れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ムカゴイラクサ(零余子蕁麻)

2020-10-12 06:02:52 | 野の花日記

ムカゴイラクサ(零余子蕁麻)
<イラクサ科ムカゴイラクサ属>
ムカゴイラクサは、葉や茎に刺があり、うつかりさわらないように。
チクリと刺され痛みが走るそうだ。肌が弱い人はかぶれたりするとか。
それにしても、イラクサにムカゴがつくなんて!
私は初めて出会った時には、びっくりしたものだ。
葉のつけ根に小さな茶色のムカゴが本当についているのです。


茎も緑色で、直立してムカゴ(零余子)をつける。
葉に触れると痛い刺毛がまばらにはえる。

葉は互生し長い葉柄があり、狭卵形から卵状楕円形で、縁には粗い鋸歯があり、
先端は鋭く尖り、基部は円形から鈍形になる。

葉腋に直径約5ミリになるむかご(零余子)ができる。

今年は花に出会えなかったが、去年の9月1日に撮った花がある。

雌雄同株で、雄花序は下方の葉腋から出て分岐して、
柄の無い長さ4~7センチの円錐花序になり、多数の雄花をつける。

雌花序は、先端の葉腋から立ち、長い柄を含め長さ4~7センチに伸びて
円錐花序になり、多数の雌花序をつける。

ムカゴイラクサは、ミヤマイラクサに比べ、茎が細く、群生しないので
大量に採取できない。茹でれば山菜として食べられるそうだ。

 

コメント (2)
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