しばらく前、お友達のわらびさんのブログで、怒濤のトマト加工（その１、その２、その３）を拝見しましたが、その頃は暑さでまったく気力が沸かず、
「ああ、赤い・・・。まぶしい・・・」
と思うばかり。
ようやく涼しくなって、はたと気づいてみれば、全然食べない／加工しないうちにトマトの季節が終わってしまう！
そういえば初夏、これからトマトが採れるはず、と購入を控えていたにも関わらず、一向に採れないまま今に至っているのだわ。
畑からの収穫は諦めて、さっさと買ってきて、何か作ろう。
丁度畑の青唐辛子（ハラペーニョに似ているけどやや細いセラーノ唐辛子）が割と好調なので、何か辛い系のものにしよう。
トマトは悔しいけど、それ以外の具材は結構自給できそうです。
あと、今回すごくいいことを考えついた（気がする）！
トマトは普通湯むきしますが、より素早く煮詰められるように、あんずジャム同様、オーブンで乾燥焼きする方式にしてみました。
■■セラーノ唐辛子入りトマトサルサ
■材料
トマト オーブンで焼き皮むき後FPで粉砕
Myタマネギ １個（ちょい多すぎたか） 微塵切り
青トマトのピクルス（冷蔵庫で発見） FPで粉砕
（本来ビネガーを使うところ、このピクルスで代用した）
Myパプリカ 赤・黄 （ベランダ） 微塵切り
Myセラーノ・チリ 種とスジをとって微塵切り。ごく少量分、種とスジも入れる。
Myニンニク 微塵切り
ソルダム FPで粉砕
マルメロジェリー
オレガノ
塩
■作り方
(1)天板に新聞紙2枚分程度を畳んで敷き（下から熱が入りすぎるのを防ぐため）、その上にオーブンペーパーを敷く。
トマトを半割にしてヘタ部分を取り除き、天板にぎっしり並べる。果肉がだいぶ縮んで、皮のヘリが焦げる寸前まで乾燥焼きする。
今回は160度で30分くらいだったかな。
焼き上がったら皮を剥く。大体はつるんと剥けるが、そうでない場合はスプーンを差し込むようにすると簡単。
FPで粉砕しておく。
(2)ニンニク、タマネギを軽く炒め、そこにその他の材料を加えて煮る。
青唐辛子は風味を残すため、最後の方に加える。
(3)ほどよい煮え加減になったら、瓶詰め・煮沸。
今回は野菜の歯ごたえがだいぶ残った、シャキシャキのサルサにしてみました。
 |
トマトを焼いたところ。 中玉とプチトマトが混ざっています。 |
 |
スプーンを使って、くるり、と皮むき。 湯むきより格段に簡単です！ 手や作業台もびちょびちょと濡れず、とても快適で、焼くというのはグッドアイデアだったなあ☆と自画自賛。 |
 |
さて、サルサの材料。 丼にあるのがトマト（主にプチトマト）。 右は、タマネギ、パプリカ、青唐辛子、湯むきトマト等を予め和えておいたもの（サラダの残り、ともいう）。 |
 |
左上から、 セラーノ唐辛子微塵切り タマネギとニンニク ベランダの黄色パプリカ微塵切り 青トマトのピクルスをFPにかけたもの、マルメロジェリー ちょっとトマトが少ないような・・・。 |
 |
案の定、具だらけ・・・。 手前に見える緑色のものは、バジルを香り付けに一緒に煮たもの。枝のまま入れてあとで取り出しました。 トマト缶を加えてもいいけれど、まあ今日のところはこれで・・・。 |
 |
というのも、量が増えてしまわない方がいいと思って。 10個におさまりました。 使う際に適宜生トマトやトマト缶、トマトピュレなどで増量・調整しよう。 このままでも、具沢山ピザソースなどに使えるはず。 あと、これをブレンダーにかけて滑らかなピュレにすれば、ピリ辛ケチャップになるような気がします。 |
 |
トマトとソルダム以外はほぼ自給。 味は、ピリ辛でちょい甘め。 （自給率が高いことだけが、取り柄・・・） 2011.9.5作 セラーノ唐辛子とトマトサルサ トマト、Myタマネギ、My緑トマトピクルス、Myパプリカ赤・黄、Myセラーノ・チリ、ソルダム、Myニンニク、マルメロジェリー、オレガノ、塩 （瓶に貼るラベルを作ったときは唐辛子の名前がわからなかったため、ハラペーニョとなってます） |
追記：長野でバナナピーマンを沢山買ってきたため、再度サルサを作りました。
この時は、トマトを買ってくる必要があったのですが、どこを探してもべらぼうに高価！
結局、4個入り398円を２パック、つまり800円近くはたいて買ってきたのでした。
教訓：トマトが安いときに買って、丸ごと冷凍でもいいからしておく。
 |
2011/10/17作 |
 |
今回はニンニクなしでした。 緑トマトピクルスの代わりに、梅酒の梅を煮て裏漉ししたものでもよさそうです。 今度時間があるときに作っておこう・・。 |
 |
使い方は、もっぱらピザトーストが多いです。 グリーンチリやきのこなどフレッシュな材料を追加するとぐっと美味しくなります。 |
