11日の補習以来、あの日の練習は、ちょっと厳しすぎたかと反省して、
もしかの時のフォローをなんどもシミュレーションしていました。
今日も、グループ練習はお休み頂いて、個人練習の時間にふらりと長身を
滑りこませるようにして入ってきました。
例の如く、他の人の自分とは違う高さの吟詠を耳にしないうちに、すなわち
一番に今日の課題の吟詠をして頂きました。
あんなに心配したのに、完璧な音階で、一吟を詠い終えました。
一番唖然としたのは、きっとこの私だったと思う。
私の診断と処方は正しかった。思いのほか早い完治に、驚くやら喜ぶやら。
そして、今日の吟詠は、1分50秒!
いつも駆け足で30~40秒台なのに。
ゆったりと優しくそしてやっと安定した吟調になりました!
おめでとう!
「今日は、体調が良かったんです」と、あくまでも謙遜なさる。
もっと、手放しで喜んでくださいな。
聞くところによると、11日は帰宅して、自主練習をなさったとか。
それで、翌日の所属教室の吟詠披露では、ちゃんと詠えたそうです。
そして翌日の今日もご自身の身につけた物をいかんなく発揮されました。
これで、体が正しい譜を覚え直してくれたらしい。
関吟の型にはまりましたね。おめでとう!
お好きな教室で学びなさいと言う芦孝会のシステムの良いところが発揮
されました。
心配がなくなったら、夢松風の本教室のグループ練習に復活なさいませ。
ご自分の判断でね。