今年(2010年)の3月にインドネシアに旅行に行ったのですが、写真が余りに沢山で、どこから手をつけていいか・・・。
トロピカルフルーツは記事にしたものの、まだまだ沢山あるのです。がんばってこつこつまとめていきます。
今回は市場やお店で見かけた乾物、スナックの類。
見ただけでは全く味の想像がつかないものもあります。
また、同じような外見のスナックが沢山あり、試しに買ってみたくてもどれにしたらいいのか迷います。
ソロという町に行った際は、ドライバーのお兄さん(我々の泊まったプチホテルの従業員の好青年)が市場にもついてきてくれて、通訳や説明もしてくれて、試食も頼んでくれました。
信頼出来るガイドさんがいると、情報量も多いし、店員さんから無闇と声をかけられても(結構強引に売り込みをされてしまうのです)怖くないし、よかったです。
スーパーマーケットは、客引きもいないし、リラックスして商品を見ることが出来ます。
商品名と値段も書いてあるので、調査には便利です(市場にはどちらもない)。スーパーである程度予習してから、市場に繰り出すのがいいかも。
では、インドネシアの市場をご案内しましょう・・・。
(ジョグジャカルタの市場、スーパーマーケット、ソロの市場の写真が混ざっています)
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ジョグジャカルタのブリンハルジョ市場の乾物コーナー。 午後だったせいなのか、あまり客の姿がありませんでした。
薄暗いです。 |
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ピーナツと緑豆が大袋に入っています。 ザルなどの道具の類が竹や木で出来ていて「懐かしい」雰囲気ですが、インドネシアではバリバリの現役です。 一緒に行った母によると、昔は日本もこうだったのよ、とのこと。 (丈夫そうないいザルで、買って帰りたかったな。) |
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左はピーナツ。日本のものとは違って小粒のタイプです。 右は黒米。
どちらも、あまりきちんと選別されていません。黒米の方には籾殻も混ざっています。 |
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どしどしと積み上がっているのは、カシューナッツ!(興奮!) こんなに大量のカシューナッツを見たのは初めて! カシューナッツって、台湾でも高価ですが、ここまで来るとお手ごろ価格です。 インドネシア土産にオススメです。 ただし、選別が甘いので、多めに買っておき購入後自分で選り分ける必要があります。 |
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左に見える大量のボトルは植物油です。 インドネシア料理は油を多用するので、必ず目立つところに売られいます。街角の小さな店では、油がビニール袋に小分けして売っていたりします。
そして手前のキラキラしたものは何だと思いますか? |
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お砂糖なのです。 ブロック状で売られているのですよ。
これはGula Batu。 おそらくサトウキビ製の高純度のお砂糖だと思います。(違うかも)
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薄茶色のものは、椰子砂糖(Gula Merah)。椰子の花芽から集めた樹液を固めたお砂糖だそうです。 上のお砂糖の半額くらいですね。
日本の黒砂糖とはまた風味が違い、美味しいのです(台の上に落ちている小さいカケラをこっそり試食してみました)。 今度行ったら買って帰りたいな・・・。 |
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こちらは更に濃い色のお砂糖で、Gula Arenだそうです。 どういう意味かしら?
椰子砂糖と結晶の砂糖の中間くらいの値段ですね。 ということは、サトウキビ製の黒砂糖かな。 |
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おせんべいやスナック類のお店。 奥の白く細長いものは、確か牛肉?の脂身をふわふわに揚げたものではなかったかしら。(違うかも。ご存知のかた教えて下さい)
手前の平らなザルに載せてあるのは、揚げる前のおせんべいだと思います。 |
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これはソロの市場ですが、似たようなものが売っています。こちらの方がざらっとした質感ですね。
隣には真っ赤に着色されたものも。
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四角いものも。 お餅のようにブロック状に整形して、ほどよく乾いたところで薄切りにし、それを乾かすのでしょうね。 練り込まれているツブツブはテンペです。
お吸い物に浮かせる飾り麩のような花形のものが下に見えますが、これも多分揚げて使うおせんべいです。 |
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揚げてあるおせんべいは、コンビニやお菓子屋さんなどあちこちで売られています。
味見してみたくても、量が多いのよね・・・。 |
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何やら黒いものに、天ぷらのような衣をつけて、カリッカリに揚げてあるスナックがありました。
左は絵柄からして牛肉関係でしょうか。右は何だろう? |
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疑問に思っていたところ、ソロの市場で同じ物を発見。 ドライバー氏に聞いたところ、なんと、ウナギですって。 そういえば上の写真の右側の袋には、にょろにょろした絵が描いてあります。ウナギと言われると確かにそうだわ(それまでは単なる模様かと思ってました)。 試食させてもらいましたが、んー、ガギガギに固くて、わずかに生臭い感じでした。 |
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これはバナナチップ。 といっても料理用バナナを使ってあるようで、全く甘くなく、塩とスパイスで味付けしてあります。 サクサクして、ポテトチップのようにおつまみになります。 黄色い色は何から来るのか不明です。揚げ油をターメリックか何かで色づけしてあるのかな・・・。 |
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これもよく見かけた白いもの。 お米の粉を練って発酵させ、乾燥させたものだそうです。痩せる、とかダイエットにいいらしいのですが、本当かしら?!
食べてみると成る程発酵食品、酸味があります。 食感は駄菓子のラムネのようなメレンゲのような、粉っぽくてほろほろして口の中で溶ける感じです。
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これは母の意見で買ってみたもの。大当たりでした。 Sinkong(キャッサバ芋)を薄くスライスして揚げたもの。 お芋の自然な風味がとても美味しいです。メーカーによって芋の厚さやスパイスの風味が微妙に違います。 嵩張るのが難ですが、買って帰りたいもののひとつです。 |
インドネシアがこんなにおせんべい類や揚げたスナックを食べる国だとは全く予想していませんでした。
暑い国なので、食品を保存するのには乾燥させる方法が適しているのかもしれません。
そういえば、庭先で残りご飯をそのままザルにのせて、もしくは軽く煮て丸く整形したりして干しているのを見かけました。日本だったら残りご飯は冷蔵庫に入れるか、ラップに包んで冷凍しますが、この方法が一般的になのは電子レンジが普及しているからですよね・・・。
バナナやキャッサバ芋のままだとあまり日保ちしないけれど、乾かしておけば保存も持ち運びも楽です。
あと、暑いので、ふつうのご飯を食べるのが重たいような場合は、こういうスナックをちょびちょび食べて栄養を補給しているのかも。
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■2010インドネシアシリーズ
2010インドネシア:トロピカルフルーツ
2010インドネシア:市場(乾物類)(この記事)
2010インドネシア:もちもちで美味しいおやつ類(予定)
So you live in Yogyakarta don't you.
I enjoyed to stay in Yogyakarta especialy market. I really love Sinkong Chips.
Sorry, I can't visit your web site.
Please write your website address again.
インドネシアも、バリ島の繁華街あたりは怖いかもしれません。注意力散漫な私は、馬の目を抜くようなところにはあまり近づかないほうがよさそうです。
ジョグジャカルタは比較的のんびりしていました。ジョグジャはお料理が概して甘口なのがマイナス点なのですが・・・。(料理よりおやつの方が甘み薄めなくらいです)
ベトナムはたまたま私達には良くなかったのかもしれません。相棒が10年ほど前に行ったときにはとても良かったようです。いまは観光客があまりに多くなってしまい、地元もそれに馴れてしまったのかもしれません。値段も20倍くらいいわれたり、ポケットの中のものまで奪おうとしたり、見つかっても悪びれもしないし・・・。ベトナムの人ってもっとプライドが高いというイメージだったので、残念に感じました。
ところでキノコ、今年もすごいですね。ほんとに羨ましいです。
インドネシアは、場所によるかもしれませんが、あまり観光客ズレしていなくて、割とのどかで、客引きもそれほど執念深くない気がします。
ホテルの従業員のお兄さんはとても品がよくて優しかったです。
これといった名物に欠けるかもしれませんが、一度行かれてみるのもおすすめです。アメリカ式の大ホテルではなくてコテージ式のプチホテルがいいかも☆
ベトナムは人が良くないとは残念・・・。
でも一度行ってみたいな・・・。
仕事はやっと先が見えて来て、精神的にも少しだけ落ち着いてきました。キノコは今のところ全然ダメですね。でも今日もウスヒラタケを見つけました(^^)
ベトナムは、美味しくていいのですが、人があまり良くないと感じました。私達には合っていないようです。でもタイは人も食べ物も大好きです。いつか絶対にまた行くつもりです。
週はじめの連休に懸案のイベントがあり、ほとんど上の空状態でした。失礼致しました。
インドネシアは結構いいところでしたよ。
食べ物も、甘しょっぱい味付けで日本人にとって違和感が少ないように思いました。
ただ、予習しようにも資料が少なめでした。
私は行ったことがないのですがタイやベトナムも美味しいものが沢山ありそうですよね。ベトナムは刺繍工芸品などもあるので、お買い物も楽しそう・・・。
弟によるとタイもオススメだそうです。