ジャマイカ料理のサイトを見ていたら、ジャークチキンというものがありました。
お肉を、オールスパイスの効いたタレに漬け込み、それを炭火もしくはオーブンで焼くというもの。
茶色くてどろっとしているタレです。
何で茶色いんだろう?
どんな味がするんだろう?
オールスパイスはしばらく前に初めて買ってみた粒があるし、そのうち作るかな~と思っていたところ、ゴールデンウィーク中、実家でバーベキューをすることになりました。
炭火焼きすることなんて滅多にないので、作ってみるいいチャンスです。
いくつかのサイトを検討し、更に家にある材料でいくつか代用して、次のように作ってみました。
■■ジャマイカ風ジャークソース
■材料
■標準的なレシピ | ■今回使ったもの |
タマネギ 1個 |
タマネギ 1個 ニンニク 4カケ スクッグ(青唐辛子と香菜のペースト) 大さじ2くらい ザータル(アラブ風タイム入りスパイスミックス) 大さじ1くらい オールスパイス 粒で大さじ3くらい。ミルで挽いた。 塩 適量 シナモン 大さじ1くらい ナツメグ 大さじ1くらい インドネシアの生姜糖 大さじ1くらい 胡椒 適量 オリーブオイル 少々 三升漬け 大さじ4くらい レモン汁 適量 タンカンのビネガー漬け 1個 |
■作り方
(1)全ての材料をミキサーに入れ攪拌する。
(2)鶏肉や豚肉を数時間(~一晩)漬け込み、オーブン又は炭火で焼く。
この材料で、どんな味がするか想像つきますか?
私は全く考えつきませんでした。
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久々にミキサーを取り出して、がーーーっと粉砕! |
さてさて、どんな味?
ジャークソースをちょびっとなめてみます。
ああ!これは!
甘酸っぱく、そしてスパイシーなこの味、知ってる!
とんかつソースの味!(もしくはケチャップ)
オールスパイス(もしくはオールスパイスの木(ピメント)の葉を蒸留してつくるピメントオイル)は家庭用よりは産業用によく使われているようです。
恐らくとんかつソースやケチャップにも使われているはず。
すごく馴染みのある香りがします。
トンカツソースにタマネギと何か辛いもの(唐辛子)を混ぜてピュレにしてもジャークソースが出来るのでは、と思う程。
なるほどね~。
こういう味だったのね・・。
(だいぶ材料を置き換えているし、ホンモノとかけ離れている可能性も大だけど)
このジャークソースを容器に詰めて実家に持っていき、バーベキューの前の晩から鶏肉を漬け込んでみました。
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翌日、炭火でじうじう。 |
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割と茶色い感じに仕上がります。 |
とても馴染みのある「ソース味」なので、ジャークチキンも違和感ないです。
三升漬け消費促進のため、結構たっぷり使いました。
ソース自体を舐めるとかなり辛いけれど、お肉の方は、大人にはさほどの辛さではなかったです。
(一年生の姪っ子には辛かった模様。そうだろうなとは思ってた)
■ジャークチキンメモ
・肉を漬け込むので塩味はしっかり目に。
今回、肉に塩胡椒してから漬け込んだのだが、それでもやや薄塩だった。
・ジャマイカレシピでは醤油(ソイソース)を使うことが多いようだが、(日本で作る場合)味噌でもいいのではなかろうか。 ソースがゆるくなりすぎず、絡めやすいのではないかしらん。
・三升漬けが大量に余っているので、ジャークソースにして冷凍しておこうか。
三升漬けよりジャークソースの方が好きな味。
■参考情報
ジャークチキンレシピ
ジャークチキンレシピ