今年も干し芋を作っています。(今度記事にします)
そして、干し芋の副産物として、かんころ餅も。
配合は昨年試行錯誤してほぼ確立したので、今年はテキパキ製造しています。
作るのが軌道にのったばかりの感じって、好きかも☆
(長丁場になると飽きてくるけど・・)
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干し芋を作る際、蒸かした後に、このスジの部分から外側を贅沢に剥いてしまいます。 スジがなくなるので、柔らかな「吟・干し芋」(勝手に命名)になるという訳です。
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剥いた部分は、結構な分量。 勿体ないので裏漉しします。
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ちなみに、漉して出てくる繊維はこんな感じ。 サツマイモの品種にもよりますが、かなりゴワゴワです。
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漉したものはこうやって広げて干します。
干すことを思いついたのは、2014年。 それまでは、スイートポテトやポテトプリンで苦労して消費していました。
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ある程度乾いた状態。 べたつかず、でも手で破れるくらいの固さにしています。
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で、乾いた状態で一旦冷凍。 (よく乾いているので冷蔵でも大丈夫だと思うけど)
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確か昨年は、干し芋作りが完全に終わってからかんころ餅作りに移行しました。 でも今年は、干し芋と抱き合わせで配ろうと、干し芋の合間にお餅つきをしています。
干した芋ペーストは、もち米と一緒に蒸して搗きます。 黒砂糖と、あと私のアレンジでココナッツを加えてかんころ餅に。
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千葉の産直でみつけた竹(青竹踏み用?)を型にして、なまこ型に。
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左右からちょっと押しつけるようにして固くなるまで放置。 もち米は、今年は北海道産きたゆきもちを使いました。
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ほどよく固くなったら、包丁でスライス。
今年、途中でココナツが足りなくなり、タイ食材店で買ってきました。 タイ食材店のココナツは、比較的幅広の、ひらひらした形状(なまこの表面に大きめのココナツが見えます)。 製菓材料店で買うと、細かい棒状(刺身のツマを砕いたような形状)です。 かんころ餅に入れるなら、細かい方がいいかなあ。 どちらでも問題ないとは思うけれど。
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袋詰めして出来上がり。 干し芋の副産物なので、干し芋を配る際に抱き合わせで貰ってもらいます。
袋に貼る説明書きシールを用意するといいかも。 (かんころ餅を知らない人もいるので、原材料とか食べ方とか) 使っているサツマイモがまさか裏漉ししてあるとは思われないだろうし、そのあたりの丁寧さをアピールしてみようかしら。 でも、干し芋作りで出た不要品から出来てるってことがバレちゃう?
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■かんころ餅2016
■材料 竹筒1本分
もち米 4合
干しサツマイモペースト 330g (結構堅干し)
黒砂糖 甘めだが市販品ほどではない 120g
/ 手作りお菓子的な甘さ控えめさ 100g
/ お菓子かな?と思うような味がない感じ(塩入れればよかった!) 80g
塩 少々 (今年は忘れずに塩をいれました)
ココナツファイン 1合+ちょい
蒸す水 250cc
■作り方
(1)もち米は研いで1晩以上水に漬け、半日程度水切りをしておく。
なお、買って時間が経ったもち米は固く粒が残りがちなので、作る直前に買ってくること。
(2)釜に水を入れ、臼をセット。もち米を入れる。上に干しサツマイモペーストを千切って乗せ、蒸す。
(今回は固めのサツマイモのため最初から一緒に蒸した)
(3)ブザーが鳴ったらしばらく蒸らし、搗く ボタン。
(4)あるていどお餅になってきたらお砂糖と塩を入れる。 (最初から入れると餅としてまとまりにくい)
(5)なめらかになったらココナツファインを入れる。
(6)両手に手袋をし、餅を空中で丸太状にしてからラップを平らに置いた(窪ませない)竹型に入れる。
きっちり詰め、ラップを締め気味に閉じる。
やや柔らかいうちに型から出し、左右をまっすぐなものでおしつける。(高さを出すため)