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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「キューバ」編 独立への歩み10 フィデル・カストロの登場2

2013年04月08日 08時17分06秒 | キューバ

 

 カストロの写真は珍しくはありませんが。ハバナのホテルに飾ってあったのを紹介しておきます。

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「キューバ」編 独立への歩み9 フィデル・カストロの登場1

2013年04月08日 08時13分31秒 | キューバ

 1895年に始まった第2次独立戦争は1898年にアメリカ合州国の干渉を招きアメリカ合州国対スペインの戦争(米西戦争)になります。この戦争はアメリカ合州国の勝利になりキューバはアメリカ合州国の占領下におかれ1902年にアメリカ合州国に従属したキューバ共和国が成立します。その時に9・11の容疑者が拷問を受けたことで有名になったグアンタナモ米軍軍事基地が提供され現在に至っています。(今回の旅行でグアンタナモを訪れたいと思い旅行社に依頼をしましたが以前は許されていたが現在は駄目になっているということで残念でした)

以後、最大の産業である砂糖産業はアメリカ合州国の砂糖会社の独占となりキューバはアメリカ合州国の砂糖農場と化しました。政治的には 完全にアメリカ合州国の従属国となりました。

 その長きにわたり対米従属と抑圧的反民主主義的な政治経済を打破しようとして立ち上がったのがフィデル・カストロ(1926~)でした。1953年7月26日カストロら165人の青年はサンティアゴ・デ・クーバにあるキューバ第2の兵営であるモンカダ兵営を襲撃しました。自分たちの行動を起爆剤として市民の蜂起につなげ対米従属のバチスタ政権を倒そうとしたのです。しかしこの作戦は失敗に終わり165人の内8人が戦闘で死亡。その後捕虜になった61人が軍によって虐殺されます。カストロは奇跡的に助かり後にメキシコに亡命しそこでエルネスト・チェ・ゲバラと運命的な出会いをします。

 写真は今は博物館になっている弾痕の残るモンカダ兵営です。

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