2010年の秋、イタリアのプーリア州でよく食べられているというムスカリ(ランパショーネ/ランパチョーネ/lampascioni / tassel hyacinth / muscari comosum)の球根をお友達から頂きました。
ピンポン球くらいのサイズで、茶色の皮を剥くとピンク色、タマネギのように層構造になっているものです。
ピクルスなどにもするようですが、お友達のおすすめは素揚げ。
真上から見て * のように切り込みを入れ(タマネギと違ってねばりのある液体が滲み出します)揚げると、鱗片がひらいて花のようになります。
味は、結構ほろ苦く大人の味。
(揚げた様子はたとえばこちら)
その時、全部食べてしまわず何個か残して植えてみました。(記事はこちら)
チューリップ同様、春の早い時期にまず葉を出して、やがて花芽をつけて花を咲かせます。
それを過ぎると、雑草に埋もれて、いるんだかいないんだか。
雑草が枯れた頃にはランパチョーネの葉も枯れているようで、どこに生えていたのか分からなくなります。
という訳で、2年ほど収穫もせずに放ってありましたが、今年も無事芽を出してくれました。
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花が咲いてます! |
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この紫色のが花。 |
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ベランダにも1個、育っているのがあります。 |
今年は、何個か収穫してみようかと思います。
(根菜だし、収穫は多分秋よね?あれ、それともニンニクやタマネギのように、初夏なのかな???)
目印を立てておかねば。
■参考情報
(1)salahiさんのブログによるギリシャでのムスカリのピクルス
(2)ランパチョーネの球根の写真 (ブログ)
この方はフリッタータ(卵焼き)にしています。
(3)グーグル画像検索 lampascioni
(4)2010年秋にプランターに植えて2011年4月に芽が出てきたときの記事(当ブログ)