新越谷駅地下の越ケ谷コミュニティセンタ―に場所を変えて、2回目の講座です。
今日の須藤先生の特に取りあげたい漢詩のお話は、関吟のテキストにもある
「可意 良寛」ですが、この詩の前には、以下の漢詩があるのです。
鳶は喬木の顚に巣くい
黄雀は其の株に聚まる
鳶は雀をして鷇(ひな)を啄めしめ
雀は鳶に憑って烏より護る
此の物猶ほ尚爾り
両箇逓互いに扶く
如何ぞ其れ人と為って
彼此相誅することを為すや
須藤先生のその漢詩にまつわる話や、先生の思いをきいていると、女性なら
ではの受け取り方があって、よりその詩が好きになります。
そしてお話の後、私の吟詠をお聞きいただく機会を下さいます。
かつては、三人の吟者がいて、交代で吟じていました。
須藤先生も、あの頃の先生方のことを懐かしんでおられます。
来月は、双雲美術館で須藤先生との距離を縮めた「山中問答」が語られます。