10月初旬に白樺荘におじゃまして、キノコ狩りに連れて行って頂きました。
地元のきのこ(里のきのこ)とはまた違った、山のきのこが見られて、とっても興味深かったです。
いくつか写真をご紹介します。
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クロカワ
生えているのを見るのは初めて。 尾根に近いような、割と乾いたような場所にありました。
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枯葉に埋もれたクロカワ
こんな風に枯葉に埋もれて、カサの色も黒いので、とっても分かりにくいです。
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クロカワの裏側
カサ表面は黒っぽいですが、裏側は白いです。 ほろ苦い味で、あまり好きではないという人もいれば、大好物、という人も。
今回、ひとかけら頂いて、自宅で食べました。 ホイルに包んでトースターで焼いて、お醤油をちょろっとかけて食べています。 ごく少量なので、ほろにがさがとても乙な味で、美味です。
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クリフウセンタケ
こちらも落ち葉に埋もれています。 ひとりだったら見つけられないかも・・・。
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クリタケ
クリタケは枯れ木に生えるので、比較的見つけやすいです。
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クリタケ
こちらもクリタケ。こちらの方が、若くて丁度いい収穫の頃合いですね。
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シロカノシタ
これは私が発見!白くて目立ちました。 フランスでは好まれている食菌なのだそうですが、1本はとても小さく、一人前分集めるには、かなり沢山収穫しなくてはいけません。 そんなに大量に生えているところ、見てみたいものです。 どんな風に調理するんだろう・・・。
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ウスタケ
食べられないことはない、というきのこだそう。 臼のような形状が、とても特徴的。
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ウスタケ
臼のように見えるけれど、実は筒状で、ぺろりん、と切り開くことが出来ます。 軸+カサ、という通常のきのことは違う形。不思議~。
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きのこ狩り 午前の部の収穫
午前の部の収穫。 クリタケが沢山とれました。
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このあと私はお先に失礼して帰途についてしまったのですが、午後の部のきのこ狩りでは、お宝きのこがどっさり!
ウハウハの大収穫だったそうです。
それがこちら。
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シモフリシメジ
きのこの中でも、シックで清楚な容姿と、枯淡で上品なだしで、採れる量も少なく、一番高貴なきのこという扱いのものです。 それがこんなに! (この写真はわらびさん撮影のものをお借りしました。わらびさん、ありがとうございます!)
貴重なきのこ、後日一部を我が家にも送って頂きました(わらびさん、なかともさん、ありがとうございます!)。 いろいろ考えた末、こんな風にお料理しました。
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シモフリシメジの稲庭うどん
丁度ヒラメの昆布〆があったのでその昆布とシモフリシメジでだしをとって、稲庭うどんを茹でてあわせました。 薬味には三つ葉を。 (つゆがやや不足気味でしたが、飲み干すならばこれくらいでもいいかなと・・)
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シモフリシメジうどん
繊細な味わいなので、細めの稲庭うどんが丁度よく合ったような気がします。 「外国人にはこの繊細な味は分からないかもねえ」とダンナサマと語り合いました。 (西洋人には、シャカシメジの方が受けそうな気がする)
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