風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

東京芦孝会中央会 8月

2015年08月23日 | 詩吟
10月の公認会認定記念秋季錬成大会のプログラムができました。

事務能力、作業能力の結集で、あっという間に煩雑な作業が終わりました。
その中で、相変わらず、それらの能力のスキルアップをしない私を、こういうことがあるたびに思い知らされるのですが、だからといって、ダメとか遅いとか、まだ?という言葉を一切浴びること無く、同じように作業をしたかのごとく、接してくださる大人の集団であります。
そして、間違いをいつの間にかなおしてくださっていたり。
こんな、仲間だから、永らえているのだなぁ。。。はぁーーー。


そして、今日は、新しいテキストが届きました。

新しいテキストは、従来のテキストと、副読本を一緒にした形で、更に内容も充実し、11線譜の表示もついていて、至れり尽くせりのテキストです。

その新しいテキストの説明を頂いた後は、掲載の20の詩を次々に吟じていきました。
20吟も連続して吟じると、さすがに手ごたえあり。
男性の音の高さが多いので、楽々に吟じられるのは、良い喉ならしになりました。

なるべく漢字のほうを見て、吟じたいと思いつつ、気が付けば、11線譜のほうに、目が釘づけになっている。

それには、一つ訳が、譜名表に、追加音階として、譜の表現方法が少し変わり、そして、いずれはそのような新しい表現をせねばならない日が来るのです。
その表現方法は、初心者には、ちょっと難しいので、譜の表し方には、注意をして、それなりの指導法が求められるのです。

かつての、関吟の吟法に愛着があって、新しい表現法には、抵抗があります。指導者でなければ、昔の習わしのまま、吟じたいとわがままを言えるのですが、練習の場で、こちらが好きでこちらが嫌いといっていられない日が、やがてきます。

かつての愛着のある吟法が、間違っていると指摘されるようになるのなら、とても悲しい。

逆に、あたらしい吟法のほうが、性に会っているという人も出てくることでしょう。

また、追加された部分を、完璧に吟じたいけれど、まだ発展途上の場合、きっちりと指導できないかもしれない恨みが残ります。

ただ、自分が完璧にできなくても、工夫をすることで、会員さんに学んでもらうことはできます。コーチのように。

会員さんに対して、親切なコーチでありたい。

いずれは、自分の能力不足で、模範を示せない、コーチもできない日が来ることだろう。

その時は、朋に頼れるか。。。




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