ゴキヅル(合器蔓)
<ウリ科ゴキヅル属>
石神井公園では、この時期になるとついつい
探してしまうのが、ゴキヅルの花と小さな実だ。
毎年、ちょっと違う場所に生えたりするので、結構あちこち探す。
「今年はダメかなぁ」とか思ったりした年もあったが、水辺の近くで
増えていてくれるのだ。
雌雄同株で夏から秋にかけて、葉のわきに黄緑色の1センチほどの
雄花を総状に数個付け、基部に雌花を1個つける。
もう少し、ゆっくり観察して、雄花と雌花の違いが解るといいのにと、
思いました。
果実は熟すと上半分が蓋のように離れ、中の種子がこぼれ落ちる。
種子は8ミリほどの円盤状でざらつき、2個入っている。
和名のゴキズル(合器蔓)は、この形によることからの名前です。
(山渓 日本の野草より)
花は5全裂し、裂片は細長い。萼も同じような形なので10個あるように見える。
今はもっと実がたくさんついているかもしれない。
近くにまた出かけてみようと思う。
雄花と雌花が解るかしら???