写真はトルコのエフェソス遺跡(4月5日の旅程図のクシャダスの近く)で人物はトルコ人の現地ガイドです。
なぜギリシャ旅行でトルコか、というと古代ギリシアは現在のギリシア国より広い地域にまたがっていました。有名なアルキメデスはシシリー島出身ですし、特に現在のトルコ地中海沿岸には古代ギリシア哲学者が輩出しています。ここエフェソスでは「パンタ レイ」(万物は流転する)で有名なヘラクレイトス(BC540~480)が生まれたところです。
現地ガイドが座っているところは当時の公衆便所跡です。近くに売春宿跡もあるのですが工事中ということで見ることはできませんでした。
このトルコ人ガイドは日本語ペラペラ?の日本大好き人間でした。日本人と結婚し娘さんもひとり生まれましたが、奥さんはトルコに馴染めず娘さんを連れて日本に帰ったそうです。そこで彼はお金をためて娘さんに会うために日本に近々行く予定だそうです。
彼は無宗教で(トルコ人の大多数はイスラム教徒)ですが神の存在は信じているそうです。日本には神様が沢山いるから好いといっていました。
ついでに?トルコのアルメニア人虐殺(2005年12月17日、19日を参照してください)について尋ねてみました。彼はそれを証明するドキュメントは存在しないと答えました。