採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

グルミチャマ

2018-05-16 | +フルーツ

 

グルミチャマ

「こんな実が木になっててね、食べると甘酸っぱくて美味しいの。」
と聞いたら、子供のお絵かき、もしくはファンタジーの世界のことだと思いますよね。
ところが本当に実在するのです。
その名も「グルミチャマ」。
 

グルミチャマ

グルミチャマって、何語?
(パントマイム芸人の「が~まるちょば」が頭に浮かびました)
お友達の楽子さんからの、沖縄みやげで頂きました。
(楽子さん、素敵なものをどっさり、ありがとうございました!)
 

グルミチャマ

ほら、絵の通りの、シュールな外見でしょう?

 

グルミチャマ

とってつけたようなヘタ。
このヘタはとてもとれやすく、触っただけで簡単にぽろりと外れてしまいます。
この特徴的な見た目を生かすためヘタをつけて出荷するには、おそらくハサミで軸を切って収穫しないといけないはずです。

グルミチャマ

花落ち側。
ぴらぴらした細長いものが4枚ついています。
このぴらぴらも、指でひっぱると簡単にとれます。

グルミチャマ

ぴらぴらをとったところ。
りんごや枇杷のように、花落ちの痕跡がくぼんでいます。

グルミチャマ

切ってみました。
表面は濃い紫色で、とても柔らかい皮。
内側は枇杷のようなプラムのような薄いオレンジ色。
中には空洞があって、白いタネが1個~2個入っています。種の表面はちょっとぬるっとしています。
空洞の壁面は柔らかい組織です(枇杷の空洞壁面より全然気にならない)

これは果物だそうで、甘酸っぱい味です。
しいて言えばさくらんぼに似ています。
表皮はさくらんぼよりずっと柔らかく、傷みやすそうな印象です。
食感は、さくらんぼってぴっちり張りつめたような固さ(果汁はじけ感)がありますが、こちらはちょっと違います。
噛んでみると、「ふに」とスポンジのようなふんわり感がどことなく。
食べてみるとジューシーではあるのですが、すぐには果汁が滴ってこないような印象です。

味は甘酸っぱくて、とても美味。
どことなくマンゴスチンに通じるような香りがあります。


調べてみると、これはブラジルから沖縄に持ち込まれた果樹のようです。
グルミチャマと呼ばれていますが、ブラジルでgrumichama(グルミチャマ、グルミシャーマ)と呼ばれているものではなく、cherry of the rio grande(チェリー・オブ・ザ・リオグランデ)の方に近いようです(こちらの情報より)。

画像検索してみると、grumichama は今回のものと違って扁平な形状で、可愛いヘタもなし(ブルーベリーっぽいかたち)。
cherry of the rio grande は、今回のもの同様、やや縦長で、ヘタがついています。こちらと同じっぽい感じ。


(検索していたら目についたのですが、これらの近縁で、スリナムチェリー/ピタンガと呼ばれる果物もあって、カボチャみたいな不思議な形!)

先日食べたジャボチカバよりさらに果皮が薄く傷みやすそうなので、なかなか遠くから輸送されて出回ることはなさそうな果物です。とっても珍しく、美味しいフルーツで、大興奮でした。
楽子さん、ありがとうございました!

コメント (7)
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ボケの実、山椒の実

2018-05-15 | +きのこ以外

今年の春は、アミガサタケが全然みつからず、採集的にはいまひとつでした。
(その代り畑がそこそこはかどりました)
とはいえ、地道なパトロールはいいことです。

5月の連休あけ、ボケと山椒スポットを見てきました。
昨年晩秋に初めて見つけた場所です。

ボケと山椒の実

ボケは、青い実が沢山ついていました。

ボケと山椒の実

とても固そう。
まだこれから大きくなるのかな? それとも、もう採ってしまっていいのかしら?

調べたところ、収穫時期は9月下旬頃だそうです。
青くても香りが出ていればいいとか。
あせってもいでしまわなくてよかった・・。

 

ボケと山椒の実

ここの山椒は結構大きい木です。
青い実がもうついていました。

山椒の実は最近は加工したことがないのですが、せっかくだから今年は摘んでみようかしら。
いつ頃が収穫時期なんでしょう?

和歌山の山椒屋さんのサイトによると、5月から収穫できるようです。
収穫時期によって風味が違うようで、5月中下旬の初期のものは、種子の殻が白く粒は小さめで、香りも辛みも固さもソフトで、佃煮にするならばこの時期だそう。(そういえば京都のちりめん山椒に入っている山椒の実はとっても小粒でした)
6月初旬の中期になると、種子の殻が半分くらい白く、香り・辛みともにしっかりしてきて、種の殻が固くなっているため、きざんだり潰しての利用に向くようです(佃煮は不適)。

今回は、サイズ的には「ちりめん山椒」サイズより大きかったかも。佃煮にするならばもう摘んでいいのかもしれません。


■メモ
・山椒の下ごしらえ
軸をとって、塩を入れて沸かしたお湯で2,3分茹で、その後2,3時間水にさらす。(もっと長くさらす説もある。味をみてみるといいかも)
この状態で冷凍、もしくは佃煮など。

青山椒での乾燥粉山椒の作り方
生の山椒を水にさらしてあく抜き(水を時々かえる。冷蔵庫保管)。
水気をふきとる。
シリカゲル、お茶パックなどに一層に並べた山椒、シリカゲル というものを容器に入れ、電子レンジにかけ、山椒の水分をとばす。
(カラカラになるまで)

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お友達のチョコレート菓子

2018-05-14 | ■おともだちの味研究

(レイアウトを変えてみました。写真をやや大きく(400→600)、説明文を写真の下にしてみました。見易さはどうでしょう?)

だいぶ前のことになってしまいました、お友達のca_nonnさんから手作りチョコレート菓子を頂きました。
実は毎年とっても楽しみにしちゃっている、絶品のお菓子です。

カノンさんチョコ菓子

華やかなパッケージに入ったもの(実は何パックも頂いてしまっています)。
そしてオレンジの輪切り。こちらは今年の新作!

カノンさんチョコ菓子

ダイジェスティブビスケット入りのガナッシュ、そして甘夏のピール。
甘夏ピールは、お砂糖まぶし、お砂糖まぶし+チョコ、チョコまぶし+ココアです。
(レシピはこちら。表皮のツルツルを剥いてから煮る方法です)
それぞれ違う味わいで、どれが好きかな?こっちかな?こっちもいいな。とつまんでいると、あっという間に2周くらいして、で、やっぱりどれが好きかまだ決められない、という感じ。

チョコがけしてあるものは、チョコレートのコーティングが薄く、とても繊細です。
ココアまぶしは、口にいれた瞬間は甘くなくてなんとなくあたたかい食感、で、噛むと甘さ、オレンジの香り、チョコレートの味が同時に押し寄せてきます。ココアまぶしもいいなあ。自分では最近作っていませんでしたが、やっぱりまた作ろうかなあ。

チョコなしのものは、表面のお砂糖がほどよくシャリシャリして、とてもいい食感です。
お砂糖をまぶしても、特に甘すぎるということもなくて美味しい。
(実家に少し持って行ったら、姪っ子がこのチョコなしのものを気に入っていたようでした)
自分では、昔、グラニュー糖か何かをまぶして何だかえらくじゃりじゃりになってしまった失敗の経験があり、それ以来砂糖はまぶさないのですが、一部だけでもやってみようかなあ。

毎年作ってらして、作業工程も、毎年ちょっとずつ工夫されているようです。
頂く分には、「やった~、カノンさんのお菓子だ~」と嬉しくてぱくぱく食べてしまって、前年との微妙な違いは気づかなかったりするのですが・・・・。

カノンさんチョコ菓子

輪切りオレンジのこちらは、今年初挑戦だそうです。
(ブログ記事はこちら
オレンジを丸ごと茹でて、そのあと輪切りにして甘露煮にしていくというレシピ。
オレンジのサイズが大きいので、茹でた後、輪切りにするのも大変だったようです。
(薄く切りたいけれど、やわらかくてそれなりの厚さにしか切れなかったそう)

チョコをかけない側にはグラニュー糖をかけ、チョコをかける側はグラニュー糖あまりなしにしているというきめ細やかな加工です。

オレンジの香りがとってもよく、チョコがない側はシャリっとして、チョコのある側とは違う風味・食感です。
お店で売っているような完成度!
すばらしい!

こんな美味しいものを頂いてしまうと、自分でチョコピールづくりするのをさぼりたくなります。
カノンさん、美味しいお菓子をありがとうございました!

コメント (2)
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実家でバーベキュー2018

2018-05-10 | +お客さんの日

ゴールデンウィークは、例年実家でバーベキューをします。
今年は、受験生(姪っ子)の都合で、連休前半に。
その結果、いつもお呼びしている母の知人一家4人は来られなくなり、いつもの新年会のメンバーになりました。
総勢9人(両親、叔母一家3人、弟一家3人、私。ダンナサマは出張のため不参加。ぷー!)
4人減ると、食べ物もだいぶ控えめにしないと。買い物はなるべく少な目を心がけました。
用意したのは次のメニュー。

●肉・魚系
・コストコの牛ミスジ肉1.7キロ(弟調達)
・鶏レバー1パック(半分ジャーク味、半分塩)
・鶏モモ肉1枚(トム・カーペーストとヨーグルトでマリネ)
・ひき肉小さ目1パック(ケバブ味)
・豚の肩ロース2キロくらいの塊(弟調達。2分割してタコ糸で縛って焼いた)
・豚ヒレ肉のナッツ・アプリコット巻
・ヤリイカ

●野菜系
・ナスまるごと
・小さいパプリカ
・トウモロコシ
・実家の庭のグリーンピースさやごと焼き
・輪切り玉ねぎ

●パン・スイーツ系
・母作ナン(あらかじめ作成、炭火で少しこんがりさせた)
・食パン(一応用意。ここまではいかなかった)
・フルーツポンチ+母作グリーンピースの蜜煮
・父作プリン


分量的には、余り過ぎということもなく、まあまあ想定内の感じでちょうどよかった。
弟が調達してきてくれた薄切りのミスジは、父にも好評な柔らかさでとっても美味。からっぽになりました。
肩ロースの塊は、おそらく持ち帰り用になると思いつつ焼いて、その通りになりました。


でも、いろいろ反省点が。
まず、私が準備した鳥モモとケバブが、塩辛すぎ! 何としたことか。
だいたいいつも味が薄すぎなので、ちょっと思い切って味付けしたのですが、それが裏目に出ました・・・。
ひき肉ケバブは、味見して「ヤバい。しょっぱい!」と玉ねぎを足したのですが、足りませんでした・・・。
教訓:塩を加えるときは少しずつ。

豚肩ロースとヒレ肉は、結構大きな塊だし、とタコ糸で縛って、アルミホイルには包まずに焼いたのだが、炭の火力がちょうど強かったこともあるけれど、やや乾き気味になってしまった。やっぱアルミホイルで包むとよかったかも。
次はアルミありでいこう。
(薪を燃やすたき火と炭火焼きでは、焼け具合って違いますよね? マイタケほだ木作りのとき焼いた肉は特に乾燥しなかったのは、たき火だからか、それとも十分遠火だったからか・・・。)

野菜は、グリーンピースが美味しかった。
トウモロコシはいつもうまく焼けないので、次はなくてもいいかなあ。
(自分が特に食べたくないと、うまく焼けない感じ)
ナスは、まるごと焼いたのだけれど、焦げてしまったのもあった。
皮を剥いてでもぜひ食べたい人がいるなら、その人に見張って焼いてもらった方がいいかな。
(今回は弟と私が焼き係をしたのだけれど、弟は、網の上に野菜があってもノーマークで、肉しか見えてないということが判明。
最初それに気づかず、弟の近くにある野菜をだいぶ焦がしてしまった)
小さいパプリカは、サイズ的にはよかったが、火力が思いのほか強くて焦げたのが反省。

焼きあがったものを切り分けてくれる人があまりいないので、切り分けなくてはいけないようなものは、避けた方がいいかも。

焼く順番は、イカが最後の方になってしまったのだけれど、母が「もっと空腹なときに(いっぱい)食べたかった」とうらめしそうにしていました。考えてみれば、コース料理でもお魚はお肉の前だし、魚介はお肉より前に焼けばよかったです。
何をどういう順番で、どのくらいのペースで焼けばいいのかが、結構難しいです。
「○○を焼いて~」というリクエストを言ったり、逆に「××が焼けましたよ~」と言って回してくれる人がいると助かるのだけど。
バーベキューってアメリカとかオーストラリアとかではよくやるみたいだけれど、うまくコーディネイトされたバーベキューってどんな感じなのかしらん・・・。


焼くのに忙しくてバーベキューらしいショットは少な目ですが、いくつか写真を・・。

バーベキュー

今回の母の新メニューのナン。
ネットで検索したレシピだそうです。
当日の朝、伸ばしてフライパンで焼きました。
(伸ばすのをお手伝いしました)

バーベキュー

フライパンにのせると、ぷくぷくと気泡が膨らんで「生きものみたいで可愛い」。

バーベキュー

あるていど焼けたら裏返し。
生地が心なしか黄色く見えますが、実際結構黄色いです。
この色は、生地に重曹を加えているからではないかな(ラーメンの麺が黄色いように)。

バーベキュー

卵やバターなどが入るリッチな配合で、すごく美味しいパンでした。炭火で軽くあぶり直しても香ばしくてよかったです。 

バーベキュー

今回は叔母一家がいつもよりやや早く到着したので、日よけターフ張りをお願いしました。ガムテープが不足する中いろいろ工夫して、結局のれんの再発明。

バーベキュー

耳というのかな、この部分があることで、布の上部から空気が抜けて、のれんが安定するのです。去年までは思いつかなかった技でした。
とまれ幸い今年は日差しが弱めで助かりました。

バーベキュー

トウモロコシはアルミホイルに包んで焼きました。
焼き具合はどうだったんだろう。
(自分は食べてない)

バーベキュー

今回私が作ってみたかったのが、豚ヒレ肉を切り開いてドライアプリコット、ナッツ(ピーカンナッツなど)を巻き込んだもの。

バーベキュー

断面を見てみると、ヒレ肉を切り開いて巻くところまでは割とうまくいったのではないかしら。
で、焼くのは、ちょっと火力が強すぎで、ジューシーさが失われてしまいました。
ベーコンを周囲に巻くか、アルミ箔で包むか(もしくはその両方)、がよかったかな(丁度持って行った生ハムで巻こうとしたら勿体ないと止められた)。
可能性は感じられる味だったので、今度自宅のオーブンでまた作ってみたいと思っています。

メモ:アプリコットはワインなどで軽く煮てから巻いてみる 

バーベキュー

鶏モモ肉を漬け込んだのはこのペースト。
レモングラス系のいい香りなのだけれど、すごく塩気が利いているので要注意。(今回使いすぎてしょっぱかった~。えーん)

バーベキュー

デザート。
母が庭のグリーンピースの蜜煮に挑戦して、フルーツポンチにトッピングしました。そうすると、いつものフルーツポンチが「みつ豆」みたいに!なかなか乙な趣向でした。
父のいつものプリンも成功です。

バーベキュー

不思議だったのがどら焼き。
母の十八番レシピなのですが、今回なぜか、生地がゆるめに。
(はちみつがサラサラなタイプだったからか、はちみつと砂糖を混ぜた段階で、弟が持ってくる卵を待って一旦作業を中断したからか?)
滅多にない可愛い形に焼き上がりました。
(ふくらみ具合や味はいつも通り美味しい)

バーベキュー

大き目に焼けたので、半月型に折り返すタイプのどら焼きに。
中身は、市販の粒あんと、自家製栗ペーストを2層にしてみました。
甘さ控えめの栗が加わって、私はすごく好みだったけれど、みなさんの評判はどうだったでしょう。

 


庭の植物をちょっとご紹介します。

バーベキュー

ジャバラ。
ポップコーンがはじけるみたいに、白い花がぽんぽん咲き誇っています。
どうせ全部には実はつかないので、摘花して、オレンジフラワーウォーター的なものを作ってみられないかしら。

 

バーベキュー

それに比べてこのレモンの花の力弱いこと。
よくよく探してやっと数個。
たとえ咲いたとしても、ぽろっと落ちてしまったりすることも。
今年は1個くらいはみのるでしょうか・・・。

 

バーベキュー

一時枯れちゃったかな?と思っていたタイムが生き生き茂ってきました。摘んで帰って、いま干しているところ。

 

バーベキュー

毎年この時期によく咲く八重咲きクレマチス。
ゴージャスです。

 

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ルバーブジャム(ほんのぽっちり)

2018-05-09 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

近所の産直に、ルバーブが出ていました。
4~5本入った一袋が200円。
食品加工はキロ単位じゃないともの足りない、量産体質の私ですが、いま、ジャム瓶が不足中。
もう少ししたら桑の実の季節なので、瓶を使うのはセーブしないと。

でも、折角の季節ものなので、一袋だけ買ってきました。
簡単に電子レンジでジャムにして、密閉せず、すぐに食べてしまおう。 

ルバーブジャム

上部の緑色の部分と、根本近くの赤い部分に分けて加工します。
(緑+赤=茶色。全部混ぜてジャムにすると全体が残念な茶色い色合いになります)
お砂糖をかけてちょっとおき、隙間をあけてラップをかけて電子レンジでとろけるまで加熱。

ルバーブジャム

緑の方は、まあまあ緑色っぽいジャムになりました。
ちょっとだけ残っていた蜂蜜の瓶に入れて、甘さを追加。

赤い方はちょっと赤さが足りない・・・。

ルバーブジャム

丁度開封した自作いちごジャムがありました。
ルバーブといちごは、よく組み合わせられる素材のようなので(丁度同じ時期に採れるからかな)、ルバーブジャムといちごジャムを混ぜてしまいます。

いちごの赤さで、結構赤いジャムになりました。
いちごジャムLOVEのダンナサマには変な混ぜ物をして眉を顰められるかな、と思いましたが、ほどよい酸味が加わったということで、比較的好評でした。

ルバーブジャム

ルバーブの、緑とピンク、2色のジャム。
ほんのぽっちりなので、よく味わって食べないと。

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マレーシアのフィッシュカレー

2018-05-08 | +ふたりの日

連休はいかがお過ごしでしたか。
私は、前半に実家に行き、後半は畑および家の雑用をこつこつやっていました。
普段「あー、また今度余裕のある時にやろう」と思っていることを、後回しにせずにチャレンジ!
(といっても大したことではないです。セーターを洗ったりとか、普通の人ならば日常レベルの片付け・ゴミ捨てなど・・)

料理も、つい作りそびれているメニューにチャレンジしました。

フィッシュカレー

だいぶ前から懸案だったのがこちら。
マレーシアのフィッシュカレーです。
先日マレーシアに行った折りに、ダンナサマの仕事仲間のインド系の方から頂いたもの。
港町(ペナン)出身だそうで、魚料理が大好き、というその方おすすめのフィッシュカレーパウダー。
どんな味でしょう?

原材料は・・(クミンパウダー、チリパウダー、ダルパウダーなどなど。後でちゃんと書きます)
 

フィッシュカレー

作り方が結構詳細に書いてあるので、なるべくこの通りにやってみます。字が小さいよう。(あと問題はタマリンド)
■材料
(A)
サラダ油 150ml(←減らした)
クミンシード   小さじ1.5
フェンネルシード 小さじ1.5
フェネグリークシード 小さじ0.5
玉ねぎ 50g(スライス)
ニンニク 10片(スライス)
トマト 200g (昼食のパスタの残りのシンプルトマトソース使用)
カレーリーフ 1枝
オクラ 100g (今回はニンニクの茎炒めの残り使用)

(B)
フィッシュカレーパウダー 大さじ7(75g)
水 500ml
タマリンド80gを400mlの水に溶かしたもの
塩 大さじ1(18g)
魚 5切れ(500g)(今回はブリの切り身を使用)

■作り方
(0)ブリ切り身は前日に買ったので、ちょっとお疲れ気味。なので臭みとりのため50度洗いをし、キッチンペーパーで水気をとり、ヨーグルトとターメーリックを塗ってみた。で、数分おいて、塩をふって表面だけ焼いておいた。フライパンは洗う。
(1)Aの材料(油、粒スパイス、玉ねぎ・ニンニクスライス、トマト、カレーリーフ)をフライパンに順に入れ、5分ほどソテーする。(粒スパイスは結構多い印象)
(2)フィッシュカレーパウダーと水少々を入れ、油が分離してくるまでソテー。(油少な目だったので、分離してこなかった。あと、レシピを書き写した今気づいたのだが、カレーパウダーが本来大さじ7のところ、小さじ7入れていた!)
(3)水、タマリンド水、塩を入れて10分ほど煮る。タマリンドがないので、甘酸っぱい味ってことで、レモン汁と梅シロップを入れてみた。(今回はここで加熱済みニンニクの茎も投入)
(4)火を弱め、魚を投入。煮えるまで5分ほど加熱。
(*)仕上がり直前に生トマト(酸味がある方がよい)を刻んで軽く煮てから盛り付け。


フィッシュカレー

盛り付けたときに電話があったりしてドタバタして写真とり忘れ。
(ソラマメ入りバスマティ米に、ディルの代わりに茹でた春菊を刻んだものを混ぜたものを添えた)
なので鍋の写真を。


トマトも入っていますが、フィッシュカレーパウダーもかなり赤く、赤いカレーになりました。辛さはほどほど。


かじきまぐろあたりがいいだろうなあと思いつつ、ブリでやってみたのですが、固くなってしまうこともなく、美味しくできました。
フィッシュカレーパウダーの分量を間違えていたのですが(大さじ7のところ小さじ7!)、あまり沢山出来てしまわないように水もだいぶ控えめにしたので(計らなかったけれど、本来計900mlのところ、400mlくらいかな)、スパイスの濃度的には丁度いいくらいでした。
タマリンドを使わなかったのでこれでいいかよく分かりませんが、酸味が効いた美味しいカレーです。

今回は、一旦作ってしまい、30分ほどごはんが炊けるのを待って、あたため直してから盛り付けたのですが、出来立ての方がスパイスの薫りが高いかもしれません。

中華料理の炒め物みたいに、材料を全部最初に準備してしまえば、さほど時間も手間もかからずに作れます。

カレーというとランチっぽいけれど、魚のカレーなら夕食のメインディッシュだと自信を持って言えます。
(というか、生魚のカレーを昼に作るのは、大変すぎ)
パウダーもまだあるし、また作ろう。

魚は、次はカジキマグロにしてみるかな(ちょっと高いけど)。パッケージ写真のように骨付きの魚を使うといい味が出そうだけれど、マナガツオってスーパーではあまり見かけません。代わりに・・・カワハギ?サバ?
野菜は、オクラっていつもある野菜じゃないし、いんげん豆、ピーマンあたりはどうだろうか。

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赤そらまめ

2018-05-07 | +野菜



そらまめ・赤そら豆

お友達に自家栽培のソラマメをどっさり頂いてしまいました。 
(ヒロシさん、ありがとうございました!)

このあたりの産直では見かけないレベルの、ぴっかぴかのソラマメです。
(自分ではもちろん育てられません・・・)
袋の中は「赤豆」ですって。
どんなものなんでしょう?

そらまめ・赤そら豆

ワクワクしながらパカッとあけてみると、おお、ほんとだ、赤い!
調べてみると、この赤いのは「初姫」という品種かしら。

そらまめ・赤そら豆

茹でても、結構色が残りました。
赤かったのが紫色っぽくなりました。 

そらまめ・赤そら豆

色のついた皮の内側は、普通の緑のソラマメとほぼ同じ色合いです。
味は、どちらもとても美味しいソラマメです。
(というか、ソラマメってとても高価で旬も短く、年に数回買えるかどうか。
品種の違いなんて考えたこともありませんでした。)

赤い方が、やや青っぽさが少ないかな?でもこれは豆の熟し具合にもよるのかも。


ソラマメは、毎年塩ゆでを1、2回して季節が終わってしまいます。
とっても沢山いただいたので、塩ゆで以外のも試してみたいけれど、レシピが思いつきません・・・。
ソラマメごはんかな?


■過去ブログより
熊本の産直でみつけた乾燥ソラマメであんこを作ったことがありました。(2006年)
小さくて、黒いソラマメでした。
乾燥前は、もしかしたらこんな赤い色だったのかな?

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野菜消費の一週間

2018-05-03 | +ふたりの日

先日、野菜室がほぼ空っぽになりました。
我が家には本当にまれなこと。あまりの珍しさに写真まで撮ってしまいました。
ダンナサマが1週間出張で、その間買い物を控えていたのがやはり効果的でした。

「うっわ~、がんばった~」と自分を褒めたくなるほど。で、
「こんなにスッキリ空っぽだし、お買い物してもいいよね~」
ぽわわん、と浮かれたアタマでお店に出かけたら、トマトの大箱やら、レタス、ベビーリーフ、ルッコラ、ふき、などなど、つい買いすぎてしまいました。

しかも、よく考えたら、この1週間は二人ともいるけれど、翌週(GWの週)は前半私が不在、後半ダンナサマが不在、という予定。
この週になるべく消費してしまわないといけません。
(うう。浮かれて買いすぎるんじゃなかった・・・)

買いすぎた野菜消費のため、この週は料理をかなりがんばりました。
幸いダンナサマ不在中の1週間、料理をさぼっていたせいでエネルギーが余っていたのか、割と丁寧にいろいろ作りました。
消費のため、ダンナサマのお弁当も。
折角なので記事にしておきます。

4/22(日)夕食。

夕食

ウコギごはん
スモークサーモンサラダ+ディルクリームソース(この皿で二人分)
黄金柑入りトマトサラダ(このトマトサラダを翌日のお弁当に入れた気がするけれど、メインはなんだったかが思い出せない・・)
黒いのはふきの葉味噌(当面食べる分を残して残りは冷凍) 


4/23(月)夕食。写真は全部二人分です。

夕食

アボカド・ルッコラなどのサラダ+ブルーチーズドレッシング+ピーカンナッツ
(ブルーチーズドレッシングが、いま一歩の出来。もっと酸っぱい方がいいのかな?)

夕食

スモークサーモン寿司
(寿司飯を冷凍してあったので手早くできてよかった) 

夕食

アマドコロの先端部分とハム、玉ねぎの炒め物
(アマドコロの先端は2日ほど水にさらしておいた。苦みが抜けてちょうどよくなっていた) 


4/24(火)

夕食

お弁当。
ごはん+ふき味噌
塩鮭
ひたし豆
レタスとトマト
おやつ用クッキー 

夕食

夕食。この写真でひとり分。
ひたし豆(青大豆、蕗、たけのこ)
もずく(しらす干し、ニューサマーオレンジ)
ピラフ(バーベリー、ドライアプリコット、豆入り。冷凍庫より)
サラダ(ドレッシング思いつかず。スマックを振りかけた)
トマトのハーブパン粉のせ焼き
タケノコの木の芽味噌田楽(木の芽味噌は冷凍しておいたもの)
ジャークレバー 


4/25(水)朝食。
(この日の夕食、ダンナサマは外食なので、朝から食材消費作戦)

夕食

目玉焼き
ひたし豆ごはん
(ダシを使って予約で炊き、朝、具の部分を混ぜ込んで再加熱。割と成功。干しレンコンを炊き込んでもよかったかも。タケノコやフキが入っている場合、冷凍できるのだろうか?しない方がいい気がして、数日かけて食べきった)

4/25お弁当(写真なし):ジャークレバー、ピラフ、あとトマトだったかな。

26日は、なんとダンナサマが急な出張へ行くことに(一泊)。
(野菜の消費スケジュール的にはかなり腹立たしいこと。)
25日と26日の夕食写真はなし。野菜いろいろ入りスープを作って、あとは残りのひたし豆ごはん、葉っぱ系の生野菜など。
(ここでちゃんと撮っておくと手抜きっぷりが面白いんだけど、撮り忘れてしまうのよね・・・)

4/27(金)夕食。
ルッコラ、ベビーリーフなどの傷みやすい生野菜は既に片付いており、ほっと一段落。
この日は冷蔵庫の濃い味の調味料(トウチ、豆板醤)を減らそうという作戦。前日に豆腐を買って脱水しておきました。ネギも買ってきた。

夕食

麻婆豆腐(イノシシ肉、筍、ピーマン、ネギ、エリンギ。山椒の葉をトッピングしたのがよかった)
レタスとトマト(麻婆豆腐が味が濃いのでドレッシングは特になし)
蓮の実ごはん(冷凍庫より)

ダンナサマの出張土産の辛子レンコンをサラダのお皿に載せるつもりが出し忘れ。なんか隙間が多いなあ、と思ったのよね。


28日の夕方から30日まで私が留守の予定なので、どうにかそれまでに傷みやすい野菜は無事消費し切りました。

急な出張とかにも腹を立てないで済むように、買い物は控えめに・・。

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ベランダ用ダブルハンガー買い替え

2018-05-02 | +食べるもの以外

 ベランダに、いろいろ干すためのハンガーを2台置いています。
物干し竿は別途ありますが、洗濯ものを干したり、干し柿や干し芋を干したり、ニンニクを干したり。
ニンニク収穫シーズンを待たずして、片方がガタガタになってきました。

もともとは(ダンナサマの実家で使われていた)室内用の洋服ハンガーです。
確か1,2年時期をずらして我が家に来たはず。古い方は10年以上は使ったかしら?
最近はキャスターが不調で修理しながら使っていましたが、そのほかのパーツが傷んできました。
ベランダに置きっぱなしの割には、長くもってくれました。

分解して捨てようかと思ったら、錆びついて解体できません。
仕方ないのでクリーンセンターに車で持って行きました。

にんにくの収穫後は干すために2台、必ず使うので、新しいものを買いに行きました。

サイズをはからずにホームセンターに行ってしまったのはちょっと失敗。
1件目では、いまのよりえらく小さい気がして2件目へ。
2件目の商品も少し小さ目のように思いましたが、概ね今のに近いサイズだろうと期待してそこで購入。(税抜きで1590円)

ダブルハンガー

手前の黒い方が、新しいものです。
やっぱり少し小さ目でした。

ダブルハンガー

安いだけあって、とても華奢で軽くて簡易な感じ。
ネジを回すようなところはほとんどなく、プラスチックの穴にパイプを差し込むだけで組み立てが完了します。 

(デッキチェアの場所、ダンナサマの案でここに移動させてみましたが、ニンニクを干す時期はここではくつろげないだろうなあ・・・)

ダブルハンガー

ニンニクをびっしり干すと、かなりの重量になります。
こんな華奢で大丈夫かちょっと心配になりますが、まだ新しいうちは紫外線劣化もしていないはずだし、ちゃんと使えてほしいものです。 

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ハナミズキのつぼみ

2018-05-01 | +きのこ以外

アミガサタケは全然やる気なしの今年の春でしたが、植物は、誰からも頼まれてないのに着々と花を咲かせています。
どの花も、いつの間にか満開になったように見えて不思議。
(いや、私が下ばっかり見てぼんやりしてるだけですが)
 

ハナミズキ

ハナミズキも、いつの間にかこんな大きな花が咲くんだから不思議よねえ。
(厳密にいうとこの白いのは花弁ではなくて苞(ほう)(ガク)ですが) 

ハナミズキ

ふと周囲を見ると、見慣れない形状のものが。
花びらが丸まっちゃって、生育障害かな? 
いや、そうじゃない。 

ハナミズキ


これがつぼみなんだ!
(厳密にいうとつぼみじゃないと思いますがなんて呼んでいいのか分かりません)

ハナミズキ

花びらの先端同士がくっついて、包みかけの風呂敷包みみたいになっています。

ハナミズキ

で、その風呂敷包みの隙間から中身が見えちゃってる、という感じ。

この包みがぱっかり開いてあの花になるとは、初めて知りました。
(実家の庭には何十年も前からハナミズキの木があるにも関わらず・・・)
花びらの先端の色が違うところは、この接着部分の名残だったのですね。

では、この風呂敷包みの前段階は?
いきなり空中に風呂敷包みが出現する訳はないし。
・・・・・と、あちこち見回してみましたが、この状態より前のものは見つかりませんでした。

来春は、もう少し注意深くなって、これより前の段階のハナミズキを観察してみたいと思います。

コメント (2)
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