採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

畑のパプリカ

2012-09-14 | +その他

春、種まきにはやや出遅れた時期、パプリカや唐辛子の種を何種類かポットに蒔いてみました。
芽が出たり出なかったりしているうちに、どれがどれだか分からなくなりました。

5/23、6/16、6/18と(成長に応じて)3回に分けて、正体不明のまま、苗を畑に定植しました。


比較的苗の生長がよく、5/23、6/16に植え付けたものは、大半が唐辛子ではなくピーマンみたいでした。
(葉っぱが大きめなので唐辛子ではないとわかる)

んー。

ピーマンの種は蒔いていないのだけれど。
そういえば昨年食べた「こどもピーマン」(辛くないハラペーニョ)の種をとっておいて蒔いたから、それかな?


青い実がつき、それがどんどん(ピーマンサイズを超えて)大きくなってきた頃、どうやらピーマンではなかったということが分かりました。


yellow_bell_pepper

じゃん。
パプリカでした。 
(全部が全部こんな立派な訳ではないですが) 

yellow_bell_pepper

そうそう、パプリカの種は蒔いたわ。
これです。
Peperone Elfo F1 というもの。
さすがF1。
私が無茶苦茶に育てても、ちゃんと収穫出来るなんて。
 


じつは成長途上には多大な困難が。

まだ小さい苗だったころ、支柱をしなきゃなー、と思いつつ何もしていない時期に、暴風雨にやられて苗がばったり倒れてしまったのです。
正視できない惨状でした。
ああ、もう枯れちゃうかな、と遠くから横目でみるのみ。

しばらく後、もう枯れちゃったかな?とそーっと見てみると、幹(?)が真横に倒れたまま、先端のみムクムクと上に伸びています。
支柱を添えて立て直そうにも、カーブしたままがっちり形が定まってしまっています。

「く」の字に曲がった茎を、まっすぐな支柱を使って立て直すのは、(私には)無理。
試しに1本だけやろうとしてみましたが、立てた支柱で根を傷つけたせいか、もしくは立て直す際に根を傷めたかで、むしろ瀕死の状態に。


「ごめんよー、ごめんよー。」と思いつつ、手をこまねいたまま今に至った訳です。

yellow_bell_pepper

不本意ながら、地這い仕立て。
マルチの穴から地面に沿って(マルチにめり込むように)横に伸びています。 
根元はあまりシッカリしていなくて、グラグラしています。 
上部の重みで根が半分ゆるんでいるような状態だと思います。
この先台風が来たら、 根こそぎぽろりと抜けてしまいそうです。 

yellow_bell_pepper

こちらもそう。
かまぼこ型のマルチのてっぺんから、マルチに沿って下方向に茎が伸び、そのあと立ち上がっています。

下半分は横倒し状態なのに加え、パプリカの実はとても大きく重いため枝が垂れ下がって、パプリカの実が地面に触れてしまうことも。 

yellow_bell_pepper

するとこんな被害も。

ああ、私が手をこまねいて見ていたばかりに。
ごめんよーごめんよー。
傷があっても、ちゃんと食べてあげるからね。
許してたもー。


畑の野菜は、もうだめかなーというようなイベントがあっても、結構しぶとく生きていたりします。
傷んだ状態の苗を見るのはしのびないとつい放置して、そのせいでもっと後の段階で、更に悲劇的な事件が起こったりも。
あきらめずに、支柱やら肥料やら、早めに手当をしないといけません。



■パプリカ栽培来年の課題

・種は、多少遅れてもいいから蒔く。 (種まきしないと何も始まらないです)

・定植は、茎がちょっと固くなってからにする。小さくて柔らかい苗だとヨトウムシ?にちょっきり切られてしまう。

・定植と同時に、少なくとも垂直の支柱を立てる。支柱にはあらかじめ紐を結わえておくといいかも。

・枝がのびてきたら、枝にも支柱をつけてやる。パプリカの実は大きくて重いため、枝が重さを支えるのは大変。(折れやすい) 

コメント (9)
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