風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

4月夢青葉

2012年04月15日 | 詩吟
4月は、1日の練習を15日に変更して行いました。

一人欠員で、どんな練習になるのかなと、興味津々の思いで練習を始めました。

女三人、5本の高さの練習は、心地よく、滑らかに、穏やかに進みました。

先月お休みしたのよねぇと、驚くほどブランクを感じず、却ってそのお休みが熟成の時間だったのでしょう。

2年の積み重ねの、大きさを感じました。

そして、彼女たちから、一回一回の練習が濃いからという答えが返ってきました。

なんてうれしい言葉でしょう。
月に1回の練習でも、見事に期待にこたえてくれたメンバーに、常に詩吟を身の内に捉えてくれていることを感じました。

会場をメンバーに提供してもらっていることから、次の会場の心配をしなくて良いのは、なによりの安定感です。
そして、気心知れている間柄でも、オンとオフの切り替えをきっちりしてくれて、先生と生徒の関係のときと、終わって友達関係に切り替わるときと、鮮やかな転換を当たり前のようにしてくださること。

会場が都心から遠かったおかげか、ゲストがほとんど無かったことも、練習に影を落とすことなく、2年間を過ごすことが出来ました。

赤ちゃんは、なんと言ってもストレスにさらさないで、育てるべきであるのは、人間も詩吟も同じだと思う。

夢青葉のメンバーは、恵まれた環境のおかげで、すくすくまっすぐ育ったように思います。

そして、何より、その人らしい詩吟をしていることが、うれしくてしょうがない。

すぐ隣で、吟を聞き同時に口移しで習う吟なのだけれど、それぞれがそれぞれらしい感じ方をして、詩吟になっていく様は、小気味よい。

何もかも初めてで、テキストの文字を追いかけるのが精一杯だったのは今までのこと。
なじみの形が増えてきて、前に習った詩吟と比較したりできるデータベースが出来始めているし。

3年目なんだなぁと、ひしひしと感じる。


この取り組み方を信じて、素直にまじめについてきてくれる愛すべきメンバーは、これから何処まで伸びていくことかと、楽しみでしょうがない。


やはり、私には、このやり方しかない。




松風も今月がゼロスタートで、詩吟では赤ちゃんなのだ。
青葉にしてきたように、ストレスを感じないで、基礎固めをしてあげたい。

お試し詩吟の会から、慣れ親しんできたこの会場で、当分は続けよう。
そして、松風のメンバーの声が充実してきたら、いずれはここを出て行かねばならないときが来ると思う。
そのとき、積極的にふさわしい会場を探すこととしよう。

せっかくきてくださったゲストさんには大変申し訳ないが、またの日にお越しいただくとしよう。

おおかたの意見は、会場を探して、ゲスト受け入れをやめないというものだった。
夢青葉を開設した頃のような不安定さは私には、無くなってきたかもしれないけれど、松風の人たちを青葉の人たちと同列で扱うことは、危険というもの。

大事に、丁寧に、育ってもらうことを考えよう。

近い将来、ゲストについて、どのようにしたらより良いか考えることにしよう。


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