この年末年始も巻き柿を作りました。
今年は鶴の子柿がものすごい豊作。
どうして玄関先が段ボールで埋まってしまうんだろう、と思っていたのですが、それぞれの重さを計って足してみたところ90kg以上ありました。
・・どうりで。
90kg、しかも一度に、というのはかなり多いです。
(矢田農園さんからそれくらい購入する年もありますが、間を空けて送って頂いているので、物量感はそれほどでもないです)
木1本が本気出すと、人間1人で勝負を挑む(?)のはかなり大変・・。
しかも今年の秋は高温多湿でうんざりでした。
霧の日は室内に取り込んで扇風機をあてたり、また外に出したり・・。
鶴の子柿は基本的にはよく干して巻き柿にするのですが、例年に比べると乾きが断然遅いです。
カビてしまいそうで見ていられず、一部はぽたぽたの状態で実家に送って食べてもらうことにしました。
その後も干し続け、なんとかカビずにほしあがったものは、缶に収納(この間に粉が吹いてくる)。
ところが保管期間中にもまた高温の日が。急遽冷蔵庫の中身(梅ジュースとか)を放り出し、せっせと缶を運び込んだり。
干している間も、しまってからも、右往左往でした。
年末、沢山の缶を段ボール数箱に詰め込み、実家に運び込みした。
空いた時間をみはからって種抜き作業をするのですが、これがまた、全然片付いていきません。
鶴の子柿の場合は1個につき種が3~8個ほど入っているので、一缶作業するのもかなり時間がかかります。
これ何だっけ?と段ボールをあけると、また段ボールぎっしりの缶入り干し柿。
分身の術?と思いたくなるほど。
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根本的解決方法は、柿を減らすこと。 |
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あとは仕方ないので種抜き。 |
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巻き作業は、1日と3日、母に手伝ってもらいました。 |
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柚子ピールもカットしておきます。 |
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ごく小さい柿は、まんなかの列の柿に載せて(2段にして)みました。 |
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オーブンペーパーを敷いて掌でぎゅっと押して平らにしたあと、ブランデーを塗ります。 |
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そして、くるりん。 |
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そういえば、市販品に、こんな感じの四角いものがあります。ん |
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これも四角く押してあります。 |
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「押し寿司の型ならあるよ!」と母が出してきてくれました。 |
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ラップを敷いて柿を敷き詰めていきます。 |
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一番下と一番上は、「皮」が外側に来るようになっています。 |
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ラップをとじ、フタをのっけて固定。 |
のべ2回も巻き作業を手伝ってもらいましたが、まだ終わりませんでした。
残りの柿は再び我が家に。
ダンナサマが出張なので、作業がはかどります・・・。
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持ち帰ったものは、種有り鶴の子柿の残りと、こちらの三角形の柿。 |
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この柿は小さくても甘みも濃厚。 |
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この柿は切り開くと、鰺の開きのような三角形。 |
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家で巻いた分はこれくらい。 |
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すごーい!と思ったのはむしろこちら。 |
(写真あとで) |
数年前にもやはり鶴の子柿が豊作の年がありました。 |
毎晩こつこつヒモ巻きをしていますが、まだ終わりません。
一体何本あるんだろう・・・。
そうだ、読者プレゼントってやつを企画しようかしらん?