ミカサ杯教育大会の江東中央ブロック予選の2日目を開催しました。
今日も大変寒い中、保護者の皆さまには応援をいただき、ありがとうございました。風邪をひかれていないでしょうか?
今日の試合も辰巳ジャンプは良いかと思えば次は最悪だったりして、大波小波の試合運びでしたが、それは致し方ないことです。練習でできていないことは試合では絶対にできないのですし、練習でできていることの70%も出せたら合格です。
レギュラーはまた来週、頑張りましょう。
実は、昨日今日と他チームの皆さんから頂いたお声の中で最も大きかったのは、1年生の二人についてでした。ものすごく目立つし、見ている人たちを魅了する何かを持っているようですよ。
「あの一生懸命な1年生たち、ああいう子は必ず伸びるよ。」
そんな声をたくさん頂きました。
ところで私は、昨夜遅くまで支部役員会に参加して、東京の「新支部編成」に向けて、第3支部としての意見をまとめる作業をしていました。
この件に関して、支部長には意見を伝えてはありますが、第3支部は何も考えていないと言われないように、ここでも私見を述べ、記録しておきたいと思います。
まず、支部編成をし直すという案が出された理由には、一点目として現状の支部では交通の便が悪い支部があるということでしょう。二点目は各支部のチーム数に偏りがあるということ。この二点が大きな理由になっていると思います。
一点目の理由については考慮すべきだと思います。
小学生の子どもたちが試合会場に移動するためには、できる限り交通の便が良い支部編成をすべきだと思います。片道が1時間以内に収まるようにと考えたら良い。その移動時間が短ければ短いほど安全に配慮した支部編成となるわけです。
今回の支部編成は、ぜひこのことを第一義として進めていただきたい。
二点目の理由の支部によるチーム数の偏りも、確かにできるだけ近い数にできれば、それに越したことはないと思います。しかし、現状から案を考えていくにつけ、地理的要素と数的要素の両方ともクリアしていけるような支部編成は考えにくいのではないでしょうか。
私は支部編成については「現状維持」または、「若干の地理的修正」をすることに賛同します。そしてチーム数の均一化は考慮しなくて良いと考えます。なぜなら、この支部編成の修正が実施される2011年時点では均一化を達成できたとしても、その後に必ずチーム数の増減が起こるからです。そしてこれからの時代はその変化が激しくなるに違いないからです。(なぜそうなるかは話が長くなるので書きません。)
地域のチームが協力して、本気で普及に努力すればチーム数は増え、逆に自分のチームのことだけを考えているようなチームが多い地域は確実にチーム数が減る。2015年に向かっておそらくそういう動向が加速化すると予見します。
チーム数は変動するものです。変動するものを基準にして物事を考えては、それに振り回されるだけです。
チーム数が少ないというならば、本気で普及をするべきなのではないでしょうか。
チーム数の増加に貢献する行動をするべきなのではないでしょうか。
それがその地域のバレーボールレベルをグッと押し上げてくれるはずなのです。
江東区はここ数年、チーム数が増えています。
私が辰巳ジャンプを立ち上げた頃は区で8チームでしたが、中央区のチームも熱心に参加してくれるようになったことも含めて、現状で12チームにまで増やすことができました。さらにまだ登録していない2チームをバックアップしながらチーム数増加に努力していくつもりです。これは江東区の指導者に共通理解された「志」だと感じています。常にチームを超えてアドバイスをしあっている。こんな練習方法を考えたといえば紹介しあっている。江東区のチームがここ数年、都大会でも顕著な成績を残しているのはそうした「底上げ」の影響も大きいと感じているのは私だけではないと思います。
日本小学生バレーボール連盟からも、今の最大の課題は「普及」であり、「チーム数」や「選手」の増加であると言われています。新しい支部編成は、ぜひこの「普及精神」を土台にした考え方に基づいた話し合いがなされることを期待しています。
以上、大変に偉そうなことを書いてきましたが、あくまでも私見であり、支部の公式見解ではありませんので、様々なご意見・反論はあるかと思いますが、コメント欄での論議には応ずることはしないつもりです。