採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2k540 AKI-OKA ARTISAN ニーケーゴーヨンマル アキ・オカアルチザン

2013-11-26 | +国内

しばらく前から気になっていた、「2k540 AKI-OKA ARTISAN」という所にいってみました。

???な名称ですが、ニーケーゴーヨンマル アキ・オカアルチザン と読みます。

秋葉原と御徒町駅の間の高架下にある、JR東日本が開発した手作り系ショッピングモールのようなもの。

かつて御徒町周辺は、江戸の文化を伝える伝統工芸職人の街だったとか。
確かに、現在も真珠やジュエリーの製造・卸のようなお店を見かけます。
そんな職人技の町に、現代的なセンスやライフスタイルの提案、も目指して作られた空間が、「2k540 AKI-OKA ARTISAN」。
小さなショップの集合体なのですが、多くが工房併設で、作家さん自身が販売も手がけています。

鉄道用語では東京駅を起点とした距離「キロ程」で場所を示すのですが、この施設は2k540m付近にあるため「2k540」となったのだそうです。
 

秋葉原と御徒町の間

今回は御徒町側からてくてく歩き、たどり着きました。
営業時間は11時~19時。 

いくつか写真も撮ってきました。 

秋葉原と御徒町の間

こちらは鉄板を切り抜いて作った可愛らしい鉄板細工(?)のお店。
携帯ストラップやピアスホルダーなどこまごましたものが沢山です。
猫をはじめ可愛らしいメルヘンなモチーフではありますが、作家さんは若い男性。 

秋葉原と御徒町の間

桐箪笥屋さんがやっている、桐製品のお店。
桐の箱やまな板、小箱、茶筒、勿論桐箪笥もありました。
桐箪笥の修理も相談にのってくれるそうです。 

秋葉原と御徒町の間

ここでみかけて気になったのは、江戸切り子。
切り子というと赤や青の色ガラスをかぶせますが、そうすると飲み物の色がよく見えなくなります。
無色の切り子は何を入れても似合いそうです。

秋葉原と御徒町の間

焼き物のお店。
 

秋葉原と御徒町の間

休憩コーナーに置いてある家具も、何だかステキです。
座面が広くて座りやすかったです。 

秋葉原と御徒町の間

こちらのベンチもなかなかの座り心地でした。

秋葉原と御徒町の間

職人芸・手工芸をテーマとしているため、食品の取扱は2件ほどの片隅にあるだけで、かなり少なめです。
(食品ならば有楽町の東京交通会館がお勧め!)
喉が渇いたので、秋葉原側のはじっこのお店で「熊本フリー」というビールテイスト飲料を買ってみました。 

 
くまもんファン、という訳ではなく、青みかん果汁使用、というところに興味をひかれたためです。

飲んでみると、予想以上に美味しい!

ビールの味か?と言われるとよく分かりませんが、甘さがなく、さわやかな青ミカンの香り、そしてほろ苦さ。
大人の清涼飲料、という感じです。
食事と一緒に飲んでも、甘さがないため食べ物の味を邪魔しないように思いました。
もう一度飲んでみたい美味しさでした。
(黒ビールタイプは、普通タイプよりはじめの一口がやや甘めで、これはこれで美味)


アルコールは0.00%と書いてありますが、0.001%くらい含まれているのじゃないかしら?
なんだかぽわーっと気持がよくなり、帰り、秋葉原駅構内の青森物産展で、りんごバウムやショコラケーキなどかなりのお大尽買いをしてしまいました。
くまもんめー、どうしてくれる~。



■おまけ 
アキオカアルチザンには、竹細工は少なめでした。
いくつか置いてあったとしてもおしゃれ雑貨系の小さなものが多く、大きめの道具はあまりなし。

同じ日に行った上野公園内の九州物産展でカッコイイ竹細工をみつけました。
 

紅高系

佐賀県武雄市の栗山商店というところの出店。
赤ちゃんのゆりかごに使えそうな小判型の大きなザルや、こんな四角いザル。 初めて見ました。たらし もしくは 水切り というそうです。

佐賀県武雄市栗山商店

縁が少し高くなっており、また底も丈夫に作ってあります。
すごくいいものだと思いましたが、欲しいサイズより小さいので今回はあきらめました。
これより深いものは茶碗かごというようです。 

 
今、干し柿をのせている、梅干し用のザルの一つがこわれかけています。
ホームセンターで買った安いものだから仕方がないのですが。

ちょっと高くてもいいので、日本製のしっかりしたものが欲しいなあ・・・。
どこに行ったら見ることが出来るのかすら分かりません。 

竹細工というのはもともと地域密着&注文生産的なもののようで、ネットショップは発達していないようです。
(確かに竹細工店というのはだいぶ廃れているとは思いますが、それにしても検索にひっかかるものが少ないです)
web電話帳をもとにコツコツ検索して、あ、ヒットした!と見てみたら、「破産告知」みたいなところだったり、電話で問い合わせると「大きなザルを編む職人さんが怪我してしまって、また作る目途はたたない」と言われたり。

昔は田舎まわりの竹細工職人さんがいて、山奥の集落の家に日当払いで数日滞在し、その間、家中の竹細工を作ったり修理したりしていたのだとか。
きっと子供達はかぶりつきで職人さんの仕事を見ていたでしょうね。
 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする