アキノキリンソウ(秋麒麟草)
<キク科アキノキリンソウ属>
別名アワダチソウとも言うように、花はぼさぼさしている。
それでも名前のせいか秋が来たのだなとこの花を見て
そう思えるから不思議だ。
名前の由来は、ベンケイソウ科のキリンソウに花が似ていて、
秋に咲くからと言う事です。
日当たりのよい山地に、普通に見られる20~80センチの多年草。
下部には卵形、上部には細い葉が互生する。
茎は上部で枝分かれし、先端に直径約1.5センチの鮮やかな黄色の頭花が
集まって咲く。
ひとつの頭花は外側の4~6個の舌状花と、中心の筒状花から
できている。
同一種なのに、背が高かったり、低かったり、太かったりで
変化が大きいが花の一つ一つの大きさは変わらない。