら、必ず災厄の魔女になるルートしかないのか、ということ。

これらをどうにか解決する方法もあるように思えるのだが。

それは、超ウルトラC級の、針の穴を縫うような策なのだろうな。

でも、一旦は否定された、まどかママンによる
「早く大人になっちゃえ」「あえて間違う」、というような助言が
改めて功を奏すってことはないのかと思ってしまうのだよね。

夢もキボーもありゃしない、というのは別の物語での常套句だがw

それを突破する方向もあるんじゃないカナと、思いたい。

とはいえ、とにかく残り2話。

否が応でも期待は募るのだ!

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魔法先生ネギま! 第321時間目 『みんなの全力バトル!! 』

2011-03-17 17:03:33 | UQH/ネギま!
タイトルに反して、引き続き、ネギvsファイトの消化試合回w

みんな、とあるのは、雪広あやか以下3A 居残り組の準備。

あとは、エヴァのデレwと、
ザジのウザ! キャラw化。

それにしても緊張感がないバトルだなぁ。。。ホント、早く先に進もうよ。
っていいながら、来週も休載。

委員ちょさんが、エヴァの正体を知ってたということは、
順当に考えて、ネギが魔法使いってことも知ってるだろうね。
このあたりは、ネカネにも聞いてきてるのかもしれない。

あとは、気になったのは、チャチャゼロが言ってた「オリスペ」? 
エヴァが世話になった魔族か何かなのかね。
あとあと、出てくるのかな。闇の魔法の中和とかのために。

エヴァが言うとおり、ザジがロボとキャラがかぶってるのは何だな。

あー、そういえば、クーネルさんが、フェイトのことを造物主の「道具」と言ってたね。

これは多分、あとあと、ネギ君に

「フェイトは道具なんかじゃありません!!!」

とか叫ばせるための容易なんだろうな。

何にせよ、今回はお膳立ての回で、あまり物語は進展せず。
そして、来週は休載。

なーんか、あっさり、ネギが、クラスメイトの未契約者とパクティオーしそうでw
そういう安易な展開は嫌なんだけど、もはや魔法使いであることはバレバレだからね。

例の、オコジョになるルールは、活きてるのだろうか? w

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夢喰いメリー 第10話 『夢から覚めずに』

2011-03-16 11:19:08 | Weblog
前回までとうって変わって、静かな展開。

というか、勇魚に夢魔が取り付いたことをきっかけに、
夢路、メリー、由衣、エンギ、が結束を固めようとし、
そこに不確定要因として、夢路が言うように「お前、見方なんだよな」の千鶴が加わる。

その一方で、原作未読だからイマイチよくわからないけど、
敵方?として、灯台や樹海が各々の考えで動こうとする。

てか、この灯台とか樹海って二つ名だったのね、
最初はなんのことか、わからなかったw

で、勇魚の救助を巡って、彼らの思惑が、文字通り複雑に交叉する。

夢路とメリーは勇魚を救いたい。
その一方で、物語的には、メリーを夢に返す?という夢路の約束もある。

由衣&エンギは、共同戦線を張るものの、
エンギは、灯台と樹海には復讐を果たしたい。

千鶴は、とにかく勇魚を助けたいが、
デイドリームで実際に動ける彼女の夢魔は全く異なる動機で動いている。

灯台と樹海も別に一枚岩ということではない。

・・・

うーん。
これ、とりあえず、どうやって終結させるのだろう。

前から触れているとおり、この話は、静かな画面構成で個人的にはとても好きなので、できれば1クールで終わらずに長く続いてほしい感じはするんだけどね。

多分、雰囲気的には、シャナと禁書目録を足して二で割ったような感じかな。

でも、主題が「夢」にあるから、本質的に敵対する二勢力みたいなモノにはならないと思っていて、その点で、シャナや禁書目録よりも、物語的に幅があるように思っている。

だって、シャナは二大勢力対決になって圧倒的につまらなくなったし、禁書目録もその方向に向かいつつあるように思っているから。

でも、この夢喰いの場合は、上で書いたように、基本、誰もが共闘しかありえない状況にあるし、夢という背景が、入り組んだ関係やシャッフル可能な対立関係を誘導しやすいように思うのだよね。

そういう意味で、この先、楽しみなんだよな。

あ、そういえばすっかり忘れたけど、夢路と勇魚の友人二名はどういう位置づけなんだろう。すっかり背景キャラだと思っていたのだけど、先生がラスボスみたいに絡んできたから、この二人もなんかありそうな気もするのだが。。。

とりあえず、次回待ちだなぁ。

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とある魔術の禁書目録II 第22話 『天罰術式』

2011-03-12 22:34:52 | 超電磁砲/禁書目録
とにかく一通さんが凄かった。
あとは、やっぱり、原作読んでないからか、よくわからないことは多い。

風斬はなんだったのか、とか、
ヴェントは何で弱ってたのか、とか、
どうしてインデックスが一通さんの場にたどり着いたのか、とか、
なんで歌ったらラストオーダーが救われるのか、とか、
一通さんはどうして勝てたのか、とか・・・

とにかくわからないことだらけだよ。
これ、原作で学習しろ、ってことなのかな。
もう少し、説明が欲しいなぁ。
多分、地の文を読み上げるような語り部が必要なんだろうね、この物語は。

とにかく、なんか、凄いことが起こってきたことはわかったが、
しかし、上条さんじゃなくとも、ヴェントの科学嫌いの理由って、
幼稚すぎやしないか?
あれで、学園都市壊滅、とか目標にされてもね、
ただの逆恨みにしか見えないなぁ。

しかし、残り数話で、この話はどこまで行くのだろう。
確かにこうなると、三期があるってことかもしれないが・・・

原作を読む以外に、本筋の補完を公式とかでやって欲しいかな。
何人かのキャラはいいし、設定も面白くなってきたとは思うのだが。。。

もう一声、説明や解説が劇中で欲しいなぁ。。。
その点で、もったいない気がするのだった。

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魔法少女まどか☆マギカ 第10話 『もう誰も頼らない』

2011-03-12 22:22:17 | まどマギ
そうかー、OPの歌詞は、まどかではなくほむらの心情を歌ったものだったのか。
いやー、ラストにOPが流れたときには、ガツン!と来ましたよ、これは!

さらにいえば、OP最後のカット、
今までは、まどか、さやか、マミ、の三人だったのが、
そこに、ほむらと杏子も加わった五人バージョンに変わっていた。
それもあって、切ないね。

今回描写されたように、ほむらが経験してきたループの中では、
五人が異なる出会い方もしていたわけだから。
特に、魔女化したさやかを4人で倒した時の後とかね、
マミが杏子を倒し、そのマミをまどかが倒したりと。
加えて、ほむら自身の手で、魔女化を拒むまどかを殺害したりと・・・と。

これはね・・・、ほんとに切ない。

今回は、ほむら回として、今まで秘密にされてきたほむらの過去を紹介した回だが、

それ以上に、今まで登場した魔法少女の揃い踏み、オールスター、というのが、
先週、さやかと杏子がともに離脱した直後だけに
視聴者の願望を鷲掴みにして・・・、ニクイ演出ったらこの上ない。

加えて、もはや本編では見ることはないだろうと思っていたw
「魔法少女まどか」の姿をこの機に見せてしまう、というのもうまい演出。

で、このどん詰まりのまどかたちの将来を見せられてしまったら、
残り回でまどかが契約するのかどうかも微妙になってきたね。
どちらも展開としてはありえるわけだが。。。

今回は、パーツパーツで目を見張るものばかりで、
終始、うなりっぱなしだった。

いや、ほむらを気の弱い(そして心臓も弱い)メガネっ娘としておきながら、
ある決断を契機に、今のクールな人物になる。

というか、時間停止能力を何とか活用するために、
ほむら自身が爆発物を調合するって・・・
加えて、暴力団事務所に忍びこんで、銃火器を奪いに行くとか。。。

こういうメガネっ娘を、このタイミングで出してきていじるのも底意地が悪いし。

でも、最大のポイントは、ほむらにとってみれば、
他の三人の魔法少女がいても、ただひとり、まどかだけを思ってるというところ。
それも結構びっくりかな。他の三人との死別については、もう完全に割り切っている。

いずれにしても、ほむらの転身にも鬼気迫るものがあった。

あー、もう書くことがまとまらない。。。それくらいインパクトがあった。

そういえば、QBさん、最後に「ノルマは達成されたから・・・」とかいってたね。
もう完全に、下っ端の営業員w
これじゃ、事態の収集方法なんて、彼が知ってるはずがない。
いやー、QBもどんどん予想通りの小物になってくのがまたなんとも。

こんな下っ端の小物に左右される魔法少女の人生、ってホント、ひどい、
って思うしかないじゃないか。
虚淵クオリティ、恐るべし。

とはいえ、とにかく、この10話の構成は凄い。
今まで9話で徐々に明かされてきたものを全て放りこんで、
しかも、今の時間軸の出来事を、ほむら目線で再度解釈する。

というか、一話冒頭で、まどかが「夢オチか・・・」といった直前で、
まどかは一度、最悪の魔女になってしまって、
そこから、ほむらが決断して本シリーズの時間軸の物語が起こっているわけで。

もうなんだかね。

まどかは、ワルプルギスと戦うと、死ぬか、魔女化、のどちらかで、
こうなると、ほむらからすると、契約そのものを阻止する以外に手がなくなる。

結局、ほむらが本当の主人公だった。
とはいえ、魔法少女の時のまどかも、今の時間軸のまどかと違って、
とてもハキハキして、あまりいい子過ぎる。
これも、残りの話数でこの時間軸でも表現されるのかな・・・

厳しいのは、ワルプルギスとの戦いを魔法少女で迎えると、
もう一度、視聴者も?、ほむらとともに物語の最初に戻ってしまう。。。
怖いのは、それがむしろ、刹那的なハッピーエンドに見えてしまうところだな。
うーん、切ない。

いやー、うーん、ホント、全くまとまらない。
興奮してるからだな、きっと。

頭を冷やして、また書くかも・・・w



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IS<インフィニット・ストラトス> 第10話 『その境界線の上に立ち(シン・レッド・ライン)』

2011-03-11 12:21:01 | Weblog
箒さん回なんだろうけど、結構苦しい扱いだったかなー。

だって、基本的には、束さんの独壇場。
で、紅椿登場とともに、第一話冒頭の無人IS暴走事件が発生し
その事件への対処の中で、紅椿についていける白式、という設定で、
おりむーと箒の共闘、
で、そのなかで、ちょっと仲睦まじい感じになっていく、ということなのだろうけど。

うーん。

これ、恋愛表現としては、限りなくNGだよね。
だって、まさに、戦いの中でしか、自己表現できない。

ま、おりむーが、唐変木のシスコンで、姉に似て居合ができる女子が好み、
という、スーパーニッチな嗜好性をもっているようだから、
一応、話としては成立するのだろうがw

これじゃ、千冬姉ではないが、

「お前ら、こいつのどこがいいんだぁあ? あぁ?」

と聞いてみたくなる。

というか、束の登場もあり、このなんだかわからん状況を最も把握しているのが千冬姉ってこともあり、すっかり、彼女が、視聴者の代弁者役になっている。

しかし、予想していたこととはいえ、怒涛の展開で、敵キャラ、というか真メカ登場。

ま、演出的に上手いのは、口下手を通り越してオカシナ存在である箒を中心に据えるにあたり、剣技を披露できる場である緊急事態を起こしたところかな。

要するに箒は女戦士キャラで、戦場でしかな愛を表現できない!ってな感じ。
で、この無人IS暴走事件を解決する過程で、
箒の恋路を表現し、同時にISのバトルシーンをガツンガツン描き、
あわせて、シャルら四人も含めて、パーティとして状況と突破する。

で、最終話は、改めて日常にも戻り、
ただのラブコメ、もとい、上質のwラブコメとして終幕する。
そんな感じかな。
今回千冬姉が言ったように、互いに奪い合うwというのを目標にしてw

箒と千冬姉の存在によって、他の四人の気持ちはエスカレートしたまま、
放置される、っていうのもすごい展開だけど、
しかし、これ、だんだん、原作ってどうやって物語として成立しているのか、
疑問に思ってきた。

今度手にしてみようかな。。。(笑

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魔法先生ネギま! 第320時間目 補足 ネギvsファイトのバトルについて

2011-03-10 20:14:26 | UQH/ネギま!
前のエントリーで、ネギとフェイトのバトルはもういいから、物語を進めて欲しい、と書いたけど、ちょっと補足しておく。

いや、これ、単純に、最初からネギが「きちんと闘う」気がないでしょ。
「トモダチ」になりたい、といって。

で、その話が宙ぶらりんのまま、バトルシーンを急いでいるから、
どうしてもバトルに身が入らない。
だから、戦闘シーンも、単純に迫力に欠けるし、
バトルによって何か物語が動くような気がしない、のね。

つまり、最初から、消化試合にしか見えない。

常にネギは「戦いたくない」という気持ちを持ちながら戦ってるのは確かなんだけど、
今までは、そうした気持ちをとりあえずは棚上げにするステップが事前にあった。

超鈴音とのバトルであれば、ユエの説得とかね。

というか、超戦の時は、ずっと、なぜ超と闘うのか、というのを、
ユエに限らず、クラスの面々と議論し続けてきて、
いよいよ、超を何とかしないことには事態は収まらない、
というところまで追い詰められてはじめて、それでも渋々ながら、
ネギは超との戦いに臨んで、
そして、絶対止める!、という決意の下で戦った。

だから、あのバトルは手に汗握るものがあったし、
途中、二転三転する駆け引きや心理戦を含めて、
面白みがあった。
超の魔法という奥の手を含めて。

そういうプロセスがあったから、その戦いの果てにもカタルシスがあった。

ところが、今やってる、フェイトとの戦いは、
そういうプロセスが全く無く、
ただただ、なかば駄々っ子になったフェイトを黙らすためのものでしかない。

しかも、最初に書いたように、ネギは、フェイトとはトモダチになることを希望し、
目的も、バトルではなく、魔法世界消滅を救うことに向けられている。

消化試合といったのはこのあたりが原因で、
要するに、バトルが終わった後のことが、最初からもう予告されている。
これじゃ、バトルそのものにのめり込むことはない。

加えて、超戦の時のように、クラスのみんなが助言をして
ネギの心を支える、ということをするわけでもないし、
バトル上のピンチがあったときに、
援護や仲裁に回る仲間もいない。

数少ない達人クラスの刹那や龍宮は最初から別戦闘に臨んでいて、
そもそもこのフェイト戦を見ていない。

楓や小太郎は、フェイトズとの戦いで既に離脱。

意外性のハリセン女wである明日菜は、物語の当事者としてコアに据えられ、動けない。

いや、だから、もう、ネギとフェイトを勝手に戦わせるしかないわけで。


だから、二人の戦いそのものに割り込んで、バカ者!と怒鳴る役割は、
もはや、同レベルの怪物である、エヴァしかいない。

その意味で、真エヴァが物語に絡む場所に登場してくるのは必然なんだよね。

で、ようやくエヴァがご登場いただけたわけで。。。

こういうわけで、ネギvsフェイト戦はとっとと終わらせて欲しい、と思っていた。

どう考えても、この展開は袋小路だから。

このあたりは、ホント、ドラゴンボールと同じで、
主人公の強さがインフレを起こしすぎて、誰もついていけないところまでいくと、
同じレベルで物語をかき回せるキャラがいなくなってしまって、
どうにも話が煮詰まってしまう。

そういうこともあって、この先、物語を回すなら、魔族編への突入しかない、と思うのだよね。
パーティの戦力のレベルをもう一度整えて臨んでいく。

でないと、トモダチになった、ネギとフェイトのツートップの物語にしかならなくて、
それはどうにも厳しい。

個人的には、魔法世界が人造世界だということが判明した辺りから、
凄腕ハッカー千雨の活躍を期待していたのだけど、
つまり、力はないが、知恵はある、という人の登場を願えると思ったのだけど、
どうも、ここのところの様子を見ると、
ネギは、その部分の開発力も「人外」クラスになってる、というのが千雨評だから、
千雨が状況をリードするということもありえない。

要するに、ネギがスーパーになりすぎた、ってこと。

足りないところ、未熟なところがあればこそ、クラスのみんなが、それを補って、
叱咤激励することで、物語を動かすことができたし、
実際、それを通じて、ネギも成長することができた。

多分、もともとあったネギま!の面白さはそういうところにあった。

加えて、魔法というのは、力だけでなく知恵も必要なところがあって、
そこで、少しばかり「お姉さん」なクラスのみんなが助言することができた。

でも、今のネギまはそういう要素がゴッソリ抜けてしまっている。

これは、一度、それこそ、エヴァあたりに、バカ者!、初心に戻らんか!とか怒られないと
どうにもならないと思うのだよね。


・・・と、まぁ、こういうこと。

ネギをもう一回未熟な10歳の子供に戻すような契機をどう作るかが、
この先の物語のホントのところの課題だと思う。

でないと、それこそドラゴンボールみたいに、いきなり魔法世界消滅リミットの、
約10年後とかに物語内の時間が飛んでしまって、
10年後の、二十歳の青年になってしまった、ナギ似のネギが活躍する話になってしまう。

でも、さすがにそれは誰も望んでないことだと思うのだけどね。


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これはゾンビですか? 第9話 『はい、脱ぐと凄いんです』

2011-03-10 14:22:45 | Weblog
タイトルは相変わらずアレだが・・・w

今回は、ネットだとシリアス回でつまらん、という声が多いようだが、
十分面白かった。
むしろ、原作未読が功を奏したって感じかな。

シリアス回というよりは、いろいろと背景説明がされてきたという感じで、
まぁ、トモノリの変質?変身?が一番驚いたかな。
あと、大先生のムチャクチャぶりも。
でも、それくらいじゃない?

どうやら歩には、大先生も注目する力があるみたいだし。

ユーの失踪、というのは確かに気になるが、
そのあたりの話が一度は前面に出てくれないと、
逆に、あまりに話がカオス過ぎてw 未読者としてはついていけない。
なので、普通によかったと思う。

気になるのは、むしろ、ハルナとセラの方かな。
前回、ハルナがイライラしていたように
すっかり、トモノリに物語を持って行かれてるから。

というか、原作未読者としては、

ハルナっていつまで普通の人やってるの?

とか、

セラの目的ってなんなの?

って方が気になるかな。
だんだん、二人ともお話の本筋には直接関わらない、背景・空気キャラのようになってきたように思えるから。

ということで、残り話数も少ないことを考えると、ここからはユーの捜索をメインに客観の物語背景も紹介しながら、大団円に向けて走りだす、ということなのだろうな。

そうそう、トモノリってこれからも出るんだよね?
結構大事な役割をになっているように思えてきたから。

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魔法先生ネギま! 第320時間目 『負けない、負けられない!!』

2011-03-09 12:41:22 | UQH/ネギま!
ほぼ予想通りの展開。麻帆良学園とも繋がったしねw

ザジ?のコメントでは、蜃気楼ほど、ってことだけど、
大事なのは、ネギたちがやってることが、エヴァたち、麻帆良にいる人達に
直接見えるようなったことだから。
ようやく、これで、ここのところ感じていた物語の閉塞感から抜け出せるかも。

いろいろあったけど、要は引き続きネギとフェイトがガチバトルをやってて、
その間に、調が麻帆良女子チームの猛攻を防ぎ、明日菜を据えた、ってこと。
でも、その結果、麻帆良とつながったわけだから、

物語展開的には、

 調 グッジョブ!、

って感じだな。

実は、最初見たとき、メイが明日菜に化けた栞に見えて、
おお、そこまでネギにご執心か、と思って感心したのだが、
よく見たら、メイでがっかり。
栞が止めに入っていたら、おお!とマジで思ったはずだが。

それはさておき、多分、今回、最大のポイントは、
なんか、いまさらながら、エヴァにフラグが立ちそうな予感wってこところかな。

ネギの、眼を見張るほどの能力アップ(なにしろラカンと偽エヴァのお墨付きw)と、
おそらくは、「闇の魔法」による魔族との融合?を果たしているであろうネギが、
自分と同じような存在になったことに対する連帯感みたいなものにあるだろうし、
そもそも、ナギ並(を超える)の力を得ているところには素直に見惚れるのだろうし、
ついでにいえば、茶々丸らを救ったという事実もあとでわかるだろうし、
さらに、もっといえば、既にアリカとナギの結婚は分かってしまった後のわけだから、
エヴァからすれば実は傷心の筈だよね、
そこで、将来、ナギのようになるネギを見つけたら・・・
(おお、ここでも、柿崎の逆光源氏作戦!)

ま、ここまで展開すると面白いけどね。
今までエヴァは師匠だったわけだし、ナギへの思いもあったはずだけど、
そういった距離感を、いつの間にか、ネギがちゃらにしていていた、ということで。

魔族の恋、というのもちょっと面白くなイカ?w

で、あとは、何気にエヴァの横にザジがいたことかな。
それによって、魔法世界というか、ネギ達の状況がわりと直で中継される。

エヴァからすれば、今は、世界樹が光っていて、魔法力満タンの時だと思うから、
何でもやってくれそうな気がする。
あ、もちろん、クーネルさんwや詠春もいるはずだから。

もっとも、彼ら、大人のお目付け役が舞台に上がってくるということは、
逆から見れば、
ネギが盛大に詰めの甘さを演じてしまうこともオッケーになるので、
そこの方が心配かな。
あるいは、ネギが精も根も尽きるまで動いて、大人たちに助けられる。

しかし、この流れで行くと、今後の物語を解く鍵は、
改めて、図書館島深層部、ってことになりそうな気がする。

で、そうなると、いい意味で、コレットの夢、
つまり、ユエや委員長やビーとともに旧世界を堪能する、ということが
実際に起こってくれそうな気がする。
これは、朗報という意味でのいい予感。

正直なところ、もう、バトルは十分見たから、とっととネギ/フェイト戦に決着をつけて、
物語を前に進めてほしい。
せっかく、今回、いい引きであったのだから。

ということで、来週のエヴァの真意に期待w

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魔法少女まどか☆マギカ 第9話 補足 マクスウェルの悪魔

2011-03-08 13:50:39 | まどマギ
QBが「悪魔」なのは、マクスウェルの悪魔の意味でだ、というのもどうやら可能なので、これもちょっと悪乗りしてみようw

マクスウェルの悪魔でいう状況って、

ここにぬるいお湯があります。
これを、熱いお湯と冷たい水に分けられますか、ってこと。

で、熱い=振動数の多い分子と、冷たい=振動数の少ない分子とを、
仕分ける目を持つのが「マクスウェルの悪魔」って言われていたはず。

で、これは不可能だといってるのが、エントロピーの法則。
つまり、熱いお湯と冷たい水を混ぜたら温いお湯として均一なものになりますね、ってこと。

で、この枠組で考えれば、

もともとは、願いも呪いも、希望も絶望も、楽観も悲観も、適度に混在させた状態で日々生活しているのが、人間の普通の状態だけど、

QBは、この状態に「魔法少女契約」というきっかけを与えることで、

願いと呪い、希望と絶望、楽観と悲観、・・・

を綺麗に仕分ける仕組みを作る。つまり、温いお湯から、熱いお湯の部分だけを切り出すことをまず行う。
その上で、その熱いお湯=願いに満ちた魔法少女を、冷たい水=呪いに溢れる魔女、に貶めることで、本来なら温い状態として、その場に留まってしまう熱量=エネルギーだけを、取り出すようにする。

で、こういう、いわばマクスウェルの悪魔、のようなことを、人間の感情について行ってしまっているのがQB、ということになる。
なので、QB=悪魔。

確かにこうみると、まどかが言うように、魔法少女=消耗品、だよね。
いわば燃料みたいなもの。

で、昨日も書いたように、この熱いと冷たいの間を揺れないように、とにかく感情に揺れが生じないように自制しているのが、ほむら、ということになる。

それで、こう考えてくると、例のさやかのソウルジェムを投下する、という暴挙をまどかが引き起こすきっかけになった、まどかママンの「大人は大変だよ」という言葉も改めて生きてくるような気がしている。

つまり、QBは、(多分、彼ら種族に感情がないからだろうけど)、感情を二分し、願いを持つのが少女=子供、呪いを持つのが大人、というような捉え方をしているように思うけど、普通に考えたら、呪いだけに留まる人も、十分「子供」だと思う。

だから、QBの理解とは裏腹に、魔女も実は魔法「少女」のBバージョンでしかない。だって、お菓子が大好き!とか、音楽だけ弾く!とか、ひとつの感情だけに依拠した「破壊?」行動しかしていない。むしろ、衝動だけからなる。

で、ママンが言っていたことは、全然フェーズが違う。

ママンは、いわば、願い/呪いの両極端の感情があることを認めた上で、時に自ら、どちらかを敢えて選ぶことで、状況を自分の意図からは外れるかもしれないけれど、とはいえ全く制御できない状況下には置かない、ということを選ぶことを示唆していたように思えるし、それが「オトナになる」ということなのだと思う。

で、これは、やっぱり、願い/呪い、の両極しか「定量的に」しか捉えていないQBは、絶対見落としていることだと思う。
QBが感情の綾や、表現≒言葉の綾について、全く理解出来ない、というのは、いままでの彼のセリフから既に分かっていること。

つまり、QBとママンの大人の捉え方の違い、が、終盤での物語展開の鍵を握るのではないかなー、と思ってきている。

で、その意味では、9話では一度否定された、杏子の「最後は愛と正義が勝つ」、という言葉が改めて効いてくるのではないかと思う。

実際、ほむらも、大分、感情の制御が怪しくなってきてるし。

ということで、残り数話に期待したところだが・・・

でもなー、虚淵クオリティで行くと、とことん奈落の底へ落ちる、超バッドエンドもあるからなぁ・・・。

温いハッピーエンドぐらいならバッドエンドがいい、というのがデフォルトだとして、さらにそれを逆転させる、超ハッピーエンドにも解釈可能な、超絶バッドエンドに期待したいw

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