BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

彼女、お借りします 第300話 『糸と彼女』 感想: この物語の成否はもはや八重森・神の采配、というかさじ加減で決まっているw

2023-09-27 09:33:02 | かのかり
もう何度このことを書いてきたことか。

それでも書かなくちゃいけないのは、もうこの実家同居編の大家兼オーナーが八重森であること。

彼女なしでは、千鶴と和也の恋愛模様には一切進展が見られないw

もうこれは八重森はあれだね、織田信長だねw

鳴かぬなら鳴かせてみよう・・・ってやつw

とにかく八重森発で人為的に事件を起こして二人の内面を互いに知られずに吐露させるしかない。

まぁ、盛大な引き伸ばし策にしか見えないところもあるけれどw

とはいえ、いい加減、この3人だけの優しい箱庭生活を見せられるのも飽きてきたのだけど。

どうにかならないものかね。

せっかく千鶴の記憶を残す実家、というか生家で生活しているのに。。。

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トニカクカワイイ 第249話 『天女と不死』 感想: ええ、まさかの真魚様、空海様、弘法大師様!

2023-09-27 09:26:40 | トニカクカワイイ
弘法大師様なんて偉人を登場させるんだ!

って、前に聖徳太子とか菅原道真とかでもでてきてたから、まぁ、弘法大師が出てきてもおかしくはないのだけどさ。

しかし、てっきり前回の流れから、アシモとひまりちゃんのラブコメが進展して行くのだとばかり思っていたら、ここで久しぶりの、司の「千年記憶」の回顧シリーズになってしまったw

てか、こういうある意味やんちゃで粗暴なふりをする司を見せされると、ナサくんがどれだけ司にとって千載一遇の人だったのか、逆に思わされる。

そのナサくんの人柄は、あくまでも彼個人に特有のものなのか、それとも、実は一種の先祖返り的なもので、千年の間にどこかで司が会っていたものの末裔なのか、という疑問も相変わらず生じる。

しかし、それにしても、弘法大師、てか、空海か。

これこのまま司と一緒に真魚は、中国に渡ったりするのかな?

ていうか、かつて司のお陰で命をつないだ人たちの末裔って、今ではどれくらいいるのだろう? ちょっと気になってきたw

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【推しの子】 第127話 『ガールスカウト』 感想: まさかの神様抜擢で映画撮影現場はますます混沌化しそうw

2023-09-27 09:19:24 | 推しの子
以前から登場していた鴉を従える神さま? まさかの子役抜擢w

ギャグを狙っているのか、シリアスを狙っているのかw

さすがに表舞台に上がってくるとは思っていなかったのでビックリだよ。

しかし、この神様、一応、女子だったのか。

ガールスカウト、っていうから、今更ながらまさかの新キャラ登場?と思ってたら、ななめ上の展開だったw

しかし、これ、ホントにアクアが壊れそうなのか?

もしそうだとしたら、一番アクアがやばいと思っているのは、実はアクア本人で、その保険のために、この神様を「スカウトした」というのが真相だったりしそう。

いずれにせよ、アクアはこれでまた、苺プロにおけるスカウトマンとしての実績をあげたなw

それにしても、この神女子の映画製作参加によって、映画自体が単なる「アイの過去」を扱いながらアクアの怒りや告発をする「後ろ向き」のものから、一気に、現在進行形の、アクアの復讐劇の一環という「前向き?」なものに変わるね。

過去と現在と未来が混在する舞台劇のようになってきた。

しかもそれは、映画を製作する際のあれこれと、完成された映画、という2つの物語を生み出すわけで。

よくある展開ではあるけれど、映画は作中劇としてこの作品の自己評価を行うような、メタ批評の器になりそうw

ここのところ、アクアとルビーの現世ネタでお茶を濁してきたけど、ようやく本編たる「アクアの復讐譚」にもエンジンがかかってきた。

もっとも、その前にアクアが潰れなければいいのだけどw

まぁ、壱護が復帰したから、そこは大丈夫なのかな?

監督も傍らにいるし。。。

で、それとは別に、ルビー、かな、あかね、MEMちょ、フリル、らが勢ぞろいする撮影現場がどれだけカオス化するのか、今から楽しみw

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無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜 第12話 『伝えたい』 感想: ようやくこれで一段落か。

2023-09-25 17:32:40 | 無職転生
ルーデウスがシルフィ(たち)の助力によってEDをようやく克服。

結局、EDに始まりEDに終わる今クールだった、なんともはや。

しかし、ルーデウスのEDに対してアリエスが浮かべた嘲笑に対して、臣下のルークによってたしなめられるところが、ある意味、一番の見どころだったかな。

あとはルディとシルフィのバカップルの様子が描かれるだけだったので。

逆にルークが、ルーデウスのED問題を聞くなり、一気に行動を移すところが、女好きで知られるグレイラット家の真髄wを示していて笑えたw

その結果が、アリエスの睨みもあっての、ルーデウスからのシルフィへの結婚の申し込みw

まぁ、なにはともあれ、これで一段落。

ようやくまともな話になっていく・・・ことに期待。

でも次は来春なんでしょ。遠いねぇ。

学園編、全体的にもう少し巻いてもいいんじゃないかな。

確かにあとあと重要になる人たちとの出会いは大事だけど、映像にすると、マジでただ出会っているだけだから。

なんか枝葉の話に見えるんだよね。

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呪術廻戦 第236話 『南へ』 感想2: こうして五条悟は復活する!!!

2023-09-25 11:11:29 | 呪術廻戦
235話であれほどイキっていた五条悟が一転して胴体真っ二つで宿儺に倒されてしまって、どうやら世界中の五条悟ファン?が喪に服してしまったようなのだけど。。。

感想1で書いたように、確かに、え?あの五条が敗れたの?って思うと結構グッと来るものがあるのだけど。

だが、その一方で、あの天上天下唯我独尊の五条悟がこれで終わるはずがない!!!、と叫びたくなるのもよくわかって。

で、まぁ、そういう心理を反映しての考えだけど、確かに、五条悟、復活する道もあるかもなー、と思ったりして。

願望であり妄想であることはわかっているのだけど、だけど、ここのところの『呪術廻戦』における戦いを見るだに、こういうのもあるかなー、と。

それは、

時空間そのものを遡って、五条悟が両断させる前の時空にまで戻ることで、両断などなかったことにする、

そんな術式を誰かが、たとえば五条自身か、あるいは家入あたりが発動させる。

まずは覚醒が必要かもしれないけれど、それくらい突拍子もない術式を得ることで、五条を無理やりこちらの世界に引き戻す・・・ような感じw

司波達也の再生のオートプレイに近いけどw

いや、メチャクチャなことはわかっているけど、でも、ここのところの、特級呪術師同士の戦いを見るとさ、かなりの部分、物理法則を捻じ曲げるところにまで来ていると思うのだよね。

羂索の重力操作しかり、九十九の質量無限大からのブラックホールしかり。

宿儺が五条を両断するのに使った、魔虚羅が開発した「時空間を無視した斬撃」しかり。

呪術を極めれば極めるほど、物理法則の書き換え、乗っ取りに近いことが起こっている。

そもそも反転術式の正体だって、どうやら局所的な「時間遡行」による事象変化の無効化のようだから。

それを領域レベルにまで拡大すればひとりの人間の完全蘇生くらいできちゃうんじゃなの?ってことで。

まぁ、そうなるともう魔法だけどw

でも、まぁ、CV中の人つながりで、司波達也にできたことを五条悟が出来ないとは思えないのだよね。

あるいはマジで五条と夏油とともに高専にいた家入硝子の能力が二人に大幅に劣るとも思えないんだよね。

いまだに釘崎の生死が不明なのも、家入の術式の結果だと思うのだけど。

少なくとも「時間停止」のようなかたちで「生死」の確定を無限に延期させるくらいのことは処置しているんじゃないのかな。

で、そこまでできたのなら「完全時間遡行」は可能かも。

ただ、それくらいになると必要となるエネルギー=魔力量が膨大なんて言葉では済まなくなるかもしれないから、そこでもしかしたら乙骨の力が必要になるのかもしれない。

たしか、真希が乙骨に対して「保険」って言葉を使っていたし。

反転術式の応用可能性については実は、然るべき高位の術者たちなら気づいているんじゃないかな。

ということで、時空間の完全遡行、要するに過去に戻る術式によって五条悟が復活する!というのはありじゃない!と。


で、そう考えてきたら思いついたのは、実は羂索がやろうとしているのもこれなんじゃないのかと。

つまり、平安の呪術師が闊歩した時代に世界ごと戻るために必要な「膨大な呪力」を日本中(≒世界中)から集めるために死滅回游を行って、その術式の補佐のために、天元様を確保したんじゃないの?

なんだったら、平安時代に戻ることでは、宿儺とも利害が一致しているのかもしれない。

いいかえると、羂索にしても宿儺にしても、平安時代に失った友や民を取り戻すために、歴史をもう一度やり直すためにここまでのことをしているんじゃないのかな。

下手をすると、宿儺に敗れたことで五条悟が呪術者としてもう一回りグレードアップすることすら、羂索の計画の内なのかもしれない。


・・・とまぁ、こんなところであの五条悟が死ぬはずがない!ってところからちょっと考えてみた。

秤の戦いのときにもオートプレイの反転術式が大きな役割を果たしていたけど、やっぱり時間遡行という裏技が、『呪術廻戦』の最終的なテーマになるんじゃないのかな?

でないと、そもそも九十九にしたって正確には生死不明なままだし。

ブラックホールなんて作ったら、どこかの次元の狭間でしぶとく生きていそうだし。

てか、そもそも獄門疆という特級呪物自体が時空を無視して封印する代物だったわけだし。

なんかもう、そういう、物理法則を完全に無視する術理が、偶発的にでも、そこかしこで生まれているように思えるんだよね。

要するに、反転術式の全面展開w

それだったら五条悟どころか、多分、死者も蘇るんじゃないの?って。

まぁ、そんな面倒なことをせずとも、高羽が五条悟が生き返れが絶対「ウケる!」って妄想すれば、それだけで実は復活するのかもしれないけれどw

でも、そもそも「ウケる」と思えば妄想が現実になる、ってこと自体が、もう十分、物理法則を捻じ曲げているのだから、実のところ、根っこで働いている術式は、反転術式の超スゴイ版!ってことで変わらないのかもしれないw

鍵は、やっぱり高位の術者でないと反転術式が使えない、ってことだと思うんだよねーw

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ワンピース-ONE PIECE- 第1093話 『ルフィVS黄猿』 感想: このままベガパンク、死んじゃうのかね?

2023-09-25 08:09:40 | ワンピ
タイトル通り、バタバタと「ルフィVS黄猿」戦が繰り広げられる傍らで、五老星の存在に気づいていないベガパンクたちが総倒れしそうな雰囲気で怖い。

あとは、ボニーが戦桃丸を救えるのかどうか。

基本的にはそれだけかな。

前回もそうだけど、ここのところ話がデカくなりすぎて、どの回もつなぎ回程度の中身しかないのがつらい。

もう少し各回でカタルシスが欲しいところだけど、もう無理なんだろうなぁ。

そんな中、今更ながら、ルッチVSゾロ、なんて戦いまであって無駄にコマ数を稼ぎそうなのもね。

大筋に関わるところだけ前に進めて欲しい。

とにかくテンポが悪い。

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呪術廻戦 第236話 『南へ』 感想: 五条悟がフレ/ンダされて宿儺に敗れてしまった件…

2023-09-25 01:52:44 | 呪術廻戦
(追記:感想2もあります)

いろいろとこれまでの連載の総決算みたいな回だった。

結論:五条悟がフレ/ンダされて、つまりは身体を両断されて死亡。

要するに、魔虚羅が無下限呪術を無効化し、五条悟を両断する能力を学習するさまを、宿儺もまたずっと学習していた、ということか。

で、その結果、「不可侵など関係なく、その空間、世界に存在する限り、その空間世界ごと存在を分断」する術式を会得した、ということらしい。

しかしこうなると、もう「呪いの王」ではなく「呪いのオタキング」だな。

結局、宿儺って、力だけじゃなく知能もあった。

戦闘力だけでなく戦略家であった。

対して五条は、圧倒的に武闘家だった。

その意味では、VS宿儺戦が始まって早々、五条が、自分のほうが術式のスペックが上と判断していた時点で、戦略的には負けていたということか。

宿儺は術式の成立理由、その法則性にまで知恵が回り、スペックで負けるならそれを無効化する手立てを考えれば良い、と考えることができるくらい術式の存立基盤に対する理解があった。

宿儺は、自分の限界を突破する学習能力の取得にまで視野が向かっていた。

対して五条悟は、最初から自分に備わっていた才能をどこまでフル活用できるか、そちらにばかり気が向いていた。

だから、持てる才能のその先へと自ら超えることができなかった。

結局のところ、強敵が現れたとき、その相手をその場で超えていく技量をどう身に着けてきたか、ということの違い。

そういう意味では、五条悟は誕生時点から天才すぎた。


うーん、まぁ、そうなんだけど。

でも、殺す必要はなかったんじゃないの?って思うけどなぁ。

まぁ、確かにナナミンも死んでるから、じゃ、五条先生も、ってことにはなるのだろうけど。

うーん。

しかし、そうなると渋谷事変のときに宿儺が魔虚羅を調伏したのも、将来避けられないVS五条戦に備えてのことだったのか。

五条との戦場で、魔虚羅から学ぼうと思っていたから、ということか。

でもそうなると、宿儺は、VS五条戦を、絶対、伏黒の体を使って戦わなければならないと思っていた、ということだよね。

きっと、魔虚羅が五条先生の先代も倒したことを知っていたから、魔虚羅からその秘訣を盗もう、と考えていて、その意味で、伏黒がもつ「十種」が使えると思っていたのだろうな。

となると、今回の勝ち筋については、宿儺は、ごくごく初期の頃から想定していたことになる。


一方、五条悟から見ても、伏黒は、伏黒甚爾の息子として因縁があった、ということで。

形式的には、父親を殺した五条先生に一矢報いることになった、ということである。

まぁ、そういうところ全部ひっくるめて「因果だねぇ」というのが、今回の結末だよね。


でもなー、五条先生には無双してほしかったんだけどな。

こうなったら、これ、このまま一気に最終回まで飛ばす、という感じで飛ばしてほしいね。

この五条vs宿儺戦から一度引いて宿儺を倒す、という展開はなしで。

鉄は熱いうちに打て、ということで、このままVS宿儺戦を進めて宿儺を倒すところまで行かないとダメなやつだよ。

一応、次回、五条の死亡を受けて、早くも鹿紫雲一が投入されているけど。

もうそれに続いて、どんどん術者を送り込んで、ノリとしては、五条先生の弔い合戦って感じで、熱量・物量、ともにマックスで突き進んで欲しい。

てか、ホント、そうじゃないと白けてしまう。


しかし、今回の理屈で行くと、宿儺はとどまるところを知らずに、能力をインフレ化させるポテンシャルをもっているわけだけど、これ、どうするの?

それこそ宿儺の存在そのものを無効化する術式でも登場しない限り、「次元斬」みたいな技への対処なんて無理じゃん。

あと、いくら眠っているとはいえ、伏黒はいま、どう思ってるのだろう?

もうこのまま宿儺で終わるのかね?

なんかねー、負けることはないと信じていた五条悟が負けたことによる喪失感のほうが大きくて、なんかもう呪術廻戦、読むのもいいかなと思い始めてる。

だって、前評判で凄い凄いと言われてきた、伝説の「呪いの王」が結局勝つとか、ある意味で出来レースじゃない。

両者リングアウト、を期待していたのだけど、でもまぁ、それだと予定調和すぎる、ってことだよね。

こうなると、五条悟を死から復活させる呪術の発動を、それこそ宿儺をも盤上の駒の一つとして使っているはずの羂索あたりに期待するしかないかなぁ。

いっそのこと、五条悟の呪霊化でもいいのだけどw

てかさ、九十九も含めて特級呪術師を2枚も失ったら、もう高専側に勝ち筋がないじゃない。

あー、でも、教師としての五条悟としては、自分のような御三家の出身ではない、その限りで、まったく伝統的でない「現代的な呪術」によって宿儺が倒されるのを期待していた、ってことなのだろうな。

出なかったからパチスロの呪術者なんて出さないよなw


あー、にしても、喪失感、大きいなぁ。。。

結構来ている自分にビックリしている。。。

感想2へ)

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七つの魔剣が支配する 第12話 『生還率(ポッシビリティー)』 感想

2023-09-23 18:31:35 | 七つの魔剣
ピート救出作戦に向けたあれこれ。

で、結局、ミリガンの監督の下、オリバー、シェラ、ナナオの三人が救出組に。

一方、カティとガイは戦力外通告で居残り組に。

当然といえば当然の切り分けだけど、迷宮に潜ったオリバーたちが実戦を通じて成長する一方で、カティとガイは戦力外となった自分たちが有用になるにはこれからどうすればいいのか、考える機会になる。

そうした忸怩たる思いが後々の成長につながるのだから、シリーズものはやはりいい。

実際、この作品のよく練れているところは、ハリポタを参考にしていることからもわかるけど、キンバリーでの学園生活が7年間あること。

つまり、中高一貫校みたいなものだよね。

その7年間を通じて、それぞれのキャラが成長を経験する、という基本的な構成がある。

しかもそれが剣花団の6人だけでなく、それこそロッシやオルブライト、ステイシーたちまで含めてのもの、というのがいいんだよね。

各人の成長のエピソードは、そのときはお話的には寄り道っぽくなるけど、あとでその経験がちゃんと活きてくる。

この作者はそのあたりの制御がとても上手。

なので、安心して読める。

残念なのは、尺の関係で、どうしてもゴッドフレイたち先輩組の説明が欠けがちになるところ。

まぁ、彼らが活躍するのは、もっと物語が進んでからだから、今の段階では仕方ないのだけどね。

多分、次回が最終回だと思うけど、これ、2期はやるのかな?

原作を最新の12巻まで読んでみた感想では、よく出来たジュブナイルでもあるから、できれば続けて欲しいのだけど、どうなるかなぁ。。。

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呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変 第33話 『渋谷事変 開門』 感想: あー、五条先生、封印されちゃったか……

2023-09-22 10:06:54 | 呪術廻戦
途中までは花御や漏瑚といい戦い方をしていたけど、その調子良さが仇になって、羂索、もといまだこのときは偽夏油だったわけだけど、その偽夏油を前にして硬直してしまったがために、五条悟は獄門疆に封印されてしまった。

恐ろしいことに渋谷事変における五条先生の活躍はここまでで、この後は一切画面に登場しない。

さらにひどいことに、続く死滅回游編では、高専を含む呪術者たちが皆、五条悟の封印解除に向けて死力を尽くすことになる。

その上で、ようやく封印解除されたと思ったら、しばらく休息を得た後、VS宿儺戦という頂上対決に臨み、そしてあっさり敗れてしまう。

つまり、この後、基本的に五条悟は宿儺に倒されるためだけに生き続けることになる。

そう思うと際立つのが偽夏油=羂索の狡猾さ。

彼は徹頭徹尾、五条悟との接触を避けてきた。

そのための策を手堅く打ってきた。

真人たち特級呪霊ですら、羂索にとってはただの駒でしかない。

もしかしたら両面宿儺ですらそうなのかもしれない。

五条悟を排除するためのとっておき。

いまのところ、五条VS宿儺戦を見た後では、宿儺になにか目標があるようには見えず、ある意味、宿儺は宿儺で自分の技能をひたすら伸ばしていくことにのみ関心を抱いているようにも思える。

対して、どうやら宿儺と同じ平安時代から今日まで生き延びてきた羂索は、是が非でも実現したい彼のプランがある。

それを実現させるためには、特級呪霊を使役することすら厭わない。

まぁ、正確にいうと、宿儺と羂索の間で、腹のさぐりあいをしながら、仮初めの協力関係が築かれている、という気もするのだけど。

ただ気になるのは、この今の世界に宿儺が復活できた背景には、羂索が用意した虎杖悠仁という「宿儺の器」が大きく関わっていること。

つまり、宿儺の復活まで含めて、羂索が手引したわけで。

しかも、その宿儺を内に宿した虎杖を高専に招いたのが五条悟。

その五条悟の横で虎杖は呪術師の戦い方を学ぶわけだけど、その過程で五条悟本人から、彼の領域展開の特性とかもちゃんと指南されているんだよね。

ついでにいえば、虎杖の傍らには伏黒という、宿儺が当初から気にかけていた「十種影法術」を使う禪院家相伝の術式の使い手までいて。

宿儺が、虎杖から伏黒に憑依?先を移り、その体で「十種影法術」を駆使することで五条悟に勝利するという未来の決戦を思えば、宿儺の勝利も、すべて羂索のお膳立てのおかげ、のようにも見えてくる。

で、そう見てくると、『呪術廻戦』という物語のプロットのほとんどが実は羂索著ということになりそうで・・・

その謀のなかで、敗れるべくして敗れたのが五条悟だった、ってことになる。

だから、そういう意味では、羂索が最も危険視した五条悟が死去した後の戦いこそが、本番になるのだろうね

だって、今回、封印される直前に五条は偽夏油に向かって、高専の後輩たちが自分に代わる脅威になる、という宣言に対して、偽夏油/羂索は、なんら恐怖を感じていなかったから。

その羂索の姿勢が、今後、ただの愚かな「不明」だった、ってことになりそう。

もちろん、九十九と五条が敗れた後の唯一?の特級呪術師である乙骨裕太が新たな名代候補の筆頭なのだろうけど。

でも、そのほかにも禪院/伏黒甚爾と同様のフィジカルギフテッドを得た禪院真希や、パチスロの領域展開を使う秤金次、それに一応、主人公のはずの虎杖悠仁と、五条が後を任せた後輩が揃っているから。

それに羂索が仕掛けた死滅回游の結果、高専とは異なる世界から髙羽のような逸材?も現れたから。

・・・と、原作のほうにだいぶ偏った感想になってしまったけど、でもまぁ、仕方ないよね、それくらい、この五条悟の封印、というのは、この先の物語を駆動する大きなエンジンになるから。

あー、しかし、羂索、って一体何ものなのだろう。

いや正体はわかっているけど、彼の思想や理想ね。

それが宿儺の行動原理と足並みを揃えることができるのかどうか。

気になるなぁ。

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アンデッドガール・マーダーファルス 第12話 『流れの交わる場所』 感想

2023-09-21 17:51:46 | 鳥籠使い
ようやく津軽たちとヴィクターが接触。

ロイズを含めた三つ巴のなかで、当面、どこと組むのが適切か、というだけのやり取りだけど。

でも、ヴィクターはちょっと違う。

その意味では、ヴィクターと接触するエピソードを外してしまったのは、ちょっと痛かったかも。

原作の1巻で扱われたように、バンケットに合流する前の時点で、ヴィクターが鴉夜さまたちと出会っていたエピソードがあったからこそ、仮初めの協力関係を築くことが出来たのだけど。

まぁ、一応、見れてしまうけどね。

やっぱり全体的にアクション描写に力点を置くようになってしまったので、この人狼編は、原作3巻で感じたような探偵ものとしての面白さが霞んでしまっている。

絵で見せると映さなくてもいいところまで描かなくちゃいけないからなのだろうな。

難しいなぁ。

ともあれ、この作品も次回で終了か。

やっぱりこういうのはテキストで読む方が面白いな。

逆にアニメはその原作読みを促すダイジェスト版って感じでしかないのがなぁ。

オリジナルで劇場版クラスの100分もののエピソードでも作ってくれると面白いのかもしれないけど。

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