風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

3月夢青葉

2012年03月04日 | 詩吟
ちょっと残念なニュース。

さんが、転勤で西のほうへ行ってしまいます。

ムードメーカーのさんが居なくなったら、どんなお稽古風景になることでしょう。楽しみだ。

今日は、のっぴきならない所用で、さんも欠席で、さんと二人のお稽古でした。

さんは、退会せざるを得ないと考えていたようです。
関吟が全国組織であることでいかようにも出来ることを説明したら、いずれはこちらに帰ってくるのですから、エントリーを続けることを決めてくださいました。

住まいが決まり、新しい任地での仕事に慣れたら、お稽古場を探して「詩吟は続ける」と力強い返事を頂きました。

限りなく本部に近づいて練習が出来るので、さぞ力をつけて帰ってこられることでしょう。
去っていくことよりも、大きなお土産を持って帰ってきてくれることを思って、喜んで送り出しましょう。

それは、練習の後で到着したさんとの話で決めたことで、その結論に達する前のたった二人での練習は、意気が上がらず、私も、相手が友達ということもあって、気持ちの切り替えが出来ないで終わってしまった。

こんなことは、これっきりにしましょうと、お互いの介護話に花が咲き、お茶が進み。。。

そのうち、お稽古中と知らずに訪れた知人との話ももりあがりで、さながら、お茶会の様相を呈してしまった。

これは、友達関係と友達の自宅で始めたお稽古の功罪か。

いつもの2時間の練習でも、その後も残って会話が弾んでいますが、二人だと会話のテーマも違っていて、知らなかったこともあったり、新しい発見もあったのです。

そのお客様は、友達が詩吟をしているけれど、着物じゃなくちゃというので敬遠しているとのこと、そういう人もいるんだろうなぁ。
そこで、関吟のことちょっとだけ、お話させていただいたのです。
興味ないといいながら、「弥生」のことが書いてある関吟ニュースをちゃっかり持って帰られた。
その方は、三月生まれだそうです。そのニュースを読んで、興味を持ってくださると良いなぁ。

今日の収穫は、そのちょっとした関吟の宣伝と、退会しなくて良いシステムを理解してくださって、来年度以降のエントリーを決めてくださったこと。


{退会」の文字のあるメールを受け取ったとき、あぁ、来たかと思ったのですが、一人欠けるかもしれないということは、思った以上にダメージを受けていたみたい。

さんもおなじで、所用で練習後に来て話をするというので、そのことが気になって、練習をする気がうせてしまった。
情けないことだけど、二人で気落ちしてしまった。

結果的には、詩吟をやめるわけではないと安堵したものの、三人のうちの一人が欠ける事など思っても見なかった展開に、動揺してしまった。

でも、このお稽古をしないおしゃべりで、さんの「詩吟を私と続けたい」との思いが強いことを知り、わたしも今日は不覚にも声出しさえしなかったけれど、一人でも詩吟をしたい人が居れば、練習は断じてやりますよとの思いは、お互いに伝えあうことが出来た。

めでたし、めでたし?
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