風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

銀行

2005年05月01日 | チンゲル亭裏日記
今回、取引銀行が昨年の銀行ではなくなりました。
こちらで受け取る初めての給料を下ろしに行って、わかったことは、通帳があるということです!
前回は、通帳というものがなくて、行員に確かめないと今の残高が分からなかったのです。
なんだかはじめは不安だったのですが、どうしようもない、しかし何事も事故が無く前回の赴任期間が終わったのでした。
今日、通帳とそこに書かれた数字を見て、安堵したのでした。

しかし、去年の金銭の出入りを数字ではなく、トグルク紙幣を物の量として生活していたどんぶり勘定の生活もまた悪くなかったなぁと思うのです。
今日、私の分として渡されたのを、数字として認識するととたんに差引勘定がなされて、多い少ないの感情が起こってきたのです。

あればあるように、無ければ無いように生活してきたのを、通帳という数字を目で確かめられるものを手にすると、とたんに、数字で縛られてしまいました。

私たちって、数字は計算をし、文字は読むようになっているんだなぁ。
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