母さん、だめジャン。
メールの返事しなきゃ。
14日、横浜で、最後の詩舞を舞ってホット一息したところで、また次の依頼が有ったんだった。
それは、老人ホーム慰問で、全体のプログラムの中の15分を東京支部の時間としてもらっているのに、今年は詩舞も入れたいということだった。
11月以来続いている緊張をこれで解けると思っていたところだったんだよね。
母さんは、自分でも意外なくらい責任を持って、緊張を続けていたみたい。
頼まれることをことのほか喜ぶ母さんだけど、今度ばかりは、「あーーぁ」ともり下がったらしい。
それで、再度のお願いとしてメールを駄目押しで頂いていたのに、返事をしていなかった。
「ノー」というつもりはなかったから、すぐに返事をしなかったらしいけど、お電話まで頂いてしまった。
ご老人に、喜んでいただけることなら、二つ返事のはずの母さんなんだけどねぇ。
「三叉口に舟を泛かぶ」は、いろいろないきさつから、振り出しは小西先生ではなかった。舞うたびに手直しをし、それはそれで、大いに勉強になったんだったよね。
日本舞踊と剣舞の良いところ取りで、母さんの進歩の度合いに応じて、より詩舞らしく格調高く変わってきたのは、狭い家のリビングだから中途半端の動きだったけど、おさらいをする母さんをみてきたけどね。
なかなか、いいよねぇ、詩舞ってやつは。
節目節目に、望まれて舞うことは願ってもない上達の道だったわけで、それを、せっかくの依頼に躊躇するなんて、贅沢なんじゃないかなぁ。
「ほんとに申し訳ない」と、電話を切った母さんの心が言っていた。
6月の終わりに舞うわけだから、二つ目の「宝船」をきちんと習いつつ、もう一歩上の「三叉・・・」を目指そうよ。
ねぇ、母さんや。
母さんの一生の中で、この一年は、ほんとに珍しくまじめにがんばってきた母さんだから、ちょっと、疲れて休みたいという気持ちは、猫の僕にはほんとに良くわかる。
ぐうたら、のんびり、ぼーっが好きな母さんの気持ち、ほんとに良くわかる。
がんばれ! 母さん。
メールの返事しなきゃ。
14日、横浜で、最後の詩舞を舞ってホット一息したところで、また次の依頼が有ったんだった。
それは、老人ホーム慰問で、全体のプログラムの中の15分を東京支部の時間としてもらっているのに、今年は詩舞も入れたいということだった。
11月以来続いている緊張をこれで解けると思っていたところだったんだよね。
母さんは、自分でも意外なくらい責任を持って、緊張を続けていたみたい。
頼まれることをことのほか喜ぶ母さんだけど、今度ばかりは、「あーーぁ」ともり下がったらしい。
それで、再度のお願いとしてメールを駄目押しで頂いていたのに、返事をしていなかった。
「ノー」というつもりはなかったから、すぐに返事をしなかったらしいけど、お電話まで頂いてしまった。
ご老人に、喜んでいただけることなら、二つ返事のはずの母さんなんだけどねぇ。
「三叉口に舟を泛かぶ」は、いろいろないきさつから、振り出しは小西先生ではなかった。舞うたびに手直しをし、それはそれで、大いに勉強になったんだったよね。
日本舞踊と剣舞の良いところ取りで、母さんの進歩の度合いに応じて、より詩舞らしく格調高く変わってきたのは、狭い家のリビングだから中途半端の動きだったけど、おさらいをする母さんをみてきたけどね。
なかなか、いいよねぇ、詩舞ってやつは。
節目節目に、望まれて舞うことは願ってもない上達の道だったわけで、それを、せっかくの依頼に躊躇するなんて、贅沢なんじゃないかなぁ。
「ほんとに申し訳ない」と、電話を切った母さんの心が言っていた。
6月の終わりに舞うわけだから、二つ目の「宝船」をきちんと習いつつ、もう一歩上の「三叉・・・」を目指そうよ。
ねぇ、母さんや。
母さんの一生の中で、この一年は、ほんとに珍しくまじめにがんばってきた母さんだから、ちょっと、疲れて休みたいという気持ちは、猫の僕にはほんとに良くわかる。
ぐうたら、のんびり、ぼーっが好きな母さんの気持ち、ほんとに良くわかる。
がんばれ! 母さん。