1958年8月ゲバラが率いた部隊がシエラ・マエストを出発し西に向かって(すなわち首都ハバナ)進撃を開始しました。最終決戦の場がサンタ・クララでした。(2月17日地図)
キューバ中学校歴史教科書は以下のように記述しています。(p436)
「サンタ・クララ戦は(1958年)12月29日の夜明けに始まり、激しい戦闘となった。敵があらゆる手段を使って抵抗したのである。最も輝かしい瞬間の一つは、独裁が政府の武器と人員の増強のために送ってきた装甲列車の捕獲である。この捕獲により反乱軍は大量の武器弾薬を手に入れることができ、多くの戦闘員の武装が可能になった。サンタ・クララ戦は独裁崩壊にとって重要なものとなった。反乱軍が国の中央部の地上交通を支配したことによって、ハバナへの道が切り開かれたからである。」
そして、1959年1月1日対米従属独裁者バチスタはドミニカに亡命し革命政府の成立となりました。
サンタ・クララに捕獲した装甲列車がそのまま展示してありました。