れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤナギタデ(柳蓼)とアカボシゴマダラ

2020-10-26 06:05:30 | 野の花日記

ヤナギタデ(柳蓼)
<タデ科イヌタデ科>
いいお天気の日曜日の朝、わんこと少し遠出の公園までお散歩へ。
途中の道はだいぶ風景が変わっている。
新築の家がたくさん建って、違う道を歩いているような気分だ。
主人がいなかったら道に迷いそうだった。
たぶん・・これがヤナギタデかな?
やっと空き地にヤナギタデらしき群生を見つける。
失敗した!食べてみて辛いのを確認するのを忘れた。


水辺の近くや湿地に生えるが、砂場や空き地などの乾燥地にもはえる、

一年草。

長い花序を出し、秋には紅葉して美しい。

ヤナギタデは全草が辛い。
単に蓼と言うと、このヤナギタデを指す。

花はややまばらな穂状につく。
花被は淡紅色で4~5裂し、長さ3~3,5ミリ。
托葉鞘は無毛で縁には短い毛がある。

おまけのお散歩で行った公園のエノキ(榎)の幼木で見つけた
アカボシゴマダラの幼虫6匹に出会いました。
ただし、幼虫ばかりでエノキの幼木の葉が随分虫に食われているなと思ってみたら、
見つけたものです。

<アカボシゴマダラの幼虫>

エノキの幼木に、葉っぱが無くなるほど食われた跡があった。
もしかして?と思って探したらいました!いました!
私が見ただけでも6匹はいました。


本当は真正面から見るとすごくかわいいが、
必ず顔は伏せているので正面から撮るのは、難しい。

アカボシゴマダラは、エノキの幼木の葉を食べます。(食草)
他に同じ榎の葉を食べるのは、ゴマダラチョウと国蝶のオオムラサキがいる。

小太りのアカボシゴマダラの幼虫。

見分け方
☆背中に2列4つずつある突起
上から3番目の突起が大きい。
☆尻尾部分が閉じている(オオムラサキは開いている)

2年前の12月初めに出会ったアカボシゴマダラの蛹です。
サナギは、かっこいいです。
それ以来、出会ってないので、今年の12月になったら昨日行った公園まで
見に行こうと思っている。

残念ながらアカボシゴマダラは「特定外来種」に指定され、
生態系への影響が大きいランクになっています。

翅が少し傷んだアカボシゴマダラ


 

 

 

コメント (2)
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