カラスノゴマ(烏胡麻)
<アオイ科カラスノゴマ属>
今年は、カラスノゴマを見に行く時期が遅すぎた。
結構、葉の下に咲くので思ったほど目立たない花なのだ。
それでもなんとか数輪開いているのを見つけた。
じゃあ、石神井公園の三宝寺池前に行けば会えるかと・・
あ~ら!一輪も咲いてなくて皆細長い鞘の実になっていました。
名前の理由はこの実の時期になると解り易いです。
人が食べられないものには、イヌとかカラスとつくものが多い。
食べられない小さな種子で、この鞘の中に黒いゴマに似たものが
たくさん入つているので、この名がある。
花の真ん中がもう、実になっている姿だった。
直径2,5~3,5センチの果実には小さな種子がたくさん入っている。
花は葉の裏に隠れていることが多いので、ひっくり返して探して見てね。
葉腋から咲く黄色い花の直径は1,5~1,8センチ。
5本の長い仮雄しべの根元に、短い雄しべがある。
草丈は30~60センチ。
ざ
葉の裏面には小さな毛がたくさん生えていて、
ビロードの手触りがある。