4歳の孫を連れて、ディズニー映画の「アーロと少年」を見に行った。
この映画は、「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」を制作したスティーブ・ジョブズのピクサー映画で、実写のような凄いCG映画で、実に、美しくて楽しい。
鎌倉には映画館がないので、いつも行くのは、辻堂の109シネマズ湘南なのだが、ドラえもんと重なっていて、子供たちで、満員の盛況であった。
この映画の舞台は、太古の地球で、言葉を持つ恐竜と、いまだ言葉を持たない人間、すなわち、プロントザウルスに似た恐竜の子供アーロと、まだ四足歩行が得意な人間の子供スポットの友情物語で、何となく、ETを思い出す感動的な映画である。
この映画の面白いところは、人間だけが言葉を持たないキャラクターにして、ほかの動物に言葉を持たせて、喋らせて話を進めていることで、安田 成美など、アーロの家族の方に声優が登場して、人間の方は、雄たけびをするだけである。
弱虫で甘えん坊のアーロは父と大嵐にあって、激しい濁流に飲まれて最愛の父親は亡くなり、アーロは川に流されて見知らぬ土地で目覚めて孤児になる。アーロを救ってくれたのは、貯蔵庫の食料を盗んで食べていた人間の少年スポットで、アーロを小さい体で一生懸命に守ってくれる。最初は、敵だと思って反発しながらも、アーロは、少しずつスポットに心を開いて親しくなって行き、ふたりは、アーロの家を目指して冒険の旅を始める。ふたりの前には想像を絶するような大自然の脅威や敵が待ち受けていたが、力を合わせて困難を乗り越えていく内に、アーロとスポットは、切っても切れない兄弟のような深い友情に結ばれて行く。しかし、ふたりは怪鳥に襲われて、スポットが誘拐されてしまったので、アーロは、決死の覚悟で救出に向かう。窮地を脱して旅を続けて行くうちに、スポットが、父母や姉弟に出合って、別れを惜しむのを制して、アーロは、旅を続けて、やがて、家に辿りつく。
激しい動物たちの殺戮の戦いや大洪水や大嵐など想像を絶するような自然災害に翻弄されるなどダイナミックな描写に加えて、素晴らしく美しい山々や広大かつ雄大な大自然が織りなす目の覚めるように華麗な光景など、画像の魅力的な凄さは、特筆ものである。
このファンタジック・アドベンチャーの描き出す壮大な世界、目の覚めるような美しさと、実に滋味深い感動的なストーリー展開は、正に、ディズニー映画の独壇場であろう。
先に、山田洋次監督の「家族はつらいよ」のレビューで、山田監督の話も加えて、家族の話に触れたが、この映画も、主題は、家族で、アーロと少年が、初めて、心を通わせて、語るシーンは、まず、アーロが、地面に、家族の数だけの木の小枝を立てて並べて、廻りにサークルを描いて家族だと示して、スポットも、同じく、3本の小枝を並べて、大きな小枝を2本倒して土を被せる。
両親が亡くなったのかいないと言う意味であろうか、それを見て、アーロも一番大きな小枝を倒して土を被せて父の死を示すのだが、この後、心を通わせたアーロとスポットは、アーロの家を目指して旅立つ。
故郷に向かって旅立つ、家族への再会を目指しての旅をテーマにして、言葉の通じない恐竜と少年のほのぼのとした友情を歌い上げたのがこの映画なのである。
友情であったり、家族愛であったり、そして、美しくも素晴らしい男女の愛であったり、必ずと言って良いほど、愛をテーマにした映画を描いているディズニー映画は、いくつになっても、感動しながら鑑賞させてもらっている。
私のディズニー映画の出会いは、小中学生の時に、宝塚の宝塚大劇場で見続けていた団体鑑賞でのシンデレラや地球は生きているなどの多くのディズニー映画であった。
この映画は、「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」を制作したスティーブ・ジョブズのピクサー映画で、実写のような凄いCG映画で、実に、美しくて楽しい。
鎌倉には映画館がないので、いつも行くのは、辻堂の109シネマズ湘南なのだが、ドラえもんと重なっていて、子供たちで、満員の盛況であった。
この映画の舞台は、太古の地球で、言葉を持つ恐竜と、いまだ言葉を持たない人間、すなわち、プロントザウルスに似た恐竜の子供アーロと、まだ四足歩行が得意な人間の子供スポットの友情物語で、何となく、ETを思い出す感動的な映画である。
この映画の面白いところは、人間だけが言葉を持たないキャラクターにして、ほかの動物に言葉を持たせて、喋らせて話を進めていることで、安田 成美など、アーロの家族の方に声優が登場して、人間の方は、雄たけびをするだけである。
弱虫で甘えん坊のアーロは父と大嵐にあって、激しい濁流に飲まれて最愛の父親は亡くなり、アーロは川に流されて見知らぬ土地で目覚めて孤児になる。アーロを救ってくれたのは、貯蔵庫の食料を盗んで食べていた人間の少年スポットで、アーロを小さい体で一生懸命に守ってくれる。最初は、敵だと思って反発しながらも、アーロは、少しずつスポットに心を開いて親しくなって行き、ふたりは、アーロの家を目指して冒険の旅を始める。ふたりの前には想像を絶するような大自然の脅威や敵が待ち受けていたが、力を合わせて困難を乗り越えていく内に、アーロとスポットは、切っても切れない兄弟のような深い友情に結ばれて行く。しかし、ふたりは怪鳥に襲われて、スポットが誘拐されてしまったので、アーロは、決死の覚悟で救出に向かう。窮地を脱して旅を続けて行くうちに、スポットが、父母や姉弟に出合って、別れを惜しむのを制して、アーロは、旅を続けて、やがて、家に辿りつく。
激しい動物たちの殺戮の戦いや大洪水や大嵐など想像を絶するような自然災害に翻弄されるなどダイナミックな描写に加えて、素晴らしく美しい山々や広大かつ雄大な大自然が織りなす目の覚めるように華麗な光景など、画像の魅力的な凄さは、特筆ものである。
このファンタジック・アドベンチャーの描き出す壮大な世界、目の覚めるような美しさと、実に滋味深い感動的なストーリー展開は、正に、ディズニー映画の独壇場であろう。
先に、山田洋次監督の「家族はつらいよ」のレビューで、山田監督の話も加えて、家族の話に触れたが、この映画も、主題は、家族で、アーロと少年が、初めて、心を通わせて、語るシーンは、まず、アーロが、地面に、家族の数だけの木の小枝を立てて並べて、廻りにサークルを描いて家族だと示して、スポットも、同じく、3本の小枝を並べて、大きな小枝を2本倒して土を被せる。
両親が亡くなったのかいないと言う意味であろうか、それを見て、アーロも一番大きな小枝を倒して土を被せて父の死を示すのだが、この後、心を通わせたアーロとスポットは、アーロの家を目指して旅立つ。
故郷に向かって旅立つ、家族への再会を目指しての旅をテーマにして、言葉の通じない恐竜と少年のほのぼのとした友情を歌い上げたのがこの映画なのである。
友情であったり、家族愛であったり、そして、美しくも素晴らしい男女の愛であったり、必ずと言って良いほど、愛をテーマにした映画を描いているディズニー映画は、いくつになっても、感動しながら鑑賞させてもらっている。
私のディズニー映画の出会いは、小中学生の時に、宝塚の宝塚大劇場で見続けていた団体鑑賞でのシンデレラや地球は生きているなどの多くのディズニー映画であった。
