採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

渋皮煮ペーストのタルトレット

2007-10-11 | +お菓子(西洋)
渋皮煮を作っていると、どうしても煮ている最中に渋皮にひびが入ったり大きく割れてしまったりするものが出来ます。これまでは渋も抜けていることだし渋皮ごと栗ご飯にしていました。多少ご飯に色がつくものの、渋皮を剥く手間もなく、渋皮煮の副産物で出来てしまうので便利でした。

今年、渋皮ごとペーストにして瓶詰めに出来る、と聞いてそれをやってみることに。シロップで煮るところまでは渋皮煮と同じだけれど、それをスティックミキサーにかけてペースト状にしてしまいます。
渋皮煮と違って火力にさほど気を遣わず(渋皮煮は栗が割れるのでグラグラ煮てはだめ)、気が楽だわあ、と思っていたら煮詰めすぎてしまいました。シロップが激減。ほかの鍋からシロップをやりくりして、なんとかペースト状に(固すぎるとスティックミキサーが回らない)。
そして瓶詰めしたものの、脱気のとき加熱しすぎたのかペーストが沸騰して気泡が沢山入って元に戻らなくなってしまいました。ま、どちらにしろ冷凍するつもりだったけどさ。ちぇー。

びんづめしきれず余ったペーストが少々。
早速何かに使おう。

これまでタルトを作ったとき、練習がてら余った生地をタルトレット型に敷いて空焼きし、冷凍庫に貯めてありました。この子達の出番だわ!(冷凍庫も開くしね!)

■■渋皮煮ペーストのタルトレット
■フィリング材料覚え書き
・渋皮煮ペースト(果糖、バニラでかなりしっかり味付け済み) 100ccくらいかな
・マスカルポーネチーズ(生クリームの代わり) 大さじ2くらいかな
・牛乳  大さじ2くらいかな
・ココア 少々
・卵 2個

これらをよく混ぜて、ザルで漉し、タルトレット形に流して焼きました。渋皮煮を埋め込むことも考えたのだけれど、皮が表面に出てしまうとそこがカチカチになってあまり好きではないので、出来上がりに添えることにしました。



2007/10/8作 渋皮煮ペーストタルトレット

奇跡的に、冷凍してあった皮とフィリングがぴったりでした。こういう時ってなんかうれしいわ。


渋皮煮を乗せてみました

本当は生クリームとローズマリーの葉っぱ、ココアパウダーなどで飾り付けてあげればいいのでしょうが、生クリームもないし、ということで省略。でもこういう装飾って、普段からしていないとセンスが磨かれないのですよね。
例えばメイクだって、ま、必要があればするわよ、なんて思っているといざという時、どこに何色を塗っていいのか確信が持てず仕上がりもめろめろに・・・・。


食べかけ

綺麗に1個乗せてみたものの、食べるとき、やっぱり一かじりに1個は栗が欲しいわ、と追加で盛りつけたりしています。
コメント (6)
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