風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風11月1回目

2016年11月09日 | 詩吟
会員さんが一人都合でお休みのため、練習は、私もいれて三人。
最近休会になった方もいて、寂しさがひとしおです。

今日は、会員さんの希望で、「弘道館に梅花を賞す」を習いました。

お名前を頂いたときの出典の漢詩ということで、一刻も早くならいたいとのことでした。

この会場には、コピー機がありませんので、応急処置で、副読本と縮刷本とを交換してのお稽古です。

縮刷本で、練習をしていたのは、ずいぶんと昔の話です。

私が縮刷本を持ち、私の副読本を会員さんの一人が持ち、所望をした会員さんは、お名前の出典についての説明をするために、漢詩のテキストと副読本のコピーを送っておりましたので、それを持っています。

会員さんが副読本を、私が縮刷本を持って予習なしの指導は、かなり勇気のいることでした。
縮刷本での練習を懐かしく思いかえしました。

ご自身の吟号の「香文」に思いをはせ、お名前を付けてくださった先生に感謝し、詩吟とこの漢詩への愛を深めた(?と思う)今日の練習でした。

日頃接している教場の指導者は、日々こまごまと指示を出し何かと世話をするものですから、自ずと愛着を増してくるもので、実力以上の尊敬を集めることができます。

まるで、幼児が「ママって、すごいね!何でもやってくれて、何でも知っていて!」というように。
その後ろにどっしりと控えている会長は、さながら、出張がちで、そばに居ない父親の如くで、そのありがたさと、深い愛は、語る人がいなければ、子供のママへの熱いまなざしは、そこでで止まってしまう。いわば、独り占め。

父親の悲哀でありますねぇ。

今回、その、いつもはいない父親の存在を見つけたのが、我が夢松風の吟号を頂いたお二人の会員さんです。その一部始終を見ていた、間もなく二段の昇段試験を受ける会員さんも、何かを感じてくださったことでしょう。

大きければ大きいほど、その全容は見えず、その実態を掴むことができません。
井の中の蛙は、自分を一番偉いと感じ、井戸の外の世界を知ろうとせず、チャンスを逃がす。

それは、それで、知らなければ幸せというものかもしれませんが、もったいない気がいたします。

子供が、ママの存在の後ろに、父親を発見し、その偉大さを実感するのは、どんなタイミングなんでしょうねぇ。

ママでしか有り得ない私は、何ができるのでしょうか。


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伴吟

2016年11月09日 | 詩吟
新座市民祭りの券\の部で、伴吟をいたしました。

小西如泉先生のお弟子さんの舞に伴吟をさせていただいたのです。
吟題は、「近江八景」です。このところ、律詩体力がついてきたので、八行を吟じるのが、苦ではなくなってきて、そんな時ちょうど、お声がかかったので、自分への挑戦だと伴吟をお引き受けしました。

小さい声でも、おなかと呼吸は、まったく詩吟をしている状態での練習も、コツを覚えてきました。
極小の声を出すことができるようになると、実際の吟詠の回数が少なくても、かなり、練習量を補えるようになりました。

良いタイミングで、伴吟のお声がかかったものと、うれしく練習をしました。

月に1回の練習日に、三回ほど参加させてもらい、練習を重ねました。
舞手さんとも、合わせるごとに息があってきて、快感。。

当日も、緊張しすぎないで、舞手さんに不安を抱かせないように、平常心のコントロールです。
人を支えるためだったら、緊張はしてもあがらないものなのねぇ


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五似ん会

2016年11月09日 | 徒然に日々のことを
五似ん会は、記事カテゴリは「詩吟」か「徒然・・・」か、迷う。

始まりは、詩吟だけれど、今は、詩吟を離れて、五人の仲間の親睦会だから。

今年の一泊旅行は、有馬温泉。

五人の性格上、いつの間にか二人が交代で幹事役を引き受けてくれて、行く先が決まっています。

今回の私は、有馬温泉で、新大阪で最初の合流をするということのみ知っているという大変大まかな情報で、旅が始まります。

詳しいことはメールで知らせてくれたようですが、何かの都合で、届かなかった模様。
そんなこともお構いなしで、とりあえず、最初に会う人としっかり待ち合わせができれば、その先はお任せだからという、のんきさ。

私からの問い合わせもないものだから、詳細のメールは届いたものと思っている幹事さん。

携帯を持つようになって、待ち合わせにしろ、いろんな場面で、詳細な情報をあらかじめ受けられなくても、どうにでもなる世の中。
それに合わせて、肝心なことだけど、大まかな情報だけで、こと足らせてしまう私でございます。

目的地観光より、一年ぶりの穏やかなおしゃべりが一番の目的だから、あっちこっちへとは動かないで、どっしりと、定点で、楽しみます。

面白いのは、この年代が数人よれば、必ず一人くらいゴージャス系がいそうなものだけれど、この五似ん会は、アクセサリーの類は、結婚指輪だけという、見事なシンプル派。
グレイヘアは、二人。

このあたりが、心地の良い、あるがままで付き合いの続いているゆえんなのだろうか。

ゆったりとお湯を楽しみ、おいしい食事を頂いて、極楽、極楽。



今回は珍しくお土産を買いました。







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