週末は、久しぶりの雨が降りました。
畑も少しは潤ったかもしれません。
でも、菌類にはまだ水分量が足りなさそう。
今年の秋のきのこはどんな具合でしょう・・・。
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8月10日頃のことですが、ダンナサマと一緒に白樺湖のわらびさんの山荘におじゃましてきました。
(素晴らしいお料理などの様子はまた別の記事にて)
8/10~13まで、なんと3泊もさせて頂いたのですが、8/11のこと。
ダンナサマと一緒に散歩がてら、ゴミステーションにゴミ出しに行くことにしました。
ゴミステーションは、山荘から少し坂道を登ったところにあります。
コンクリ作りの立派な建物で、いつでもゴミ出しが出来るようになっています。
この坂がけっこう急で、息切れするほど。
おいしいものを食べてばかりで、運動が必要なので丁度良いです。
重いものを持っている場合は、前のめりになって数十歩歩いては、一旦止まって息をつく必要がある程です。
一緒にわらびさん、duckbillさんもいらっしゃいました。
チチタケスポットが道中にあるので、チェックしようと、我々の後ろを歩いています。
ゴミ袋を持ってうんしょ、うんしょ、と登っていくと、とある松の木の根方に変なものが。
なんだかビロビロした不気味な形状のものが、ひとかけらゴロンと転がって、それより大きいものがまだ地面にくっついています。
「あれ?!」「え?何コレ? ハナビラタケ?」
(最初に見付けたのはダンナサマだったか私だったか)
2mほど後ろを歩いていたduckbillさんも見付けて驚いています。
「わらびさーん!何か変なものが!これ何ですか~」
チチタケを探しているわらびさんを呼んで鑑定してもらうと、やはりハナビラタケ!
見たこともない大きさです。
しっかり掃除したあとは、ザルに並べて少し乾燥させます。
翌日には、少し縮み、またカンナくずのようないい香りがしてきました。
(勿論すぐに使ってもいいのですが、乾燥させることで歯ごたえがより際だち、 香りもより香ばしくなります。)
この巨大ハナビラタケは、白樺山荘に集まった人々の手により、次のように料理されました。
・ハナビラタケ、ベーコン、クレソンの炒め物
・ハナビラタケ、エビの茶碗蒸し、銀餡かけ
・ハナビラタケのエスカルゴ風(ガーリックパセリバター)ホイル焼き
・丸鶏からとったブロードで、ハナビラタケスープ
それにしても、こんなに大きく、また状態もベストなハナビラタケには大興奮でした。
わらびさんのお誕生日ディナーにあわせて、きのこの神様が置いておいてくれたのかも!
みんなで撮影したり大興奮のところに丁度miyakoさんとコーイチ君が釣りから帰ってきました。
miyakoさん達も、何やら戦利品があったようで興奮気味。
鼻息ぱふー、となっています。
miyakoさん:「わらびさんわらびさん、私達いいもの見付けちゃった~。へへへー」
わらびさん:「ホホホー、ぼくたちも負けないもんね~」
miyakoさん:「えー、絶対負けないと思うなー。結構すごいんですよ~」
わらびさん:「いや、僕たちの勝ちだな」
miyakoさん:「いやいや、私たちも負けてないはず」
わらびさん:「いやいやいや、絶対勝ってる!」
miyakoさん:「・・・・すみません。負けました」
互いに手札(?)を見せないままの押し問答。
そして結局、証拠も見ず、とりあえず「負けました」というmiyakoさん。
はたで聞いていて、面白くって爆笑です。
それにしても、引き際が潔いmiyakoさん、すばらしい!おんなの鑑だわ~。
miyakoさんの戦利品は、立派なチチタケ沢山でした。
でもハナビラタケを見たmiyakoさんは、「あっ、これは予想していなかった!」 と。
わらびさんの自信満々ぶりが腑に落ちたようでした。