ギリシア旅行の最初の訪問地はメテオラ修道院群でした。(2007年4月5日の地図参照)メテオラはギリシア語で「中空」を意味します。ギリシア本土の中央部にある奇岩群、低いもので30m、高いもので400mもある「岩の塔」に点々と5つの修道院(最盛期には25)があります。修道士は1人で俗世との関わりを断ち祈りと瞑想に生きるのが本来でした。この地には9世紀ごろからこれらの人が住み始めましたが14世紀になり集団で修行をする修道院が造られるようになりました。
写真はその中で一番大きいメガロ・メテオロン修道院です。一番大きい岩の上にある建物がそうです。岩と岩の間にかすかに白く見えるのは3000m級の山の雪です。