先日
ポメマルさんに中華街で買ったという本格春巻の皮を頂きました(ほかにも写真を撮る間もなく食べつくしてしまった中華街のナッツたっぷり月餅や手作りの
パン粉のケーキなどなどなど、ありがとうございます!)。
春巻! 実は生まれてこのかた自力で作ったことがないのです。子供の頃、母の手伝いをして巻くのを手伝った記憶があるような、ないような。
餃子をたたんだ記憶はしっかりあるのですが、春巻の記憶はおぼろげ。
中身にも何が入っていたかよく覚えていません。
この年になるまで作ったことなかったとは!自分でも少々意外。
春巻って比較的ヤングな食べ物だからかな?中学・高校生のお弁当には欠かせない、という気がしますが、結婚した時にはもう既に若くはなかったので作りそびれていたようです。
クックパッドなどで調べてみました。
中華味の細切り野菜炒め、ということのようです。
タケノコと豚肉ぐらいであっさり仕上げようかと思ったら、ダンナサマがしいたけは?と口を出してきました。仕方ないなあ、もう。
■■初挑戦春巻
■今回の具の材料覚書
生姜、ねぎ
豚肉
竹の子(水煮缶詰1つ分)
干ししいたけ
ニラ
追加で炒り卵(どうも塩辛かったので味のない具として追加)
塩、コショウ、紹興酒、シーズニングソース、しょうゆ、ごま油
片栗粉
(包むときの糊として)水溶き小麦粉
■作り方(あてずっぽうです。本当はどう作るのか、教えて下さいね)
1)材料を炒めて味付けし、あら熱がとれたら片栗粉を少し混ぜておく。
2)具を冷ましている間、春巻の皮をほぐす。最初はくっつきあっているので、湿らせたキッチンペーパーでしっとりさせつつ、そっとはがしていく。
3)はがした皮は乾燥しないようにやはり湿らせたキッチンペーパーをかけておくとよい。でも余りびしょびしょだと破れるもとになる。
4)皮に具を乗せて包んでいく。皮の裏表に注意。つるつるの方が外側。
包むのはとても楽しいです。でも具の分量の配分が難しくて、大きいのや小さいの、いろいろできてしまいました。最後具が余ってきたので少ないやつを解体して足したり・・・。(解体は皮が破れるもとにもなるので避けた方がいいです。ポメマルさんはスープにするそうです。グッドアイデアですよね!)
色々な大きさが出来たおかげで食べ比べができましたが、かなり細めで長い方がお酒のつまみっぽくて好きです。
5)揚げる。あまり高温だとすぐ焦げてしまうので注意。
6)揚げる前の状態で1個ずつラップして冷凍出来ます(ポメマルさんに教えて頂きました)。揚げるときは凍ったまま。
20枚入りの皮だったのですが、10個はその日揚げて(ちょっと多すぎた)、残りはアドバイス頂いたとおり揚げる前の状態で冷凍してみました。
こちらがその春巻の皮。
2007/10/7 春巻の皮(の袋)
うっかり写真を撮る前に全部包んでしまいました。
包んだところ
包んだ春巻も乾燥しないように湿らせたキッチンペーパーをかぶせておくとよい気がしました。
揚げたて!
数個ずつ揚げて、揚がったものからオーブンでしばらく保温がてら油を落としておきました(新聞の上にキッチンペーパーを重ねてそこに乗せる)。こうすると全部温かいし、油っぽくないので沢山食べられます(もう沢山食べるお年頃ではないのだけれど)。
ところで、揚げた写真の一番手前、表面がざらついているのが分かるでしょうか。うっかり皮の裏表を間違えて包んでしまったのでした。皮の裏表はクックパッドの1つの記事では言及されていたけれど、ほかのでは見かけなかったです。当たり前なのかな。たまたま運よく1個で済んだからよかったけれど、裏表のことを思い出したのは10個近く包んでからだったのでした。
久しぶりに食べた春巻は、皮がぱりぱりしてとてもおいしいものでした。初挑戦とは思えない(自画自賛☆)。中華街の皮が腕前を補ってくれたのだわ、きっと。
今回、具の味をしっかりめにつけたので、まさにビールのつまみにぴったり、という感じでした。しかも冷凍できるところもすばらしい(後日冷凍したものを揚げてみましたが、つくりたて同様、パリパリに揚がりました)。
今度は細~く巻いてみようかな。
具は、今回のような豚肉のほか、お魚でもよいそうです。
「白身魚を細切りにして酒、生姜汁、塩で下味をつけ卵白とカタクリ粉を混ぜ、生しいたけ、ハム、ネギ、三つ葉の細切りを合わせこれを皮に巻いて揚げてチリソースで食べるのも美味しいです」、とポメマルさんに教えていただきました。
そういえば、
私のへなちょこな包み方のシュウマイを見かねて
ちゃんとした包み方を教えて下さったのもポメマルさんでした。花嫁修業に弟子入りさせて頂きたかったわ・・・。
春巻の皮は身近なようでいて初めての食材でしたがなんとも楽しかったです。巻くのも楽しいし、冷凍できるし、また作ってみよう!
ポメマルさん、食材とチャンス、両方を下さいましてありがとうございました!