例年、動物にやられっぱなしの落花生ですが、今年は、「沢山植えれば奴らも食べきれないかも」作戦でいくことにしました。
一畝、2列植え、一点につき2本程度の植え方で、トータル12点分ほど植えてみました。
夏すぎ頃、第一次落花生パーティが開催されたようで、りっぱな殻が散乱していました。
ここでくじけず、今年は散乱地点に土寄せ。
落花生の周囲だけでなく、株の真ん中あたりなどにも、適当に土を盛ってみました。
「あれ~? 昨日はここをちょっこと掘ったら美味しい豆が出てきたのに、なんか土がこんもりなってて、めんどくさいかも。」
と動物に思わせる作戦です。
徹底もしていないし、落花生の生育上、枝葉の上に土をかぶせてしまったらどうなるのかも分かりませんが、とにかく動物にいやがらせをして、
「まあ面倒だし、いいか、ここは」
と諦めてもらうのが第一。
殻をみつけ次第、こちらが土寄せなどすると、散乱する殻はそれ以上は増えないようにも見えました。
多少は効果あったかな?
10月下旬、丁度畑ですることもないし、ダンナサマと一緒に行って、収穫することにしました。
本来は葉っぱが黄色くなりかけてからのようですが、まだ全体に緑色。
でもまあ、これ以上おいておくと、動物がまた来てしまいそうなので早めにします。
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落花生収穫(2018/10/28)
掘ってみると、結構豆がついています。嬉しい! 以前は、掘り上げたら全部動物に食べられてしまって、何にもないこともありました。
掘り上げたら、畑に座って豆ちぎり。 以前は、ほんの数株だけだったので、株ごと持って帰って玄関で干したこともありましたが、庭ならともかくベランダはいろいろと厄介。 今年は量も多いので、豆だけにして持って帰ります。
こういうちまちました作業は、ダンナサマが一緒だと気が紛れて楽しいです。 ひとりだと結構つまんないと思う。
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水洗い・選別後の落花生
持ち帰ったらその晩のうちに水洗い。 (土がついたまま乾燥してしまうと、その後洗っても白くはなりません) そして綺麗になったら選別。 大きい豆をつまみだす方法で選別します。 大きい方は、そのまま乾燥へ。 小さい方は冷蔵庫へ(夕食後の作業になってしまって、その日は食べない場合が多いので)。 翌日、殻ごと茹で落花生にします。 未熟なものの茹で落花生は、柔らかくて美味しいです。
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生豆を取り出したもの
生のまま殻を割り、豆を取り出して玄米と一緒に炊き込んだりもしました。 中華おこわも合うと思います。(台湾ではベジタリアンちまきによく落花生が入っています) 殻を割るのは、茹でてからの方が柔らかくて簡単なので、茹で落花生のまぜごはんというのも簡単でいいかもしれません。
茹で落花生の状態で冷凍もできるようです。(ちょっと嵩張りますが・・)
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乾燥落花生
大きめの豆は、乾燥。 以前やった記憶がうっすらありますが(ブログ記事にはしなかったのか、自分のブログでは検索しても出てきません)、殻ごとオーブンで焼いて、炒り落花生を作ってみようと思っています。 (160度40分だそうですが、うちのはガスオーブンなので、160度30分でやってみよう)
なお、殻が大きいからといって、中身もちゃんと入っているとは限りません。 2016年は、大きい殻のうち半分くらい?は、豆がまだ太る前の状態でした。 今年はどうかな・・・。 殻をぶんぶんふってみて、カラカラと軽い音がするかどうか、チェックしてみよう。 ちゃんと育っていそうな豆はオーブンで焼きます。 未熟なのは、以前やってみたのですが、炒るよりは、殻を割って豆を水でもどして、おこわなどにするとよかったです。
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今年は、ひと畝(2列)植えて、乾燥落花生は、このザル2枚分。
収量的には寂しいものですが、とりあえず、動物に降参して諦めなかったので、自分を褒めたい!
来年は、ジャガイモを減らして、2畝(4列)植えてみようかな。