メドハギ(蓍萩)
<マメ科ハギ属>
名前の由来は、易占いの筮竹(ぜいちく)に使用されたメドギ(筮)から、
「メドギハギ(筮萩)」と呼ばれ、略されてメドハギ(筮萩)となった。
本来はメドハギの茎を使つて占ったが、
その後代用品として竹が使われるようになったそうです。
キタキチョウの食草でよくメドハギに飛んでくるのを見ます。
茎の高さは60~90センチになる多年草。
よく枝分かれし、低木状になる。
葉は3小葉を持つ複葉で三つに互生する。
頂小葉は他の小葉より大きい。
花は葉のわきに2~4個集まってつく。
花弁は長さ7ミリ、白黄色で紫色の線がある。
萼は深く5裂し、裂片は披針形で毛が密生する。
キタキチョウ
<チョウ目 シロチョウ科>
キタキチョウがこの頃よく飛んできては我が家のメドハギに卵を産みに来てくれます。
翅の表面の縁に黒色の帯がある。
成虫のまま越冬する。
卵を産み付けています。
卵です。
幼虫です。
幼虫の食草は、ネムノキ、萩類などだが、特にメドハギが好きなようだ。
キタキチョウの幼虫は緑色で体側に白線がある。
サナギです。はっぱにそっくりです。
キタキチョウは、品の好い美しい黄色の蝶です。
モンシロチョウより、少し小ぶりの蝶々です。