=主催すてーじ・刻=
熊澤南水ひとりがたりを聞きに行きました。
正に一人語りで、朗読とも違う演劇とも違うステージでした。
清瀬にあるけやきホールは、まだ、木の香も真新しいすがすがしい空間で、畳の部屋の奥に同じ高さで板敷きの部分があって、それが舞台。
十三夜(樋口一葉)と糸車(山本周五郎)の二つの演目でした。
着物をそれにふさわしいものへと着替えられて、目もあでやかに語ってくださいました。
南水さんのこれまで貫き通した人生そのものが選んだ演目は、親子の貫き通さねばならぬ情を南水さんの体にを通して語られる言葉は、温かく、やさしく、凛としたものでした。
「貫きとおすことは、さびしいことです」とおっしゃったその言葉は、南水さんそのものでした。
文字を読み、文字に体温を与え、自分の思いを投影すると言う作業は、詩吟も同じです。
自分の中にあるものと同じ本を選ぶことが、大切だとおっしゃいました。
共感しないものを言葉に乗せて表現するのは、ただの音。
今までは、与えられた漢詩を詩吟風に声を出していただけと、実感。
さて、私の宿題は何?
と、小難しく考えかけたのは一瞬。
同行した友人4人は、奇しくも、玉高組。
ひとしきり、南水さんを褒めちぎり、いい物を教えてくれてありがとうと私への過剰な感謝のあと次の目的地へ向かったことでした。
すてーじ・刻のメンバーであり夢青葉のメンバーでもあるYさんにありがとうを、そして、ご苦労様でしたと申し上げます。
熊澤南水ひとりがたりを聞きに行きました。
正に一人語りで、朗読とも違う演劇とも違うステージでした。
清瀬にあるけやきホールは、まだ、木の香も真新しいすがすがしい空間で、畳の部屋の奥に同じ高さで板敷きの部分があって、それが舞台。
十三夜(樋口一葉)と糸車(山本周五郎)の二つの演目でした。
着物をそれにふさわしいものへと着替えられて、目もあでやかに語ってくださいました。
南水さんのこれまで貫き通した人生そのものが選んだ演目は、親子の貫き通さねばならぬ情を南水さんの体にを通して語られる言葉は、温かく、やさしく、凛としたものでした。
「貫きとおすことは、さびしいことです」とおっしゃったその言葉は、南水さんそのものでした。
文字を読み、文字に体温を与え、自分の思いを投影すると言う作業は、詩吟も同じです。
自分の中にあるものと同じ本を選ぶことが、大切だとおっしゃいました。
共感しないものを言葉に乗せて表現するのは、ただの音。
今までは、与えられた漢詩を詩吟風に声を出していただけと、実感。
さて、私の宿題は何?
と、小難しく考えかけたのは一瞬。
同行した友人4人は、奇しくも、玉高組。
ひとしきり、南水さんを褒めちぎり、いい物を教えてくれてありがとうと私への過剰な感謝のあと次の目的地へ向かったことでした。
すてーじ・刻のメンバーであり夢青葉のメンバーでもあるYさんにありがとうを、そして、ご苦労様でしたと申し上げます。