風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

気というもの

2016年11月18日 | 体を整える
午前中は、友人の家に行き、お肌の手入れについて、いろいろと教えてもらいました。
親娘で、お付き合いを頂いている方で、天然由来のものを身の周りに置いて生活をしている方です。
そこへ娘さんの友人と赤ちゃんが加わって、賑やかな時を過ごしました。
お母さんが、ちょっと手を離せないので、おねむになった、赤ちゃんをしっかりと左胸に押し当てて、抱っこをしていましたら、何と、寝てしまいました。

久し振りの感触を楽しみ、久し振りに会った友人がお元気でいたことを喜びました。


そして、ほど近いところに、山田先生のお家があるので、予約時間に間に合うように、急ぎました。

 
まず最初の話題は、先日のセミナーについてです。
良い言い回しではないので、先生にお伝えしようか迷いましたが、トップクラスの先生から、研修生までの井本先生のもとで修業中の方々が、「寄ってたかって、教えようとしてくださったことに、感謝し、その思いを目いっぱいいただきました。」とお伝えしました。

その感覚は、山田先生も十分にわかってくださって、「このフレーズ頂きます。きっと、みなさんに受けると思います。」と、言って頂きました。


その時習った体操の中で、今の私に一番必要で大事な体操は、私が、一番苦労して、完遂できなかった体操がそうであったと、教えてくれました。

その、寄ってたかって教えようとしてくださった体操は、その時も、「今のあなたに一番必要な体操です。」と言葉も添えて、教え込もうとしてくださったのです。
最後が正座の形で終わるのを見て、前のめりで取り組んでいたのに、その入口で始めもしないうちから「私には到底できない」と感じて、躓いてしまったのです。

セミナーという限られた時間では、ダメと思ってしまった時点で、おしまいです。それを超えて教え込む時間はありません。
あれほど、熱心に、手を添え、別の指導者さんまで、加わってのご指導だったのに、今思うととても残念です。

ダメと自分が言ってしまっては、どんな素晴らしい先生の教えでも、体が受け付けなかったのです。

今はダメでも、その時が来たら、山田先生が教えてくださるのだからという油断もありました。
セミナーの一番最後の体操指導でしたから、集中力が途切れたのもあるのでしょう。

その一点を除いては、とても楽しく、豊かな時間を過ごしましたと、山田先生にお伝えしました。

そして、相手に対する操法の練習も、正座は無理でも、膝立ちの姿勢からは、工夫すればできるので、少し前向きに取り組めたことを、とても喜んでくださいました。

実験台になってくださったみなさんに、感謝いたします。
技術的には、未熟すぎる私ですが、ある先生に、良い気が流れていますと、言って頂いて、気を良くしましたと、お伝えしたら、そうでしょうねとおっしゃっていました。

ふーーーん、そうなんだ。というのが、私の、先生の言葉への感想でした。
「気」という見えないものへ一歩近づいた気がしました。

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