風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢青葉2月1回目

2016年02月12日 | 詩吟
松山市民センターでのお稽古二度目。

ロビーに12時10分について、お弁当を食べながら、時間を待つ。
他の教室の開始を待つ人たちと、一緒にお天気の話題で、コミュニケーションを取り、また、お目にかかるときの顔つなぎをしました。

幹事さんが到着したら、すぐに打ち合わせが始まって、周りの人は、興味津々の面持ちで、会話を聞いていらっしゃった。

今日もお二人が欠席でした。次回そのうちのお一人はいらっしゃれると聞いています。
もうお一人は、体調は、いかがなのでしょう。
今日も、とても寒かったのですが、2週後は、まだ、寒いでしょうか。


会場が広いので、体操をした流れで、ウオーキングになりました。
いろんな場面で、体の軸が大事と聞くことがあります。
始まりの体操も、軸がしっかり定まっていると、楽に手足を動かすことができて最後にフッと息を抜いたとき、良い脱力の姿勢ができます。

軸がしっかりすると、力の抜き差しがスムーズで、ちょっとの圧力にも屈せず、立ち続けることができます。

たったの2分、あるいは4分の吟詠時間とはいっても、エネルギーのいることですから、軸が斜めになっていると、無駄に力が入って、吟詠よりもエネルギーの消費が激しくて、吟じ終えた時は、疲れ果ててしまいます。


律詩体力はどのようにしてつけたらよいものか。
あれこれ考える。
まず、後半に差し鰍ゥったとき、4行目の終わって、5行目へとつなぐとき、しっかり息継ぎをして、落ち着いて始めましょう。
そうすると、不慣れな長い詩も、ある程度、終わりまでつつがなく吟じることから始めましょう。


さて、前回の段下がりの最後の低い音の安定を欠くと、次のことばの音程が乱れるということの発見と助言は、しっかり覚えておいてくださったようです。
そして、段下がりの五つの音が、スムーズにしようとするあまりだらしのないずり下がってしまう音のつながりにならないために、二つと三つに分けて、二つ目と三つめの音の間が最初は間抜けに聞こえても良いから、しっかりと、三つめ(二の高さ)音を丁寧に出しましょう。
そうすると、残りの「一」「乙」がしっかりと発声でき、しかも「乙」の低い音が正確に、響きのある音が出せます。

段下がりの最後の「乙」の音を安定させると、次の言葉の最初の音も安心して出すことができるので、音程が狂うことがありません。

高い音は、正確に出せるのですから、低い音がとりにくいのは、女性ならではのことかもしれません、先のことばかり心配していると、その手前で、上の空になって、それが、事故の原因となってしまいます。

物事の原因が、どこにあるのかが、わかると解決の糸は、もつれずにするするととけていきます。
ゆとりを持った練習をしていると、柔軟な頭にピコン!とlightがともされるものなんですねぇ。

足元をしっかり確保するってことが、実感されます。
そして時々、遠くを見たくなって、つい見てしまうのですが、力不足の時は、ずっこけます。
近くも遠くも見ることのできるようになるのは、まだ咲き?


新しい吟題は、「峨眉山月」 李白作
譜の46番と22番を、おさらいをして、一通り吟詠。

後は、テーマの吟を、丁寧に、おさらい。

絶句は、ゆるぎなく吟じられるのですが、律詩は、松風と同様に律詩体力がいまいち足りない。
そして、何よりも吟じ込みが少ない。
もう少し時間をかけて、取り組みたい気がする。
そんなことをしていると、昇段のタイミングが昨年から変わったので、後輩に追い抜かれてしまう。
「そんなことは、ちっとも気にしていない」と胸を張って言う夢組さんたちは、頼もしい。

ここに来て、私のこだわりで、あれこれ、言うべきではないなぁとも思うようになった。
さて、あと三回の練習をどのように生かしていこうか。

そして、神戸留学さんは、今回は、テープ受験ではなく、みなさんと同じ土俵での受験のために帰ってくることになっています。

再入会のメンバーさんは、2年間の経過措置後(今年の8月)に昇格昇段の決まりなので、あと少し先になります。
ニューフェイスだ!若いじょせいだ!と大騒ぎして喜んでお迎えしたのが、もう二年になろうとしているのですねぇ。

お仕事とご家庭とをまず大事にして、ご自分の健康もだいじです。
ゆっくりと、のんびりと、出来る時にできることをたのしんで、やりましょうね。


公共施設ということで、終了時間をきちんと守らねばなりませんから、タイマーをセットし、おしゃべりに花を咲かせるのも、満開にはしないで、五分咲くらいにしておいて、満足感たっぷりの練習でした。

今までの、練習は何だったのと思いかけて、今までは、今までとして、必要な、導入期間だったと、気が付く。あれがあったからこそ、今日の充実感があると、思える。

そして、開始時間も1時からとして、終了を4時半と30分繰り上げました。
終わりをきりりとすることで、練習の運びも、引き締まってくる気がしました。


暖房が、22度の設定になっていて、ともすると寒いのですが、上着を重ねればよいことで、懸命に声を出していれば、すぐに寒さを感じなくなるものです。

音の響きがソフトなのは、板壁のおかげなのかもしれないねぇ。

           light  おかげ様  light


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