熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

ニコン東京大撮影会・・・チャーミングな乙女の笑顔に魅せられて

2005年10月02日 | 生活随想・趣味
   今日は、素晴しく良い天気で、10月の東京としては暑かった。
   朝から、横浜の遊園地「こどもの国」で、恒例のニコンの撮影会があったので出かけた。
   毎年ではないが、イギリスから帰国してからだから、結構出かけている。
   私の写真歴は、学生の頃、京都や奈良の古寺を写し始めた頃からだから結構古いが、特に勉強したわけではなく、我流でやってきたので未だに上手にはならない。

   私の写真は、主に旅の写真で、オランダのキュウケンホフのチュウリップ公園に通い始めてからは、マクロ・レンズを使って花の写真の撮影が加わった。
   人物写真は、家族の写真が大半で、海外旅行となると急に写真の量が多くなる。
   とにかく、ブラジル、アメリカ、ヨーロッパ、それから海外出張時のあっちこっちの写真を加えれば膨大な量になり、整理がつかなくてそのままになっている。
   スキャナーで、古いネガをスキャンし始めたが、今の機械の精度では時間がかかりすぎて埒が明かない。
それに、古いネガは、可なり変色していて、そのままでは使い物にはならない。
   スキャナーが、もう少し良くなれば、暇を見て写真の整理をして、世界旅の思い出を記録に残して置きたいと思っている。

   さて、ニコンの撮影会。久しぶりに、埃を被っていた銀塩カメラNIKON F100を引っ張り出して望遠ズームレンズF2.8 80-200mmを着けて出かけたが、デジカメ一眼レフ大流行の筈だが、意外に参加者の多くは、銀塩カメラを使っている人が多かった。拘ると、デジカメでは、まだ、満足出来ないのであろう。
   参加者の大半は、50歳代以降の熟年層で、今回は、若者や婦人のアマチュアカメラマンが少なかった。
   若いピチピチとしたモデルさんの動作やポーズに着いて行けなくて、「スロウ、スロウ」と叫んでいた老人がいた。
   決定的瞬間を写したと思って喜んでいたら、現像してみたら、総てタイミングがワンテンポずれていて、目を瞑っていたり、ぶれていたり、そんな経験をしているのであろう。

   私は、京都や東京の六本木、乃木坂等で有名な映画俳優に何度か会っているし、飛行機であのエマニュエル夫人にも会ったが、映画で見るほどビックリする美人だと思ったことがない。(ダイアナ妃だけは別で、とにかく、美しかった。)
   今日のモデルさんたちも、美人であることには違いないが、普段の姿で見れば、恐らくそれ程ビックリはしないと思う。
   しかし、ポーズを取ってレンズの前に現れると、素晴しく美しい表情をする。実にチャーミングなのである。
   元々美しいのであろうが、やはり、プロはプロ、流石であると思う。

   それに、私が感心するのは、やはりプロの先生方の技術の差と言うか、撮影のヒント等を教示されてレンズを覗いて見るととそれなりに写真になると言うことである。
   何の変哲もない公園の木々や花、池の水面、草生した坂道、錆びた遊具、とにかく、先生方がモデルにポーズを取らせると、総てが絵になるのである。
   我々が、子供達を立たせて移すと全く様にならない素人記念写真しか写せない舞台が急に生き返る、不思議である。
   先生に「アップ、アップ、もっと近づいて」と言われて、モデルの顔との距離が僅か数10センチ、ワイド・レンズで近づくと大変な迫力、とにかく、色々な勉強をさせてくれる。
   
   ところで撮影会だが、自分の好きな特定の先生の後ろについて回るのが本来であろうが、私は、特にそんな高尚な所まで行っていないので、先生方の所を渡り歩いて、チャーミングなモデルさんのいる所で沈没、そこで、何枚も写す事になる。
   確かに、デジカメで、同時に撮った写真を見ると、同じモデルの写真ばかりが多すぎる。
   とにかく一枚でも気に入った写真が取れていたら良いと思って矢鱈にシャッターを切っている、そんなところであろうか。
今日は汗まみれになって帰って来た。
コメント
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