素晴らしい!「スポーツニッポン」の取り組み

今朝、新聞社の「スポーツニッポン」さんから子ども達向けに全員分、「スポニチジュニア」という号外誌がプレゼントされました。その内容が素晴らしかったのです。


1~3面で特集されているのがあの石川遼くんからのメッセージです。


「ボクと夢を追いかけよう」という見出しで書かれているメッセージには、こんな言葉が書かれています。

子どもの頃にタイガー・ウッズ選手のことを知り、あこがれていた遼くんが自分から目標を立てたのです。
「かっこよくて、今もあこがれの選手。そのタイガーが21歳で初めて勝ったのがマスターズです。だから自然とボクもマスターズで勝ちたい!って思うようになったんです。
 タイガーが21歳なら、ボクはあと1年早くって思って「20歳でマスターズ優勝」という夢を小学生の卒業文集に書きました。これはとてつもなく大きな夢です。今以上に練習しないといけないし、努力もいっぱいしないといけません。
 くやしいことも泣きたくなることもあるでしょう。でも、夢があるからがんばれるんです。
 ゴルフ以外のスポーツ、スポーツ以外の分野でも夢を持ってがんばっている人がいたら心強いなあ。それがボクより年下のみんなだったらなおさらです。ボクと一緒に夢をおいかけませんか?」

そして2面には遼くんの、あの卒業文集がそのまま掲載されています。



学級のみんなで新聞を読み、私からはこのような話をしました。

「卒業を前にして、これは僕たち6年生にとっては重大な新聞になります。2年前、石川遼くんの卒業文集のことはそれほど知られてはいませんでした。僕はいろいろなところで学校の先生達に、この遼くんの卒業文集のことを伝えてきました。
『そんなすごい作文を書いていたんだ!!!』
と誰もが驚いていました。君たちにも同じように教えてありますね。
 それから2年。とうとう日本全国の小学生に彼の「アファメーション作文」が伝わることになったわけです。」

「夢というのはできるだけ大きな夢を持つことが大事なんです。あの中学に入りたいとか、次の大会で勝ちたいとか、そんなものは小さすぎるつまらない夢です。もっともっと大きく、世界を平和にするために働きたいとか、会社の社長になってみんなのために働きたいとか、サッカーやバレーボールのワールドカップで大活躍して子ども達に夢を与えたいとか、日本中の人に読まれる小説を書くんだとか、とにかくウソでもいいから大きな夢を持つべきです。」

「夢は自分の心に秘めていてはいけません。できるだけたくさんの人に堂々と夢を伝えていくことが大事です。そうしないと夢は実現しないのです。最低でも100人の人に自分の夢を伝えることです。石川遼くんは、この新聞に自分の「夢作文(アファメーション作文)」を載せることで、日本の1億2千万人に自分の夢を伝えることになります。こうなると、遼くんの夢は遼くん一人の夢ではなくて、日本人全体の夢に成長するのです。彼の夢に自分の夢を合わせて、全力で協力してくれる人が次々と現れることでしょう。」

「そして、彼の夢へと向かう力が、多くの人たちを励まして、『よし!自分も大きな夢に向かうぞ』と、強く生きていく力を引き出してくれることでしょう。彼を模範にして、夢実現に行動していく人がたくさん現れることでしょう。
 みなさんも是非、そういう大きな夢に向かってチャレンジを始めて下さい。そのために、まずは目標を紙に書いて、いつも見えるところに貼っておくことが大事です。」



こういう話を聞いて、すぐに行動に移せる子は、間違いなく成功への道に進みます。
他人事で聞いている子は、残念ながら自分の力に気づくことが遅れます。

この道は二つのうち、どちらの道を選ぶかしかないと私は感じています。
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