ビジターお迎え2回目と期待しましたが、残念ながら、今日はいらっしゃいませんでした。
Yさんも、期待していたようでした。
ぜひ来てくださいとお伝えくださいと言付かりました。
私よりも年上の女性の優しい吟詠を間近で聞いて、「吟詠」とは?に目覚めた様子。
今日の、課題は、「塾生に示す」廣瀬淡窓
学生時代、部詩の如くに何度も何度も吟じました。
学びと切磋琢磨、そして苦学生とまではいかなくてもちょっぴり制限のある
中で続けてきた吟詩部の強烈な思いがこもっています。
それは、私の胸の中にだけ納めて、廣瀬淡窓のいうところの共に学ぶ感慨を
表現しましょう。
そして、吟詠に慣れたら、自分自身の思いを投影し、関吟流を詠いましょう。
譜№7と譜№4 との違いを話しました。
話をしながら、あれ?以前は明らかに違うと思い、明らかに違って吟じていた
そう思っていましたが、なんだかおかしい。
違いますよと言いながら、そのお手本を明確に示しているだろうか、そして
説明の言葉が正しく伝わっているだろうか。
こんな、初めての不安を覚える。
まず、衰えたのかと思う、いや、自分の本当の姿が見えてきたのかもとも思う。
この不安感を募らせるはじまりは強烈に伝わって来たある「怒り」のパンチの
せいだと思いたいのですが。。。
これまでダメージを受けないよう距離をとって、自分の不得意をうまく避けて
きたつもりだったけど、その距離感の目測を誤ったようです。
危ない危ない、一歩後退して、私の不得意分野に足を踏み入れないようにと、
戒める。