風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

田村仁美 2019年カレンダー 五月

2019年05月04日 | 徒然に日々のことを
      田村仁美2019年カレンダー 5月6月より 「梅雨の晴れ間に」ビワ、メジロ

めじろは、「わーい、やったー、おいしいみがなってるぞ!」とよろこんで、一番おいしい実をたべるのだろうか。

それとも、その生まれつき持った本能で、すっと一番おいしい実のそばに、降り立って、あたりまえのように実をついばむのだろうか。

枇杷の実は、目白のくちばしを痛いと感じるのだろうか、それとも、うっとりとわが実を差し出して、種がむき出しになって、次の生へと生まれ変わっていくのを、喜ぶのだろうか。

たわわになった枇杷の実がいかにもおいしそうに、目白の目が真っ白で、まっすぐに実を見つめている。

今にも飛んでいきそうないきいきとしためじろにおいしい枇杷を先取りされるのをちょっと嫉妬してしまいそうになる。
口の中に、果汁が広がってくる。



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