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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

長野のきのことシモフリシメジうどん

2018-11-06 | +きのこ

10月初旬に白樺荘におじゃまして、キノコ狩りに連れて行って頂きました。
地元のきのこ(里のきのこ)とはまた違った、山のきのこが見られて、とっても興味深かったです。
いくつか写真をご紹介します。 

長野きのこ狩り

クロカワ

生えているのを見るのは初めて。
尾根に近いような、割と乾いたような場所にありました。

 

長野きのこ狩り

枯葉に埋もれたクロカワ

こんな風に枯葉に埋もれて、カサの色も黒いので、とっても分かりにくいです。

 

長野きのこ狩り

クロカワの裏側

カサ表面は黒っぽいですが、裏側は白いです。
ほろ苦い味で、あまり好きではないという人もいれば、大好物、という人も。

今回、ひとかけら頂いて、自宅で食べました。
ホイルに包んでトースターで焼いて、お醤油をちょろっとかけて食べています。
ごく少量なので、ほろにがさがとても乙な味で、美味です。

 

長野きのこ狩り

クリフウセンタケ

こちらも落ち葉に埋もれています。
ひとりだったら見つけられないかも・・・。

 

長野きのこ狩り

クリタケ

クリタケは枯れ木に生えるので、比較的見つけやすいです。

 

長野きのこ狩り

クリタケ

こちらもクリタケ。こちらの方が、若くて丁度いい収穫の頃合いですね。

 

長野きのこ狩り

シロカノシタ

これは私が発見!白くて目立ちました。
フランスでは好まれている食菌なのだそうですが、1本はとても小さく、一人前分集めるには、かなり沢山収穫しなくてはいけません。
そんなに大量に生えているところ、見てみたいものです。
どんな風に調理するんだろう・・・。

 

長野きのこ狩り

ウスタケ

食べられないことはない、というきのこだそう。
臼のような形状が、とても特徴的。

 

長野きのこ狩り

ウスタケ

臼のように見えるけれど、実は筒状で、ぺろりん、と切り開くことが出来ます。
軸+カサ、という通常のきのことは違う形。不思議~。

 

長野きのこ狩り

きのこ狩り 午前の部の収穫

午前の部の収穫。
クリタケが沢山とれました。
 


このあと私はお先に失礼して帰途についてしまったのですが、午後の部のきのこ狩りでは、お宝きのこがどっさり!
ウハウハの大収穫だったそうです。
それがこちら。

長野きのこ狩り

シモフリシメジ

きのこの中でも、シックで清楚な容姿と、枯淡で上品なだしで、採れる量も少なく、一番高貴なきのこという扱いのものです。
それがこんなに!
(この写真はわらびさん撮影のものをお借りしました。わらびさん、ありがとうございます!)


貴重なきのこ、後日一部を我が家にも送って頂きました(わらびさん、なかともさん、ありがとうございます!)。
いろいろ考えた末、こんな風にお料理しました。

 

シモフリシメジうどん

シモフリシメジの稲庭うどん

丁度ヒラメの昆布〆があったのでその昆布とシモフリシメジでだしをとって、稲庭うどんを茹でてあわせました。
薬味には三つ葉を。
(つゆがやや不足気味でしたが、飲み干すならばこれくらいでもいいかなと・・)
 

シモフリシメジうどん

シモフリシメジうどん

繊細な味わいなので、細めの稲庭うどんが丁度よく合ったような気がします。
「外国人にはこの繊細な味は分からないかもねえ」とダンナサマと語り合いました。
(西洋人には、シャカシメジの方が受けそうな気がする)


 

コメント
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