せっかく材料を安く手に入れたとしても、びんの値段も入れるとお店で買うのと変わらないか、もっと高くなってしまう。勿論自分好みの味に作ることができるから作る価値はあるのだけれど。
最近はびんはなるべく買わず、人にもらったり、再利用したりするようにしている。そこで困るのがふた。
最近ふただけ売ってもらえる業者を見つた。
本当は一般相手には商売していないのですが、是非にとお願いしてふたのみ買わせて頂いた。今後は、ここで買えるふたのサイズのものはどんどん再利用できる。
ちょっと安心。
(買ったふた写真後日アップ予定です)
それにしても、ガラスびん業界は、「リサイクル・リユース可能なガラスびんは地球にやさしいです」とか謳っているけれど、一般人がガラスびんをリユースしようとしても、ふたが売っていないからどうしようもない、というのが現状ではないだろうか。
「桃屋の佃煮」とか印刷してあるふたを取り替えれば、実は市販の瓶詰めのびんって十分使える。大きさが同じ物を集めて、スパイスを入れてディスプレイしたり、趣味のいい人は色々おしゃれに使えるのではないだろうか(私はそういうことは出来ないけれど)。
本当にリユースを考えるのだったら、ガラスびん屋さんも考えなくては。
WECKのびんの場合は、ゴムパッキンのみ別売りしている。
さすがドイツ、という気がする。保存食作りの歴史があるところは違う。フランス製のVOCALガラスびんも、高価(1個150円)ではあるものの、シリコンパッキンを別売りしている(150円出せばびんが1個買えてしまいます。VOCALの方、このシリコンパッキンをもっと安くしてくださーい)。
ところが、日本のおしゃれ雑貨店では、WECKのゴムパッキンとクリップ2個がセットで100円だかいう値段で売っていて、ゴムパッキンのみは買えなかったりする。これはおかしい。クリップは「半永久的に」使えるけれど、パッキンは使い捨てみたいなものだ。
誰がこういう売り方を考えたのだろうか。ジャムとか作ったことがない人に違いない。