BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

文豪ストレイドッグス 第61話 『黄昏のさようなら』 感想

2023-09-21 16:26:49 | Weblog
というか、第5期(!)全話感想も込みでw

といっても、なんとなく雰囲気だけでダラダラと1期から見続けているだけなので、物語がどうなってるのか、あまり良くわからない。

でもある意味、最もボンズらしい、雰囲気の良い(だけ?)作品ではある。

どうやら、この61話で連載中の原作に追いついてしまったらしいので、最後に「未了(多分)」と書かれていたように、まだまだ物語は続いていくらしいw

でも、あの最後のCパートで出てきた敵との、敦&芥川の戦いが見られるのは、まだまだ先になりそうだね。

間違いなく6期はあるのだろうけど、まぁ、また2年とか3年とかあとになってからなのだろうな。

正直なところ、物語としても、出てくる異能にしても、さして魅力を感じていなくて、ただただ、でもどうしてこれが5期までやっちゃってるのだろう?って思いながら見ていた。

だってさ、「探偵社」とか「ポートマフィア」とか、めちゃくちゃアレな名前じゃない。

それを恥ずかしげもなく使える作者の神経のほうが疑われると思っていたのだけど、ところが、これが何故かいまだに続いているw

多分、角川からしたら、ものすごく効率のいい角川文庫の宣伝になるからなのだろうけどw

だって、「羅生門!」だよ、「羅生門!」。

芥川(龍之介)がそうして叫んで戦うとか、どんだけ作家たちを足蹴にしていることかw

しかもいつの間にか日本の作家だけでなく海外の作家までだしてきて。

太宰治VSフョードル・ドストエフスキーとか、なにそれ?って思うじゃない。

で、4期、5期ではとうとう福地桜痴なんてマニアックなところまで出してくる始末。

その上、世界平和とか口にされてしまう。

なんていうか、文学青年の妄想もここに極まれり、って感じの展開が続いて、結構、唖然とした4期以後の展開だったw

異能にしてももう何でもありだし。

ただ福地翁という敵役のCVによりにもよって大塚明夫かよ!って思っていたら、やっぱりただの敵役ではなく、全てを謀った上で、最後に親友の福沢翁に世界平和を左右する独裁者を任せようという、どう考えても、お花畑なロマンで終わるのだから、結構、真面目にたちが悪いと思いましたw

なんか今更ながら『沈黙の艦隊』のプロットが展開されているようで、この全ての武力を集約させて恒久的な世界平和を実現させる、というのは、文学青年がこじらせて政治中年になったときに自ずと歩む道なんだな、と思ったりw

なので、作者はどこまでこの話をシャレで書いているのか、とても気になる。

真顔でやられているとしたらドンびくしかないから。

ただ、その一方で、一応わかりやすく、どんどん物語も異能もエスカレートしインフレを起こしているので、もうこれはそういう妄想のたぐいの垂れ流しと思って見るしかないのだろうなと思う。

3期くらいまでは、まだ適度に息抜きできる、しょうもないくらいコテコテのギャグ回があったのだけど、それが4期以降、すっかり鳴りを潜めてしまったのも、もう本編の物語が十分にトンデモなものになってしまったからなのだろうな。

ということで、とりあえず6期を気長に待つことにしようw

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わたしの幸せな結婚 全12話 感想: 終わってみれば美世が女版の碇シンジにしか見えなかった件

2023-09-21 12:56:30 | Weblog
12話の感想でも書いたけど、この物語、本当に異能バトルは必要だったのかな?

異能バトルは、清霞の仕事、くらいの位置づけで、時々話題になるくらいの扱いで良かったと思うのだけど。

とにかく異能バトルへのシフトによって、物語構成がとても大味になってがっかりだった。

これくらいならまだ『聖女の魔力は万能です』のほうが、ちゃんとラブコメしててよかったんじゃない?と思ってしまうくらい。

それまでうじうじしていた美世が、最終回になって突然、お約束の「過去の自分」との対決を果たして、その上で、夢?魂?の世界で、なんだか突然、防御結界無双から攻撃無双にまで至るくだりは、あまりのことに呆れるしかなかった。

てか、キャラが違うでしょ、キャラが。

薄刃家の話も中途半端だし、帝の話も中途半端。

どうやら開始初期のネトフリでの好評ぶりから2期が決まったようだけど、それなら、1期の部分は美世が自立し清霞の横に立てるだけの淑女に成り代わっていく、というところに集中しておけば良かったのに。

とにかく、前半の大正風ラブコメから、後半の鬼滅風バトルへの展開が、どうにも噛み合ってなかった。

バトルをメインにするなら、美世があまりに陰キャ過ぎたかなぁ。

てか、異能バトルになってから、思い切りエヴァンゲリオン臭がしてきたのはなんだった。

結局、終始、女版の碇シンジを見てるようで、気持ち悪かった。

そういう意味では、美世の素晴らしさに気づき称える九堂家の人たちも、なんだかシンジくんを称えまくるミサトや加持みたいで気持ち悪かった。

そのあたりが、終盤、あーあ、と思っていたところだと思う。

清霞姉のいう「淑女」という言葉がこれほど浮いて聞こえる物語もそうそうないんじゃないかな。

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わたしの幸せな結婚 第12話 『暗闇の中の光』 感想

2023-09-21 00:19:58 | Weblog
なんか唐突にいろいろと起こって、気がつけば終わってしまった。

特に驚いたのは、突然、帝が出てきて、清霞と美世を夢空間、というか、これ魂だけの空間なのだろうけど、要するに、魂の死を二人にもたらそうとしていたこと。

これ、どうしてそうなったんだっけ?

てか、そもそも新が出てきたのって、この帝の要請だったんじゃなかっただっけ?

単に異形が自然発生したのではなく、裏で帝が部下に命じて異形を発生させていた、という理解でいいのかね?

それに、美世の異能って、夢見、じゃなかったんだっけ?

あれだと、夢見というよりも、六条御息所のように、魂を幽体離脱させて他の人の魂に潜り込むような能力にも見えたのだけど。。。

そういう異能なんだっけ?

とにかく、昏睡状態?になった清霞を救うのに、幽体離脱するのもどうかと思ったけど。


最初は、シンデレラストーリー、ってことで注目を集めていたはずだったのが、終わってみれば、異能バトルもの、になってしまった。

正直なところ、終盤になればなるほど、物語の展開が陳腐になってしまい、期待外れのまま、食い足りないかたちで終わってしまった。

残念。

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トニカクカワイイ 第248話 『ラブコメテンプレ回避ラブコメ』 感想: そうね、世界はラブコメでできているw

2023-09-20 15:43:31 | トニカクカワイイ
まぁ、なんでも二人空間ならラブコメになるってことだなw

ナサくんと司っちも、アシモとひまりちゃんもw

しかし、これ、一応、2つのバカップルをネタにしながら、少しずつ、司がひまりを助けた場面が語られていく、ということなのかね。

いや、単純に、ひまりちゃんのほうのラブコメは、どこまでやるのだろう?って思っているから。

きっとこの先も重要なキャラに育っていくから、ひまり&アシモの話は引っ張ってるんだよね?

そこがやっぱり気になるんだよねぇ。。。

いや、この漫画には、例の、司を不老不死から解放するプロジェクトが常に控えているわけじゃない?

その長大なプロジェクトにひまりとアシモも関わってくるのかな?って。

そのプロジェクトに輝夜が関わるのはほぼ間違いないだろうから、そっち方面の話はどうなるのだろう?って。

そのあたりの塩梅がそろそろちょっと気になり始めている。

それにしても、司って、どこまで今のナサくんに向けてる顔は本物なのだろう?

さすがに1000年、生きてきて、ずっとこの天然のままであるわけがないので。

いくつもの暗い顔、やばい顔、怖い顔、・・・、を隠し持っているはずだと思うのだけど、そういう闇はまだでてきてないよね?

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よふかしのうた 第185夜 『ナズナちゃんって子がいて』 感想: なるほど、ここで夜守ママの投入かぁw

2023-09-20 15:31:09 | よふかし
そりゃ、そうだよね、これはもう中坊たちじゃ、対処できないよな。

大人が出てきて、もっともらしいことをいって、とにかく行動に移させないとw

しかし、そうかぁ、ここで夜守ママかぁ。

母親も大変だよなぁ、朝帰りして家のドア、開けたら、学校に行きそびれた息子がたそがれて、ずっとそこに座っていた、っていうんだからw

その上で、恋バナだもんw

そりゃあ、眠たい頭でもフル回転させて、なんかいいこと、言ってやろう、って気にもなろうってものでしょw

しかし、そうかぁ、ここで夜守ママかぁ、そうだよなぁ。。

いや、単純に、息子との間で恋ってどうよ?って話をしているうちに、じゃ、母さんはどうだったのさ?って話になって、そのまま、夜守パパの話になりそうじゃん。

で、多分、その人がらみで、コウが半吸血鬼になった理由に行き着くんじゃないかな、と。

もともと、コウは、実は人間と吸血鬼のハーフで、なので、ナズナに吸血されたことで、コウのなかの吸血鬼の血が覚醒した、っていうのが、わりとありそうな話な気がしているから。

で、それだったら、例の、キクとマヒルが消失した問題から、コウとナズナの関係は切り離して捉えることができるような気がするから。

まぁ、どうなるかねぇ。。。


それにしても、マジでアキラ、いい子だねぇ。

コウのところに迎えに来るのだから。

探偵さん大人たちがみんな、コウの彼女の陰の最有力候補と捉えているのも納得。

まぁ、相変わらず、みっちゃんとさっちゃんもいるわけだけどw

こっちもこっちでどうするんだろう?

でも、コウのことを想うなら、どこかで彼女たちも吸血鬼の夜に足を踏み出すことになるのかな?

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カッコウの許嫁 第173羽目 『本当の姉妹になれたってことさ…!!』 感想: とりあえずエリカと幸が姉妹であることを確認した、ってことでいいの?

2023-09-20 15:14:19 | カッコウ
いや、そういうことなんだろうけど。

でも、それって、凪争奪戦についてはなんの足しにもならないよね?

お互いに平等だから、平等に凪を奪い合おう、っていってるだけだよね?

なんていうか、ほとんど、クマのぬいぐるみでも取り合ってる構図、ってことだよね。

てか、最後の写真からすれば、凪はラーメンだった!ってことだよねw

エリカも幸もラーメンが好きで凪が好き。

お互いにどこがうまいのか、ガールズトークするような姉妹になった、ってことでいいんだよね?

でも、繰り返すけど、それ、凪争奪戦においては、ただフェアプレイしよう、ってことだけだよね?

ていうか、むしろ、幸の行動によってエリカの方も本腰入れないとまずいな、って気になったということ?

しかし、そうなればそうなるほど、その争いからいち抜けしたひろの魂胆が気になってくる。

愛人ポジションを気取っているあいとちがって、ひろは実は何か仕掛けているはずだから。

ということで、次回に何が来るのだろう?

しかし、このペースだと案外早く、受験が終わってしまいそうなのだけど、その間に、他のイベントは起きない、ってこと?

さすがにこのタイミングで凪に事件が起こったら、幸が受験に集中できなくなるから・・・かな?

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彼女、お借りします 第299話 『洗濯物と彼女』 感想: ほら、やっぱりこの世界は八重森神を中心に回っているw

2023-09-20 15:02:47 | かのかり
あはは。

いやー、まいったねぇ…

またもや、八重森神のお手柄じゃないか!w

千鶴の恥をカバーしてやって、和也の夢を弄ぶw

もう、この箱庭の主はみにちゃんなんです!・・・って思うしかない展開だったなw

てか、和也と千鶴がふたりとも唐変木だったりするから、ホント、女神みに様wがご降臨なさらないと、お話にオチがなくて困ります・・・のですよw

しかし、この箱庭世界、いつまで続くの?

なんだか、だんだん雪山で遭難してしまったくらい、外界との接点が消えてしまっているのだけどw

いい加減、大学とか劇団とか、外部にお話を持っていきましょうよ。

もはや出口なし!って感じで、閉塞感がハンパないw

いったいこのお話はどこに向かっているんだ???

次回、連載300回!ってことだけど、いい加減、状況を動かすイベントが発生すると思っておいていいんだよね?

期待してるよw

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無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜 第11話 『あなたへ』 感想: ここまで長すぎでしょ…

2023-09-18 14:32:06 | 無職転生
なんかシルフィって、ちょっと嗜好がおかしいよね、いろいろと。

今回は、ルーデウスよりもシルフィがアレなほうが気になった。

今回の顛末を見ると、要するに、幼少期のルーデウスとの出会い方がシルフィの基本的な対人関係の測り方、作り方を決定づけちゃったのだろうなぁ。

ただ、一つなるほどなぁ、と思ったのは、学園編、というのはあくまでも恋愛を描くための背景とした用意しただけだった、ってことかな。

確かにこういったなんか煮えきれない関係を半年も続けさせるのって、冒険者稼業をしている際中では難しいよな。

常に、原則的に、死線を乗り越える冒険をしているわけで。

そういう毎日がハイテンションの仕事で埋められている世界では、シルフィみたいな子を目に止めるのが難しくなるだろうし。

とはいえ、やっぱり普通に冒険者しているときのほうが面白いけどね。

その分、え? なんでシルフィでいいの? って思ってしまう。

まぁ、そのためのシルフィ決め打ちのためのEDの発症だった、ってことなのかw

なんか姑息な展開だなぁ。。。

で、次回、2期、最終回?

これ、分割なのかな?

ここで終わるとか、物語的には、いろりいろと生殺し状態なんですけど・・・

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七つの魔剣が支配する 第11話 『責務(デューティー)』 感想: 剣花団の戦い方の原型がここで見られた!

2023-09-16 16:15:24 | 七つの魔剣
なるほどねー。

ガイが植物でバリケードを作って、そこを一旦拠点にし、そこでカティが魔獣用のあれこれのアイテムを駆使して三下の魔獣を駆逐し、その間にオリバーが敵の本丸を崩す策を練る。

で、魔法出力に勝るシェラが反抗作戦の口火を切り、それで開かれた活路をナナオの箒が突破し剣で両断する。

ピートだけまだ出番がないけど、いずれ彼はドローンを飛ばして索敵を行うようになる。

という具合に、いつの間にかちゃんと役割分担ができているんだよね、剣花団の面々は。

このときの布陣が、後まで続く基本的な役割分担になって、チームとしての強さを発揮する。

まぁ、ピートは今回、囚われの姫のポジションだから、役割がなくても仕方がないのだけどw


ただ、ここで原型が示された剣花団の布陣が、一体いつまで続くのか?

って、もちろん、この先の、原作でも最新の12巻以後についての話だけどね。

いつかはこの仲良しグループが、敵味方に別れた対峙することになる、あるいは、その前に魔に呑まれてしまうことになる。

そういう病んだ場所がキンバリーだから。

いずれにせよ、その原点がこのオフィーリア事件、ということだよね。

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【推しの子】 第126話 『マネジメント』 感想: そうだよね、アクアから先に壊れるよね…

2023-09-16 15:48:36 | 推しの子
とりあえず、夏休み明けの第1回って感じの、斉藤壱護の苺プロ復活回。

ミヤコからの引き継ぎをしつつ、これまでの歩みを軽く振り返る上手さ。

その上でここから先は事務所の舵取りは壱護がやるから、ミヤコはアクアとルビー専業な!って感じの配置換えは、この先の映画のクランクインのことを考えたらさらに上手い。

ただでさえ「アイ」の物語を映画で語っていくのだから、その傍らに、アイをプロデュースした張本人である壱護がいなくちゃだめだよね。

かつての事実考証を含めて。

でないと、アクアと監督で脚本を書いた映画がただのドキュメンタリーになってしまうから。

どこかでアクアのさじ加減が入ることで、絶対フィクションに転じているはずで、その見極めは、きっとこの先の展開で重要になる。

だって、アクアの願望がそこに投影されているはずだから。

きっとプロファイリングに長けたあかねだったら、そうした創作部分は気づくと思うのだけど。

それをやり取りする相手が必要になるはずで、だとするとその相手は、映画の企画については門外漢である壱護が絡んでくるんじゃないかな、と。

なにより、アクアのヤバさに最初に気づくのは、やっぱり壱護であってほしい、というのもあるけど。

実際、そのことを今回の最後でミヤコに諭しているわけだしね。

ということで、次回から、本格的に映画製作編に突入かな。

ただ、どうやらクランクイン直前にアクアが一度倒れそうだけど。

そうなったとき、アクアが吾郎であることを知っているルビーがどう動くかだよなぁ。。。

ていうか、傷ついたアクアを、ルビー、かな、あかね、の一体誰が癒やすのか?

まさかその役割をミヤコがやるのか?って気もしているけどね、今回のシフトチェンジから。

てか、いい加減、能天気になっているルビーをどうにかしないと、マジでアクアが自滅しそうだな。

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