風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ウランバートル市の北の山へ

2005年07月22日 | 徒然に日々のことを

   7月17日(日)
   風と日を浴びて体の洗濯
   人の気配がしません。
   蝶は、逃げようともしません。

   ここは、UBの中心から、30分位北です。


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一人暮らし

2005年07月22日 | チンゲル亭裏日記

モンゴルに来て、初めての一人暮らしが今夜から始まります。

今頃、夫はムルンに到着し、車に乗り換えてアスガムというセミナー会場へと向かっている頃です。
5日間はゲルキャンプで国際会議。その後は、テント生活をしながら各地の古い断層を視察するちょっと過酷な旅です。

オリアスタイ、オムゾン、ブーツガン、ブンブグール、バヤンホンゴル、ナリンヌテール、ブルドと聞いたことの無い地名が並んでいます。
8日間のキャンプはどのような日々になるやら。。。

買ってきた2~3人用のテントを寝室に建ててみました。
夫の大きめの机もキングサイズのベッドもそして二つのたんすもあるのに、その大きなテントが難なく組み立てられるひろーい部屋でした。

テントを試しに広げ、たたむ練習が、こんなに広い部屋だったのだぁーーーということを改めて認識する儀式になりました。
この4部屋分のアパートに今夜から一人です。
ナンダカ心細さを強めてしまって、参ったなぁと思ったのです。

しかし、昨日までは、心細くて八つ当たりをしていたのですが、いざ、夫が荷物を担いで集合場所まで行き、4人の日本人に挨拶したり、その他の5カ国の国の人たちの様子を伺っていると、妙に気持ちが落ち着いてきました。

夫は、日本に居るときは仕事には一切立ち入らせなかったのです。
今回このように、集合場所に送りに行くことを許したのは初めてです。
主催者の地質学部長とホステス役の奥様が、いらっしゃった頃には、すっかり留守番気分になって来ました。
彼女と握手をしたときは、不安を払拭して、闘争的な気分にさえなったのでした。

私ったら、まだ、大丈夫なんだなぁ。
このまま、不安に押しつぶされて、回りに迷惑をかけることになるのかなと思ったりしたのです。
夫の反対を押し切って、帰国しようかと思ったりしたのですが、幸か不幸か航空券のとり方が分からないので、自分勝手は出来なかったのです。

一日も早く帰りたい気持ちを、知らない振りをしている夫は、鬼のように見えたりしたのです。
しかし、今までも、そうだけれど今回も、忘れていた強い気持ちがむくむくとわきあがってきたのです。
逆風に強い私でした。
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