ミカサ杯教育大会 江東中央ブロック 順位決定戦

チームのかじ取りはなかなか難しく、良い時もあれば悪い時もあります。
今日は私の中でもまあまあなかじ取りができたかなと思っています。

辰巳ジャンプは復活のきざし!
3年生主体のチームとしては、江東中央ブロックを勝ち抜き、「支部決勝大会」に進むことを目標にして進んできました。その目標を子どもたちは達成してくれました!

支部決勝に進むためのひとつの壁になっていたチームに、なんとなんとフルセットの24-22で勝ち、その瞬間、二人は号泣していました。一人は帰りの車の中でも、
「今日は支部決勝に出るという目標を達成して本当に良かったよ。私嬉しくて泣いちゃった。」
と、しみじみ独り言を言っていました。

支部決勝の組み合わせが決まったので、予選の順位を発表します。

①三大 ②二砂 ③三砂 ④ジュニアファイターズ ⑤東雲 ⑥ブルーライトニング
⑦大島中央 ⑧辰巳 ⑨数矢 ⑩枝川 ⑪中央スポーツ少年団


支部決勝の相手は「小岩」「ジュニアファイターズ」「鹿骨」です。
会場は江戸川区立松本小学校です。


今日の試合では、勝たせてあげるために私がいろいろとやっていたのですが、見ていてもあまり分からなかったことでしょう。ひとつだけ書きましょう。これは子育てや学級経営にも役立ちますから参考にしてください。


☆「自己評価」をさせる☆

大人は子どもに対して、「あーしろ、こーしろ」と口うるさく指示しますね。これによって何が起こるかというと、受け身人間を育てることにつながります。子どもたちが自分では判断できなくなるように、大人がせっせと育てていることになります。
今日、私がやっていたことは、子どもたちに自分自身のことを「客観化」させていたのです。

「練習でやっていること以上のことを試合でできることはないよ。だから自分が練習の時にできていることが今日の試合でもできているかどうかを、A・B・Cで評価してもらうからね。」

この問いかけが、子どもたち個々の中に「自主目標」を立てさせます。子ども自身の頭の中に「成功イメージ」「ポジティブイメージ」が常にありますから、周りの評価をあまり気にしなくなるはずです。たとえサービスエースを取り続けていても、「いつもの自分なら、もっと強いサーブを打てるはず!」という自己評価をして、さらに高いレベルでバレーをしたくなってくる指導方法です。自ら学び、自ら判断する能力を高める指導法です。

この自己評価活動を“絶妙のタイミング”でやらせるのが大事なポイントです。

井上の企業秘密はこのくらいにしておきます。


さあ!いよいよこのチームで初めての支部決勝です。これまでとは違った緊迫感の高い空気を子どもたちが肌で感じ取ってくれたらOKです。

保護者の皆さんは、他のチームの保護者会がどんなふうに子どもたちを支援しているか、ぜひ参考にしてください。
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